2008年12月16日火曜日

生キャラメルでも食べながら

我が家で最近ウケているのは、“生キャラメル”

初めて食べたその食感は随分と滑らかな舌触りで、ついつい癖
になってしまった。

製造元、北海道花畑牧場の牧場主はタレントの田中義剛さん。
牧場経営をするという夢を実現するために芸能活動をしながら
資金を蓄え、実際に”生キャラメル”というヒット商品を生み出す
までの事業に育てた起業家である。

特に農業はいろいろな規制もあり、国内でイチから始めることは
至難の技であるから、逆境を克服する連続だったことだろう。
研究を重ねた本物志向の商品とブランドを確立したことでさらに
付加価値がついた。

事業開始から十余年を経て、まだまだ借金もあるだろうし、成功し
たと安心できないかもしれない。

しかし市場や産業の中にある歪みや消費者の潜在ニーズを探り
当て、ニッチな分野でブランドを築いたという事実は輝いている。
事業家として大いに勉強になる。

ベンチャーが存在価値を発揮するには、薄利多売よりも、ニッチな
高付加価値サービスを追及するほうが向いていると感じる。

今は事業の現状維持をするにも絶えず改善が必要で、伸ばしてい
くには更なる革新が不可欠だと思う。ついつい既成概念や経験に
囚われてしまうが、この環境下であるからこそ、足元だけを見てな
いで、10年超の長期的視点を持ち続けていきたい。

ヒントは日常の何気ない会話や出来事の中にも隠れている。

休日にはブラックコーヒーを飲みながら生キャラメルを戴いて、
次なる大きな戦略を構想してみよう。

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2008年12月9日火曜日

スキーサークルと組織

先日、所属していた大学のスキーサークルのOB会に出席した。
一応40年以上の歴史があり、年齢幅は還暦を迎えた大先輩から、
下は平成生まれの大学1年生まで、数十人の現役OBが集まった。

歴史があるとはいえ、若者の志向の多様化とスキー人気の陰りで、
ここ数年は新入部員の勧誘に苦労していたようだ。

サークルと言っても夏はトレーニング中心。スキーは結構お金が
かかるためバイトもしないと乗り切れない。それに3年次の就職活動
を考えると腰が引けて踏み込めない人もいるだろう。

クラブ存亡の危機を心配していたが、嬉しいことに1年生を中心に
部員が結構増えていた。細かい工夫を沢山して、クラブの歴史を
繋いでくれた。思わず現役部長の手を取って「ありがとう!」と言って
しまった。みんな可愛い後輩たちだった。

やはり適正な部員数の確保と維持は、企業の組織活性とも通じる
ところがある。昨今の経済情勢の中、人を減らして不況を乗り切ろう
としている企業は多いが、これは対処療法だと思う。

事業を永く継続するには常に新しいアイディアと行動する若さが必要
なのではないだろうか。

新しいメンバーは、組織に新風を吹き込む役割となる。伸びる会社は
何れ採用を活発化するだろう。“何れ“がどれくらい先なのかが問題だ。

王道は新卒採用と、その育成だと思うが、途中から入っても役割を
理解してもらえれば働く仲間として十分活躍できる可能性はあるだろう。
大切なことは早期に馴染ませるために、組織の考え即ち理念を刷り込む
かどうか。

そのための対話を省いてはいけないと思う。
あとはベクトルを合わせて全員で目標に向かって走るのみ。

学生サークルも色々な考えで入ってくる部員が多かったため、 部内の
考えをすり合わせるため、遅くまで真面目に飲んだものだ。
やる気があるか、ないか、常に確認を怠らない、組織運営 の原点である。
やり方は今とそれほど大きくは変わらないかもしれない。

最近、スキー用品のメッカ“御茶ノ水”に行った時、学生時代に取引をし
ていた、今は無き○○○スポーツの本社ビル1Fはコンビニに変わっていた。

確かにスキーショップの数は減ったかもしれないが、依然として売ってい
る店はある。

消費はゼロにはならないのだ。
今は顧客の声を細かく拾って繋いでいこう。


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2008年12月1日月曜日

ザ・チョイス

いよいよ師走。2008年の最終月に突入した。
一年を気持ちよく終われるかどうかは、今月にかかっている。
世の中的に試練の真っ只中にある会社も多いとは思うが、
今こそガンバリ時だ。

ここで問題解決能力が問われるのだ、と気負って考えてはみるが、
現状を打破することは簡単ではない。直観力が足りない、想像力が
足りない、といった焦る気持ちを落ち着かせ、先ずは何らかの糸口
を見つけたいと思い、ブレークスルーへのキーワードを書き出してみる。 

「改善」「選択と集中」「ニッチ」「変化への対応」「顧客中心」「夢」「忍」・・・・

行き当たった言葉は「共生」
今こそ、ゼロサムゲームで奪い合う世界からのパラダイムシフトが必要
なのではないだろうか、という理想のような仮説。

果たしてビジネスで両者両得、皆ハッピーなどという図式は成り立つのか。
そう単純ではないはず・・・問題は複雑なのだ。と考えてしまいがちだが、
そうでもないらしい。

さてここで、
最近読んだ「ザ・チョイス」(副題は「複雑さに惑わされるな!」ダイヤモンド社)
から得たことをお話させていただく。

ビジネスを行う両者に利益をもたらすにはある変化を取り入れる必要がある。
つまり、ビジネスのやり方をちょっと変える必要があるようだ。

しかし、それを阻害する3つの要素があるという。

1:現実が複雑だと考えてしまう
2:ビジネスで対立は当たり前だと考えてしまう
3:人には他人を責める習性があること

注目したいのは、
「いかなる関係においても、双方の利益につながる変化が存在する、
という考えをもってスタートすべき」  というアプローチ方法だ。

WIN-WINへ向かう変化が必ず存在すると信じて取り組むべきという
ことを教えてくれる。

確かに他人を責めたら、その瞬間動きが止まる。
最善への道は遠のいてしまうことが常である。

お互いのWIN-WINを考えた時、結局は相手の利益を優先することが
自らの利益となっていつか帰ってくるものなのだ。

どんな関係でも、相手への敬意と思いやりを持って行動していきたい。
それが脱皮への王道と信じよう。

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2008年11月25日火曜日

全員でゴールを狙う。

少人数のプロフェッショナルな組織を作るには、チーム競技から
参考になることもあるだろう。チームスポーツ競技では、
ペアを除いてほとんどが以下人数の範囲に収まる。

5人:バスケットボール
6人:バレーボール、アイスホッケー
7人:ハンドボール、水球、
8人:シンクロナイズドスイミング団体
9人:野球、フィールドホッケー
10人:箱根駅伝
11人:サッカー
12人:ラクロス女子
15人:ラグビー        (13人と14人は思いつかないが。)

高校時代はバスケット部に所属していたが、試合にスタメンで出る
のは5人。レギュラー争いの厳しいスポーツだった。

コーチに繰り返し言われたのは、
「ボールを持ったら必ずゴールを見る」ということ。

バスケは人数が少ないだけに、皆それぞれがシュートを打たない
と攻撃パターンが単調になり守られやすい。全員がゴールできる
技術があることが理想だ。しかし全員が同じレベルではないので、
ポイントゲッターにつなぐパターンを作る。

野球であればクリーンアップであり、サッカーであれば点取り屋の
FWであるが、そこにつなぐメンバーが必要になる。華やかなポイ
ントゲットの影にはバイプレーヤー(脇役)とも言える存在がある。
どちらも結果を出すために必要不可欠な役割である。

事業を行う組織の中でも役割がある。

考え判断する人、コツコツ作業して体制を整わせる人、
フロントで顧客をゲットする人。そして結果をまとめる人。

どの役目も必ず通らなければならない大事な過程を担っている。
大切なことは、それぞれの役割のメンバーに対し組織の中で重要
な役割をしているという自覚を持ってもらい、最大限のパフォーマン
スを挙げてもらうことだろう。

仕事の技術は訓練の時間とともにある程度上がっていくが、働く人
の意識(モチベーション)ばかりは状況によって上がったり下がった
りするようだ。

今のような経済的に難しい局面にあるときこそ、メンバーの意識を
高く保つための工夫が必要だと感じる。

一度組織で戦い始めると、一人では何も出来ないものだ。
チームで戦う以上、チーム力をつけて成果を分かち合いたい。

会社でもひとつの部署は5人から15人がほとんどだと思う。

楽しくなければメンバーのやる気は盛り上がらない。
そして最終的には勝たなきゃ面白くない。

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2008年11月20日木曜日

変化こそチャンス

空気の澄んだ晴れた朝は、オフィスの窓から雪帽子を被った
富士山がくっきりと見え、気持ちの良い一日の始まりとなります。

富士山は昼間気温の上昇とともに靄に隠れてしまいますが、
再び夕焼けの中にぽっかりと浮かび上がってきます。この
薄暮時、ライトアップされた東京タワーと並んで「感動一枚の絵」
が出来上がります。

でもその瞬間はほんの十数分ほど。
その後富士山は夜の闇の中へと消えて行きます。

ずっと外を眺めているほど暇なわけではありませんが、
デスクから見える景色が、一日の中で劇的に変化することを
実感しています。

今、世の中は景気・経済の大きな変化に戸惑っています。

しかし、外からの変化があった時こそ、自己に変革を呼び
起こす時ではないかと思っています。

Change(変化)はChance(好機)と一字違い。
Challenge(挑戦)とも似ていますね。

また最高の景色が見られる「晴れた日」を楽しみに、
日々頑張っていこうと思います。

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2008年11月11日火曜日

マトリクス勉強法

最近、竹中平蔵氏の著書「マトリクス勉強法」(幻冬舎)を読んだ。

小泉内閣の構造改革推進に貢献したエリート経済学者と思っていたが、
銀行マンから大学教授になり、政府の経済政策に関する知恵袋として
活躍した氏の生き様は、やはり努力の人だった。意外にも平凡な幼年
期を過ごされたようだが、良い先生との出会いで勉強の面白さに惹かれ、
その後経済学を志していったという。

そのマトリクス勉強法とは・・・
まず勉強には“天井のある勉強”と“天井のない勉強”がある。

天井とは資格試験のように短期的な達成ゴールのあることで、
天井がないとは奥が深く何処まで行っても勉強の終わりの無いこと。

一方勉強の質として、
仕事の武器になる知識や技術を得るための「人生を戦うための勉強」と、
人と人を結びつける「人間力を鍛えるための勉強」がある。

天井のある無しを横軸に、仕事の武器か人間力かを縦軸にすると
所謂マトリクスができる。

(左上)天井のある「人生を戦うための勉強」
→ 簿記、税理士資格、TOEICなど
(右上)天井のない「人生を戦うための勉強」
→ 経済学、物理学 など
(左下)天井のある「人間力を鍛えるための勉強」
→ ライセンスなどを取る趣味の勉強
(右下)天井のない「人間力を鍛えるための勉強」
→ 教養をつける人生勉強

勉強というと、受験勉強や直近目的の試験勉強を想像してしまうが、
人生を有意義に生きていくためには、色々な事に興味を持ち、
”これだ”と思える分野の勉強を続ける事が大切だ。

仕事でも生活でも、目の前の課題をクリアするには、自分のレベルを
上げていけばよいのだ、と改めて思う。

尊敬する税理士の先生が以前言ったことを思い出した。

「勉強は裏切らない」 
学ぶことは全て自分に還って来るのだ。

「もっと若い頃勉強すれば良かった」と後悔しがちだが、
今からでも遅くは無い。自分に何が足りていないのか、

まずは考えてみよう。
勉強したいことが見つかればしめたもの。

“自分が変れば、世界が変る”

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2008年11月4日火曜日

大統領誕生

アメリカ大統領選挙は、いよいよ日本時間の11月5日に結末を迎える。
オバマかマケインか。第44代の米国大統領誕生の瞬間である。

しかし、予備選も含めた選挙活動期間の長いこと長いこと。
さすが民主主義国家と思いたいが、大統領選挙活動全体では
5億ドル(500億円)もの莫大な経費がかかっている事を考えると
「リッチな、いかにもアメリカ的大行事」としか言いようが無い。
これも景気の押し上げ策なのだろうか・・・

アメリカ人は本当にリッチなのかといえば、実際は借金に依存している。
国民の多くは住宅ローンやクレジットカードの残債で資産がマイナスだ
という。今回の金融引き締めで国民は益々ピンチだ。選挙という祭の後
の現実は恐ろしい。新大統領がどのような手腕を発揮して経済を立て
直すのか注目したい。ただしアメリカ政府は打つ手が早いので、楽観的
希望であるが、意外に早期回復が期待できるかもしれない。

さて、冬将軍到来を前に日本の景気はどうなるのか。
クリスマス商戦も近づいて来るが、日本人はこんな時に財布の紐を堅く
するから小売業界も戦々恐々としているだろう。早めに寒くなれば冬物
が売れて安堵するのだが、消費者は賢いからバーゲンにならないと
手を出さないかもしれない。そんなご時世である。

不景気の中、旅行業界では『安近短』がキーワードだというが、外食・食
品産業では『安安安』とか『AAA』(安い 安全 安心)だろうか。グローバル
経済が生んだ食品安全問題はまだまだ先がありそうだ。

消費する国と生産する国。
結局、世界の経済がグローバル化したことで、どこかで起こった出来事
は必ずこちら側の身にも波及するという時代になったのだ。世の中で
起こっている事象から何を学び、準備するかが大切だ。

マスではスケールメリットに勝ち目はない。ベンチャーとしてはニッチで
ハイタッチなサービスを追及するのみである。今は沢山売る事よりも、
丁寧に顧客の信頼を積み上げておきたい。顧客の成長と共に歩める
ビジネスを目指していこう。

“大統領のように働き、王様のように遊ぶ。” そんな理想を描きつつ。


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2008年10月21日火曜日

マネジメント



先日、1年ぶりにゴルフをしました。諸々の事情で、しばらく遠ざか

っていたのですが、久々のゴルフコンペ参加です。同伴者にご迷惑

までは掛けなかったとは思いますが、ドライバーがほとんど芯に当

たらず、かつての飛ばし屋もあまり見せ場のない結果に終わりました。

練習不足はさることながら、自身の調子に応じた“コースマネジメント”

を行い、スコアメイクにこだわるべきでした。コースをマネジメントする

ことは、ゴルフの腕前以上に逸る気持ちを抑える冷静さが必要だと

思います。「~たら、~れば」は幻想でしかありません。


ゴルフといえば、今回の日本オープンでは、片山晋吾プロが通算25

勝目を飾り、史上7人目となる永久シード入りとなったわけですが、

勝因は卓越した技術だけでなく、精神力を柱にした「セルフマネジ

メント力」の勝利ではなかったでしょうか。ドライバーを持たずにラウ

ンドしたことは、所謂「リスクマネジメント」であると思います。


人材紹介の現場でも求める人材についてお聞きすると、「マネジメ

ントができる人」という要件が少なからず登場します。それだけマネ

ジメント力のある人材が組織に少ないということと、マネジメント力

は一朝一夕にはレベルアップしないということだと思います。

『マネジメント』とは、どの組織においても永遠の課題です。
部下に対するマネジメントだけでなく、顧客に対するマネジメントも

あり得ます。場合によっては上司をマネジメントすることも必要と

なるでしょう。


基本は適切なコミュニケーション。
マネジメントの本も沢山出ていますが、

「和」を重んじる日本人ならではのマネジメント力を磨いていきたい

ものです。相手の立場に立つ。思いやりを持つ。


相手の力を出させる(利用する)ことが目的成就の早道だと思います。

もっとも自分自身に対するマネジメント、すなわち自制心が組織人

として生きていく基本となるのは言うまでもありません。



2008年10月14日火曜日

選択のとき

高一になる娘が進路選択のため、理系か文系かを選ぶ時期に来ている。

将来なりたい職業から入りたい学部を意識して、理系文系を選ぶよう
指導されているとの事で、昔に比べたら学校も親切になったと感じるが、
そもそもなりたい職業が決まっていない状態だからすんなりは選べない。

高一にしてなりたい職業が明確になっている子がどれくらいいるのだろう。

自分の過去を振り返れば、物理・化学が苦手だったので文系にしたような
ものだった。また、なりたい職業といえば、高校時代はロッキード事件など
新聞を賑わす事件もあり、漠然と新聞記者になれればいいなという観点で
法律・政治・経済の学部を志向した結果、法学部に入り特許法のゼミで
微かに勉強した記憶があるが、法律を操る職業には未だ就いていない。

はっきり申し上げて法律的難解な文章を読むのは苦痛である。

では、今だったら何の勉強をしたいかといえば、やはり今の仕事に必要な
分野だろうか。人間を探求するための行動心理学や、国際コミュニケーシ
ョン文化など、また経営力を高めるためのマーケティング論、統計学そし
てファイナンスあたりか。もちろん英語も勉強したいが使う場面が少ないの
で、今はそれほど強い動機付けにはなっていない。


やはり「必要」は発明の母であると同様、「行動」の源泉である。

何事も強い動機をもって進むことが成功への道だという。目標達成意欲は
前進する原動力(動機付け)になる。

しかしゴールへ向かう道は一本ではない。

一直線に進むよりも多少回り道をしているほうが、到達した時の達成感は
大きいだろうし、他の道も見てきただけに次なる目標設定には選択の判断
材料が増えるから決して無駄ではないことになる。

何れにしても、
組織や顧客そして時代が求めているのは”プロフェッショナル”である。

得意分野が1本柱だと不安だが、3本柱くらい作っておけば時代が変化した
時もどこかで必要とされるだろう。

1本目を作るために見通しが悪くなったら、平行して2本目を作ればいい。

1本目を作るチャンスは必ずまた来ると信じ よう。後から考えると全ては
良い方向に進んだと思える日が来るものだ。

自分の選択は最終的には失敗がない、と楽観的に考えよう。


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2008年10月7日火曜日

デ ジャヴ (既視感)

“世界同時株安”
金融市場が大変な事になっている。

だが、この言葉 何度耳にした事だろう。
リアルタイムで体感した中では1987年10月の「ブラックマンデー」
が最初だった。

ニューヨーク株式30種平均が前週末より508ドル下がり下落率
は22%以上になった。ドル金利の上昇予測と株式のプログラム売り
が自動的に加速したことから下落が大きくなったという。

金融市場とその運用がハイテク化するたびに一定期間は市場が
活況となり、そこに綻びができて破綻するという構図は幾度も見て
きた気がする。

株価の下落によって失われたキャッシュはいったいどこへ行って
しまったのだろう。レバレッジを利かせたマネーゲームは素人には
本当に怖い。

さて話変わって、
最近オフィスで昔のロックバンド“ジャーニー”のCDを聞いていて
「オープンアームズ」という曲になったとき、メンバーの1人が
「あっ、これ海猿ですね」と言った。確かに2004年公開の映画「海猿」
第1作目からのテーマ曲なのだが、実際は81年のリリースで僕の
学生時代の名曲である。

95年にマライヤキャリーがカバーして注目され、ジャーニー自身も
96年に再結成されてリバイバルヒットとなった。
そして「海猿」によって三度目の脚光を浴びたのである。

81年以降は景気が良くなりバブルへ向かい、そしてブラックマンデー。
96年からは日本版ビッグバンに伴う金融再構築。そして04年当時は
景気もかなり良かったはずだが、その4年後には今回の金融恐慌の
予感。 デジャヴ・・・だろうか。

永遠のラブソングが10年おきにリバイバルヒットするがごとく、金融
市場の拡大と収縮の歴史も繰り返すのだ。
(無理やりのこじつけと思うかどうかは、皆さんの判断にお任せする)

だが、繰り返している事で学習効果も上がっているから、対処する方法
は見つかるはずだ。上から見れば螺旋のように同じ場所をぐるぐると
回っているようだが、角度を横からに変えれば確実に上昇して良く
なっていくのが世の中の仕組みだと信じたい。

こじ付けついでに、81年と96年はジャイアンツが優勝している年である。
ジャーニーの曲がヒットしていれば、今年も優勝するはずだ・・・。


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2008年10月1日水曜日

ピンクの東京タワー


珍しい ピンクの東京タワー

「ピンクリボン運動」なるもので、

世界中の有名な 建造物をピンク

にライトアップするらしい。

なんでも乳がん撲滅運動とのこと。
ウチの母も乳がんだったなー。


10月1日 18時00分 の風景でした。







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2008年9月16日火曜日

9月の風景


向こう側から見れば

米大手証券リーマンブラザーズの破綻、
メリルリンチの身売り、AIGの資金ショート。
この3連休に衝撃的なニュースが幾つか飛び込んできた。
当然株価は全面安・・・。

日米は、アメリカがクシャミをすれば日本が風邪を引くという関係で
あるから、大変な状況に陥った。金融・不動産・経済に関わる全て
の人に何らかの影響が及ぶだろう。今後に注目し、備えなければ。

業務停止命令が下ったリーマンの日本法人と言えば、またもや
六本木ヒルズの会社であるが、六本木ヒルズは弊社オフィスから
見ると東京タワーの陰に隠れて半分しか見えない。

話は変わって、REXからはその東京タワーが足元から頂点までバッチリ
見えるので、毎朝、毎夕の景色を楽しませていただいている。

では我々が入居しているビルは東京タワーからどう見えるのだろうかと思い、
この休みの日、10数年ぶりに展望台に上がってみたのである。

連休だけあって流石に混んでおり、エレベーターを待つこと10分以上。
子供と一緒に150メートル地点の大展望台まで上がった。

相変わらず眺望は素晴らしいが決して高いと感じない。
高層ビルが密集する汐留の先や霞が関の先が見えない。
実際4~50階建てくらいのビルの高さだろうか。
東京タワー(展望台)はとうに高さの点で圧倒的では無くなっているのだ。

たしかに250メートルある特別展望台へのエレベーターは長蛇の列だった。
高さを感じたい人は物足りず更に上へと上りたいのだろう。

地上デジタル放送の全面移行を前に、もう高くは無い東京タワーの今後も
気になるが、それでも完成から今年で満50年を迎えるこの塔は、360度の
パノラマで大都市の発展を再確認できるTokyoの象徴である。

ライトアップされたその景観は他を圧倒する。

さて、展望台の南側に行くと、弊社が入るビルも直ぐに見つかった。
予想はしていたが、結構小さかった。さらに我が事務所の位置は米粒
くらいである。

改めて向こう側から見た時の小ささを実感したわけだが、
それを謙虚に受け止め、一歩づつ上を目指して行きたい。

確実に東京の一部として存在していることを確認できたことは良かった
と思う。

トウキョウタワーも今度はトレーニングも兼ねて階段から徒歩で上って
みよう。 社内行事にしたら嫌がられるだろうか・・・


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2008年9月2日火曜日

夏の終わりに思う

夏の終わりには力尽きて道端に落ちているセミをよく見かけます。

9月にはなりましたが、家の近くでは、
まだまだアブラゼミが暑苦しくミンミン・ギャンギャンと鳴いています。

今朝通勤途中、久々にツクツクボウシの鳴き声を聞きました。
鳴きがうるさいアブラゼミに対して、ツクツクボウシは独特な
リズム感で、その存在をアピールしています。

子供の頃は蝉取りをするのが結構好きで、夏は長い竿の虫取りアミを
持って遊びに行ったものです。当時は、最近都会で見ないニイニイゼミ
や少し大きなミンミンゼミなどもいて、ヒグラシの物悲しい鳴き声など
を聞くと、もう秋なのかな、と思ったものでした。

セミは2~3週間くらいの短い命と言われていますが、これは地上に
出てからの話で、地中には7年くらい居るらしいですね。2週間という
一瞬の為にその7年間があると考えてしまうと、気が遠くなりそうです。

人の寿命も80年くらいありますが、世間から注目されて輝いて見える
のは、ほんのちょっとの期間かもしれない、なんて思ってしまいました。

この夏は、4年に一度のオリンピックに向け一瞬の輝きを目指して、
ひたすら努力してきた沢山のアスリートの姿を見て感動しました。

輝いた人、輝ききれなかった人、
それぞれのオリンピックが終わりました。

でも人は世間からキラキラと輝いて見られたその後の人生もかなり
長いのだ、という点でセミとは違います。山あり谷ありが人間の面白
いところでしょう。

今年は原料高、金融締め付け、不動産不況そして政局不安などが
重なり、世の中的にも秋風というよりも、冬将軍が一気に来てしまった
状況ですが、そんな環境でも落ち着いて知恵を出し合い、自分と仲間
を信じて工夫すれば必ず乗り越えられると思います。

『 Life Must Go On !』

私達REXのメンバーも多くの方々の人生のサポーターとなれるよう、
一層努力していきます。

さて、
近々、窓から東京タワーがバッチリ見える事務所に移転いたします。
18Fからの夜景が抜群にキレイです。
よかったら遊びにいらしてください。

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2008年8月19日火曜日

BEIJING 2008

お盆も明け、晩夏の寂しさが漂う今日この頃。
皆さんの夏休みはいかが過ごされました?

この夏の旅行のキーワード、「安・近・短」に倣い、私も先週は家族5人で
房総の海に行ってまいりました。といっても海水浴はほどほどにして、
コンドミニアムの部屋では借りてきたDVDの映画や、北京オリンピックを
テレビで見たりと、リゾート地としては贅沢な過ごし方だったかもしれません。

オリンピックの競技を通じて垣間見られるアスリート達の生き様は、まさに
人生の縮図を見ているよう。数々の名言がありました。

・200Mバタフライ銅メダル 松田丈志選手 
「これが自分色のメダルです」
⇒とっさとは思えない金言です。メダルを取れる種目に変えて納得の成果
だったのでしょう。マイケル・フェルプスと争ったのですから価値あります。

・ハンマー投げ5位入賞 室伏広治選手
「4年間やってきたことが1時間で終った。凝縮された1時間でした。」
⇒4年間の努力を一瞬で計られるオリンピック。ほんの一瞬に賭ける姿に
胸を打たれます。

更に一瞬なのは100M走。ボルトは9.69秒40歩で世界を興奮させました。
あの余裕のゴールは驚きです。 レゲエを聴いて速くなったの?

一方、フェンシング、トライアスロンなど、普段は日の当たらない決して
メジャーではない競技での活躍は、競争の少ない分野で頂点を目指すと
いう、我々スモールビジネスの鉄則との共通性を感じます。

しかし、勝てば皆さんのお陰と言い、負ければ自分の責任と発言せねば
ならぬ。コンディションとの戦いや、多くの人たちの期待を背負う重圧。

本当にお疲れ様でした。

色々なドラマを見た北京オリンピックも終盤です。
日本選手では女子ソフトボールや女子サッカーに期待しています。

できれば野球も・・・。

僕らの仕事も日々納得の金メダルを取って一日を終えたいですね。

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2008年8月5日火曜日

”察知力”

スコットランドで活躍する日本サッカー界のファンタジスタ“中村俊輔選手”
の著書『察知力』を読みました。

相手より早い動き出し、そして相手の動きを瞬間的に察知してフリーキック
のコースや角度を決めることなど、体格・スピードのハンデを克服するため
に、この察知力を磨いてきたことが良くわかります。

中学3年生の時、テクニックに自信を持つあまり、周り(チーム)が求める
プレーができなかったという体験から、その後は自分が何を求められてい
るかを察知することに気を配ったといいます。

若くして日本のトップクラスで活躍してきましたが、エースポジションで
あるが故、代表選考やイタリアでの選手起用などメディアを通じて、彼の
苦悩が伝わってきていました。

しかし腐ることなく常に選ばれる選手になるために、自分に何が足りない
かを察知し、技術を追求してきたことで、スコットランドで花開いたのだ
と思います。

一方、「人材紹介の仕事で一番必要な能力は何だと思いますか?」
先日、他の人材紹介会社の若手営業の方に、こんな質問をしてみました。

するとその彼は、「僕はまだまだですが・・・察知力だと思います。」
と答えてくれたのです。

確かに、企業と候補者の間に立ち、常にアンテナを張り巡らせ危機の回避
や問題となりそうな杭を叩いておいた結果、ベストなマッチングに至った
という例が沢山あります。
と言いますか、それがなければ紹介のプロセスをコントロールすることは
事実上不可能でしょう。

あるときは企業の代理人に、あるときは候補者の代弁者となり、双方の
感情の変化を見逃さないフォローがとても重要です。

あとから考えれば、そのアプローチの仕方が、結果を左右する分水嶺
となった「行動、会話、質問、表情、姿勢」である場合が多いものです。

最後は、デジタルではマッチングできない「人の感覚」の部分が分かれ目
です。

まさに空気を読む=察知力。これは人材紹介の仕事だけでなく、人とのコミ
ュニケーションでは欠かせません。

察知力とは、回りが自分に求めることを知るのみならず、自分自身の力を
知る力であると思った次第です。


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2008年7月14日月曜日

仲介者(Mediation)

仲介、または仲介者、と言えば何の職業を想像されます?
真っ先にイメージできるのは、不動産の仲介業?
専門的な分野ではM&Aの仲介。それともお見合いの仲介者?
保険のブローカーも仲介者ですね。
そして、人材紹介も人と企業(人)を結ぶ仲介者となります。

最近は目的達成のための口利きをする仲介者など、あまり良い意味
で使われない場合もあるのですが、キリスト教の仲介者といえば
聖母マリアだということを誰かに教えてもらいました。

そう、仲介の立場はとても責任が重いのです。(こじつけか・・・)

それぞれの職業は、依頼人に必要な情報を提供し、ベストな選択を
してもらい、成約に至るプロセスをフォローしていくという点では
一致していますが、人と人を結びつける仲介というのは非常に繊細
な役割を担います。

「売り」と「買い」を取り持つ仲介は、一方が得をして、一方が損
をするという構図を作りやすいと思いますが、人材紹介においては
どちらも得(満足)をしなければ双方の満足は得られません。

時として依頼人が企業の場合、また人の場合、両方あり得ますので、
中立的に努めなければなりません。

ここで、人材紹介(仲介者)としての心得を3つ

■ 一 両者の目的の優先順位を外さない
⇒ 両者の希望全てを叶えるマッチングは不可能に近い。双方の
気持ちを汲み取り、優先順位を明確にして、ベストな落とし
ドコロの把握に努めること。

■ 一 両者の信頼を得るために誠実に尽くす
⇒ とにかく両者の喜ぶ姿を想像して最後まで責任をもって見届ける。

■ 一 失敗から必ず学ぶ
⇒ 人材紹介業界はまだ発展途上。失敗を繰り返さないためにも
失敗から学び最高のサービスを必ず創り出す。

以上、お粗末でした。

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2008年7月1日火曜日

ヒラメキを得るには

最近、企業訪問に伺うと定年延長で就業し、そのまま要職にいらっしゃる
方もお見受けする。

団塊の世代は皆さん元気だ。新橋あたりの赤提灯でもシニアが大声で
語り合っている。子供も手を離れて、第二の青春到来でしょうか。

一方30代男性は少し元気が無い人が多いようだ。

30代は仕事もプライベートも一番アクティブな時期だと思うが、ここを踏ん
張らないと豊かな老後が見え難くなる。

仕事ではキャリアの柱が築かれ、プライベートでも結婚、育児、マイホーム
購入など人生のターニングポイントとなるイベントが目白押し。
考えることは多いだろう。

最近は多様化しているので全てがステレオタイプに収まらないだろうが、
順調に行かない場合の悩みは更に深い。

まずは自分の未来を信じることですね。

僕の30代は時間が自由な外資系の営業であったので苦労は全くなかった
が、早朝から夜遅くまで会社で根つめて働く30代ビジネスマンだとすると、
ずっとストレスから抜けられないだろうなと思う。

30代子育て世代の頑張りは少子高齢化に歯止めをかける。

それだけに国も企業も子育て世代を支援して、円満な家庭生活を築きなが
らも成果の上がる仕事が出来る環境が出来ると良いと思うのだが・・・。

30代そして40代の諸兄、余裕を持とう。

新聞でも載せられていたが、在宅勤務は一つのポイントになるでしょう。

自分の時間を自由に作れる就労環境はクリエイティブな仕事に向いている
が、今やホワイトカラーの正社員全体にもしっかり考える力が無いと生き
残ってはいけない時代である。

考えられる時間と空間。とても大切。

ヒラメキを得るには、あらためて考える時間を作るというよりも、外に出たり
人に会ったり、緑を見たり、自らの動きに変化をつけることから始めてみまし
ょうか。


散歩もおススメです。
最近 腰痛で止めていたが、梅雨明けしたら再開しよう。
そろそろ凄いアイディアが出そうだ。

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2008年6月17日火曜日

HERO

やはりタイガー!
プレーオフには滅法強い。

1対1の消耗戦を19ホールの死闘の末に征し、
メジャー勝利「トリプル・グランドスラム」達成というおまけ付き。

今年の全米オープンゴルフ選手権は、まさにタイガー・ウッズWeekとなった。
タイガー、あなたこそ本物のヒーローだ。

どうしてあんな奇跡的なパットやチップインができるのだろう!?
ボールに魂が乗り移ったとしか思えない。常人とは別次元のパフォーマンスを
挙げるという、ヒーローは常識を上回る「しんじられな~い!」奇跡を起こす人
なのだ。

今、ヒーローと言えるのは誰だろう。

僕の子供の頃は長嶋さんや王さんが時代のヒーローだった。相撲の大鵬は
あまりに安定した勝ち方でワクワクはしなかったけれど、長嶋さんのプレーは
華麗でありながらも突飛で、想像以上のサプライズを提供してくれた。
まさにワクワクドキドキ。

最近日本ではイチロー以降のヒーローが見当たらない気がする。

世の中の周期は不景気になりつつあるだけに、思いを託せるヒーローが欲しい。
子供の頃は皆自分がヒーローになることを夢見ているけれど、大人になりどん
どん現実が分かってきて、主役への道が遠くなると人生を一気に諦めてしまう
ような人が出ているのはとても心配だ。

孤独感に悩んでいる若者が多いというが、自分がヒーローにならなくても誰か
をヒーローにして支えていく道だってあるのではないか。

それに、自分ではトンでもない軌跡を起こせはしないけれど、生きていること・存在
していること自体が奇跡と思えれば、ちょっとは楽になるかな?

タイガー・ウッズとて人様の子。2年前に亡くなった父アールがゴルフの手ほど
きをしてくれなければ今日の名声はあり得ない。
これはイチローも同じかもしれないが、ヒーローは人の支えにより出来るのだ。

親なくして誰もが生まれていないわけで、親を大切にできない人は自分を大切
にしない人だと思うがどうだろう?

子供にとって親は最初のヒーローだからその残像だけでも残せるよう、
お父さん達、もうちょっと頑張りましょう!


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2008年6月3日火曜日

Surprise!!(驚き)

「安心、信頼、驚き,,,,,REXの転職相談」

弊社のWEBトップにあるキャッチコピーです。
サイトリニューアルの際に若手社員I君が考えたフレーズですが、
数種類ある候補の中で、真っ先に目を引いたことから、採用しました。

我々も人と人とを結ぶ仕事ですから、出会った方には安心感を与え、
信頼を得て、より良い関係を築いていきたいと考えてはいますが、更に
一歩先を行くにはやはりサプライズ、“驚き”が必要でしょう。

予期していなかった嬉しいサービス、対応、アドバイス。
コンサルタントとして適格で、少しでも気づきを与えられるようなサポート
を全社的にしたいと思っています。

スポーツの世界でも、一発で局面を打開するビッグプレーが飛び出した
時に形勢が逆転することがありますよね。オリンピック出場をかけて戦
っているバレーボールを見ていても、サービスエースやスーパーレシーブ、
そして相手アタックを完璧なブロックで封じた時に流れが大きく変わるじゃ
ないですか。やはりムードが大事です。次は逆転する側になってほしいと
願っています。

日本人っていうのは、どうしても失敗した時のイメージに囚われ、大事な場面
で固くなってしまいがちですが、これはやはり「怖れ」からくるのでしょうね。

最近読んだ本【「三つの真実」野口嘉則著】の中に、人の行動するときの
動機には2つしかなくて「怖れ」と「愛」であるということを自覚しました。

いろいろと考えさせられます。

話はそれましたが、ビッグプレーが出来るのは日頃の鍛錬の賜物という事。
深く考えているからこそ、あるときにサプライズを起こせるのです。

問題を先送りせず、毎日を真剣に取り組んでいくことしかありません。

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2008年5月20日火曜日

明日晴れるかな

5月にしては随分と雨が降ったような気がする。
五月晴れは何日あっただろう。

このまま梅雨に突入してしまうのか・・・など物思いにふけるほど暇ではないが、
いま世の中は変化のサイクルがどんどん短くなっているのだ。
しかし、その変化への対応や順応が上手く出来ずに戸惑っている人は、結構
多いのではないだろうか。

よくある例では、
“会社の業績が激変した、職務内容が変わった、ポジションが変わった、
一緒に働く人が変った”など、職場は変化の連続である。
多くは予測しない方向へ動くのだが、その変化にどう向き合うかで自分も強く
なれ るのではないだろうか。
ちなみに私も転職は1回だが、2回の被買収体験をしている。

「不将不逆応而不蔵(将(おく)らず逆(むか)えず、応じて蔵せず)」

中国の思想家「荘子」からの引用であるが、30歳を前にして最初の会社を辞
める際に元の上司から贈られた言葉で、今では自分の信条となっている。
(ことばの意味)
・過ぎてしまった事をくよくよしない。
・先の事をあれこれ取り越し苦労しない。
・事態の変化に対応し、心に何もとどめない。

人の気持ちも変化する。
職場の仲間も家族も、気持ちは常に変化している。それを如何に素早く
キャッチして気持ちのズレを起こさないかが大事。
ここがコミュニケーション力を試される場面だ。

転職希望者の場合、様々な情報に翻弄されて、活動中の気持ちの変化は
上がったり下がったり。確かに心臓には良くない。

心の中に感じたものから衝動的に動くのは悪いことではないが、一度回りを
見回してよく考えてから、一気に行動を起こしてはどうだろう。

行動は早いほうがいいが、よく考えないと後悔する。どうせやるなら転職という
ものを、 過去を乗り越え未来を作るためにある、と信じよう。

“求めれば答えは出る”  良い過去を作るためにも、今日を精一杯生きて、
明日を気持ちよく迎えたいものである。


♪明日晴れ-るかな-♪。
これはソロの曲ですが、サザンはホントに活動休止をし続けるのでしょうか?


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2008年5月7日水曜日

任せる

このGW中、同じマンションに越してくる父の引越しを手伝った。

80に手が届こうかという年齢であるため、今回は荷造りから
荷解き、そして陳列まで業者さんにお願いする所謂らくらく
パックを活用した。老人の1人暮らしではあるが、引越し屋さん
は前日に4人、当日は9人もの人員でやって来た。

しかし、なんでこんなに物が多いのか。

捨てられない遺品が沢山あるらしい。
実際3年前に亡くなった母の描いた沢山の絵や、胸像、花器
など長年絵を描くために買い貯めたモノがほとんどである。
従ってほとんどが、現在の生活に直接関係の無い物ばかりな
のだ。トランクルームを活用すれば一部屋余るのだが・・・
それは時間を掛けて説得しよう。

引越し業者さんの選定には、誰もが迷った経験があるでしょう。
これも運みたいなもの。今回はありがたいことに良い業者さん
に当たったようだ。

手際も段取りも良く、とくに女性が前日から1人台所周りの梱包
に携わったが、荷解き後は食器棚や冷蔵庫内の配列まで全く
同じに仕上げていった。引越しも予定通りに事が進むのは実に
気持ちのいいものだ。一方、自分で荷作りしたものは、こちらが
指示を出さない限り手を出さない。この場合、余計な事はしない
ほうが良さそうだ。

今回、延べ13人、コストパフォーマンスは大変良い と感じたが、
実働は約12時間で、料金を時間で割ると、一人当たり1650円くらい。
8割は人件 費で1割は運賃といったところか。
利益は1割くらいかもしれない。
そんな儲けですみません。引越し屋さん、ありがとうございました。

仕事でも、コレどうしますか?と言われて、とっさには明確な指示を
出せず、結局自分でやる羽目になる場合があるかもしれない。
指示の出し方が重要だと思う。

コレコレの目的で、ココからココまでやって欲しい。とはっきり言わ
ないと、後で自分の時間を奪われるものだ。明確な方向性の指示
を出し、後は任せる。ただし、任せた後その成果を報告してもらい、
改善指導も欠かせない。任せ方も実力に応じてが適切だろう。

たかが引越しといえ、段取り力やマネジメントの実戦は生活の中
でも養えると思う。

サイズの合わないカーテンがかかり、まだ梱包状態のダンボールが
あるけれど、おかげさまで初日から十分に生活できる状態になった。
夕方にはウガイと称して父と冷たいビールを飲んだ。

近くに住んだからには、今後はできるだけこういう時間も取りたいと
思っている。


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2008年5月3日土曜日

WEB リニューアル

5月2日、HPをリニューアルいたしました。
www.career-adv.jp

若手メンバーが中心となり、無事リリースできました。
3週間という強行スケジュールの中、みんな頑張ってくれました。

ありがとう。

お疲れ様でした。

制作してくれたT社のSさん。銀座に何度も足を運んでくれて
ありがとうございました。Sさんのお陰です。

今後とも 宜しくお願いします。

安心・信頼・驚き・・・
        REXの転職相談

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2008年4月29日火曜日

Wii Fitのある生活

今さらだけれど、
最近 我が家でWiiフィットを買って楽しんでいる。

バランス、ヨガ、筋トレなど 健康維持・促進のメニュ-が豊富で、
運動不足ぎみのウチの家族には打ってつけだ。
家族の人たちは、いま一生懸命やっているようだ。
本当に運動になるんだか・・・?
Wiiの中には、ウチの子供が作った僕の分身もいるようだが、
今までまったく関知していなかった。

実際、やってみると結構楽しい。
バランスでは、「スキー回転」ゲームがあるが、タイムを焦り
なんと家の中で滑って転んでしまったことがある。
スキーに関しては、テクニカルプライズの僕が、
とんだ失笑モノである。
エッジを利かせすぎたのだ!という言い訳をする前に、
子供達の冷徹な視線が痛かった。
あまり夢中になるのは止めておこう。
 
僕自身は元々あまりゲームにハマッタ記憶が無い。
インベーダーもハイパーオリンピックもちょっとは頑張ったが
上手くならなかった。


どちらかというと、リアルなゲームのほうが好きかな。
ツイスターゲームなんてどうだろう。

また子供達に冷たい視線を浴びせられるのだろうか・・・

しかし、
ゲームも結局は量をやれば結構上手くなるでしょう。
やっぱり量ですね。好きなことは量をこなせられる。

若いころは仕事もまずは量でしょ?

今は、仕事も量をやらないと、きっと勝てない。
効率化はそれからですね。

そうは言っても、どこに量を集中するかが重要ですから、
ランチェスター理論でも勉強し直しましょうかね。

量をこなす体力は Wii Fit で養えるのでしょうか・・・

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2008年4月15日火曜日

ギャンブルはしない

我らがスーパーヒーロー、タイガーウッズ。
今年のマスターズは残念ながら2位で終わった。
優勝したのは日本人と体格がさして変わらない南アフリカの新星
トレバー・イメルマン28歳である。大会を通じたイメルマンのドライバー
平均飛距離は290ヤード近くあるのにフェアウエーキープ率が85%以上
(1位)。これは凄い。去年の末の腫瘍摘出を乗り越え、見事栄光を勝ち
取ったのだ。さすがゲーリープレーヤーの秘蔵っ子だ。

ゴルフはスポーツであると同時に、考えるゲームだという点で学ぶところ
が多い。カップインという結果から逆算して戦術を立てる。基本は「我慢」。 
ギャンブルを極力避け、我慢して我慢して、勝負所で集中して勝利を呼び
込むパットをねじ込むのだ。

しかし我々素人はゴルフでついついギャンブルしてしまう。
「木の間を抜ければ・・・」「2オンできれば・・・」「人よりも飛ばしたい・・・」
万が一の成功という欲望に負けるときがあるが、これは遊びだから出来る
のだ。

ビジネスという命のかかったゲーム【大げさ? 】では、リスクを許容できない
ギャンブルはできない。やはり基本は我慢。地味なことをコツコツと続け、
顧客の信用を積み重ねて、取れるリスクの幅の中で徐々に成長していくこと
が結果的には王道となるだろう。見た目が良くても張りぼてでは雨が降れば
直ぐに綻びてしまう。時を経て残る会社もやはり王道を歩んでいるのではない
だろうか。

私達もそういった基本を大切にして、長く成長していく企業様とお付き合いし
ていきたい。

ゴルフでも最後のショートパットでビビらないように、基本練習を積みたいもの
である。 その前に先ずはぎっくり腰を直さなくては・・・。

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2008年4月12日土曜日

アニキ

最近とんとプロ野球を観なくなったが、阪神の金本選手が
史上37人目の2000本安打を達成した。
オメデトウゴザイマス。400本塁打も近い。ガンバッテ!

広島から阪神に移籍した2003年は確か打撃成績を
落としたと思うが、アニキといえど、「転職後」の新しい環境では
色々と神経を使ったのだろう。

今年40歳。プロ入り17年目の達成だが、
大記録は毎年毎年身体を大事にしてきた賜物だと思う。

『一滴の水 岩をも砕く』 
小さな事でもコツコツと続けると大きな金字塔を打ち立てること
ができるかもしれない。

諦めず続けよう。


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2008年4月1日火曜日

磨き続ければ必ず光る

桜咲く4月。
入社式は新卒採用企業にとっての一大イベントだろう。
今年の新入社員のタイプは「カーリング型」...らしい。

(財団法人社会経済本部から抜粋)
『新入社員は磨けば光るとばかりに、育成の方向を定め、
そっと背中を押し、ブラシでこすりつつ、周りは働きやすい
環境作りに腐心する。しかし、少しでもブラシでこするのを
やめると、減速したり、止まってしまったりしかねない。また、

売り手市場入社組だけに会社への帰属意識は低めで、
磨きすぎると目標地点を越えてしまったり、はみだしてしま
ったりということもあるだろう。就職は楽勝だったかもしれ
ないが、サブプライムローンの問題等の影響により経済の先行
きは一気に不透明になった。これからも波乱万丈の試合展開
が予想され、安心してはいられない。自分の将来は自分の努力
で切り開いていくという、本人の意志(石)が大事になろう。』

これはデジャブだろうか?
1990年前後でも就職は楽勝で、金融機関が大量採用を行い、
そのバブル入社の後にバブルは大きく弾け、不動産・金融恐慌
へと向った「あの頃」の再現が、と思わせる最近の経済状況だ。

歴史は繰り返すのか。
楽あれば苦あり、苦あれば楽あり。
「苦」という字は「若」という字にも似ている。
自ら苦労を買って出よう、と言って今の若者は反応なさそうだが、
苦労の後には必ずチャンスが来る。

未来のダイヤモンドと成り得る新入社員の可能性は限りないが、
人財として大きく羽ばたいてもらうには時間も必要だろう。
続いていると得がたい自信となる。

人もアイディアも磨き続ければ必ず光ると信じよう。
若さの特権は、体力と既成概念が少ないこと。
仕事も運動も瞬発力と持続力のバランスが大切だと思う。

40を過ぎると体は若干疲れ気味だが、新入社員時代の初心に帰り、
頭を柔らかくして新年度を迎えたい。


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2008年3月24日月曜日

桜咲く

近所の櫻も開花しました。

さくらチャンは
プレーオフで残念でした。
あんなにパット入らなくなるんですね。
強い精神と脳と身体は
連動しているのでしょう。

次は勝てるさ。
悔しさをバネに頑張ろう!

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2008年3月18日火曜日

景気循環

春になりましたが経済は冬に向っています。1年前とは随分と経済
環境が変わってしまいました。株安とドル安。ついに1ドルは90円
台となりました。先を読むのが難しい局面を迎えています。

企業が成長を目指すのは当然ですが、波に逆らって成長を急ぐと色々
なところに歪みが生まれるようです。企業にとっては投資の失敗も痛
いけれど、それ以上に最近はものすごく忙しい人が増えていて、仕事
が惰性になりつつあるビジネスマンも多いのでは?モチベーションの
低下が問題です。

転職希望者から話を聞くと、毎日仕事が終わるのが12時頃なんていう
人も結構いるようです。忙しいことが働く人にとって遣り甲斐に繋が
ればよいのですが、体も心も疲弊していては収入が良くてもHappy
ではなくなります。使う暇が無くてお金が貯まるのかと思いきや、
偶の休みに贅沢してしまうとの事。

そういえば、最近相談した中での転職理由は以下のようなものが多いです。

① 在籍する会社の経営・組織上の問題により、環境を変えたい、
   または変えざるを得ない。
② 将来不安があり、今後他の職務経験・スキルアップの必要性を
    感じている。
③ 現在の職務内容、処遇に満足していない。
④ 収入を上げたい、確保したい。

意外にも収入を第一の理由にする人は少ないようで、会社の業績不振に
よる転職が増えてきたような気がします。景気動向指数も景気の山を
迎えようとしているのでしょうか。
気を引き締めて、拡散せずに一番強い部分に集中していこうと思います。

歴史は繰り返します。
キチン、ジュグラー、クズネッツ、コンドラテェフの波、
と景気も循環するのです。

話変わって、
やりましたね!5連勝。何がって「上村愛子さん」ですよ。
スキーモーグルワールドカップの話です。
これとっても凄いことなんですけど・・・。
2年後バンクーバーでも頑張って! 

その前に北京が心配。世界中が平和でありますように。

お花見も明るい話題で花咲かせましょうよ。

2008年3月5日水曜日

働き方の格差

最近読んだ週間ダイヤモンドで掲載された伊藤忠商事会長の
丹羽宇一郎さんの談話から。

中小企業に目を向けなければ、日本の労働環境は改善しない。

全国540万事業所のうち、従業員が100人を超える大企業は
わずか1%。

残り99%は中小企業だ。

従業員20人以下は実に90%を占めている。
労働者数にしても、87%は中小企業で働いているという。

この統計から、何を読み取ればよいのだろうか。
中小・ベンチャーが多数で、そこでの働き方が日本の実態なのだ。

起業というハードルを越えて経営をしている中小企業経営者は、
働くマインドは高く、個人としての生産性が高い人種であるはずだ。

プロダクト・資金、そして良い人材を活用できれば、新しいサービス
を提供し、世の中にインパクトを与えていくことだろう。

一部の大手だけ見ていては、現状はわからない。
中小・ベンチャー経営者は今、我慢の時だけれど、日本の経済を
支えているという気概を持って頑張りましょう。

2008年3月4日火曜日

季節は巡る

3月に入り暦の上では春になったが、まだまだ寒い日が続き、
黄砂も舞うなど気候は不安定。花粉症の人には憂鬱な時期
との事。学生は卒業を控え、企業では期末の人事異動もあり、
人の気持ちは実に不安定な季節である。

景気も大分怪しくなってきた。
最近の株式相場からは、特に新興市場企業が正念場を迎えて
いるのが見てとれる。上場後の次なる成長戦略がなかなか軌
道に乗り切らない、という話をよく聞く。
確かに上場達成後に子会社を上場させることや、ファンドを
介在させた投資戦略など、予定していたスキームが通用しな
くなってきたことも原因の一つかもしれない。

当然ニッチ戦略で突破口を開き、あとは市場占有率を確保し
ていく作戦だが、どんな市場も流行の足が速いだけに、一企
業では大胆な投資戦略が打ち難いようだ。うま味のありそう
な分野には資金に余力のある企業がこぞって参入してくるこ
のご時世。長期に安定成長されることの難しさを感じる。

中小企業がのし上がるのは容易ではない。今は地道に一番強
い部分で戦っていくのが正攻法だろう。3歩進んで2歩下がる。

しかし、
最近全てに「供給過剰」と感じるのは私だけだろうか。
サービスやモノの、量と機能がもっとシンプルにならないだろう
か。モノは飽きるし、走り続けると人も疲弊してしまう。

「自然」から学ぶという点では、季節は過ぎ去っても再び
やってくる。陰陽のごとく寒さの次には暖かさが来る。

季節は巡るのだ。
暑さ寒さに備え、地道な準備を怠らないことが大切だと思う。
慌てたところで自然のリズムには勝てないのだから。

2008年2月24日日曜日

ゴールは一つ

ゴールに辿り着くためのプロセスは幾通りもあると
思いますが、結果であるゴールはただ一つ。

悩んだときはシンプルに考えよう。
甘えを乗り越えよう。
ごちゃごちゃ言っても始まらない。


そこに意識と時間を集中させ、結果を出すことが
最も重要だと思います。

結果を出すと信頼を得られます。

結果は全てを癒してくれます。

絶対に出来る、やるんだ、という意識を強く持とう!

2008年2月21日木曜日

生涯現役を目指したい。

先日の日曜日、好天のなか東京マラソンのコースとなった銀座の1丁目
から4丁目の中央通りは、まさにランナー天国と化した一日でした。

トップ集団そしてアスリートとは別に老若男女の様々なランナーが走って
いるのを見て、みんな何を目的に走っているのだろうか?とふと思いました。
走る格好からして普段然したる運動もしていないようなランナーも沢山いる
ようで、よくこの長い距離を走ろうと思いついたものだ、と不思議に感じました。

しかし、そんなランナー一人ひとりの表情は明るくとても楽しそうで、
日頃の鬱積したエネルギーを一気に爆発させるには最高の舞台だった
のかもしれません。

健康のためというよりも、自分自身への挑戦というか、何か富士山の頂上を
目指すハイカーの気分と同様なものがあるのではないでしょうか。しかしながら、
私より年上の70歳に届くような方々が嬉々として走る姿は眩しくも感じました。

話変わって、最近予防医療専門のドクターからお話を聞く機会がありました。
今や予防医学の手を施して80歳まで働ける体を作り、一生現役のイキイキ
とした人生を送ることが出来るというのです。

結論から言えば、元気で長生きの秘訣は、血管と神経の変性を防ぎ、代謝
を促す生活習慣を身につけることが第一だとの事です。

怖い話ですが、住む地域の生活習慣によって病気になる確率が違うらしく、
たとえば内陸部のある都市では、塩分を多く取り、魚を食べることの少ない
食習慣により、動脈硬化やガンになる人が多く、逆に静岡などでは病気が
少なく血管もキレイな人が多いらしいのです。それは魚をよく食べ、お茶や
みかんのビタミンを摂取しているためだという話を聞きました。ストレスも病気
の原因となりますが、ストレスがあまり無いのも長生きには悪いという事も
聞きました。

何歳になっても適度な緊張感をもって生活したほうが、身体も活性化する
のでしょう。生涯現役で働ける身体作りは自分だけでなく、日本全体のテーマと
すべき問題だと思います。

さてさて、元気で働き続けるために食生活の改善。そしてマラソンとまではい
きませんが、適度な運動、まずは歩くことから代謝促進を改善していきましょう。

2008年2月17日日曜日

”東京マラソン2008” atGINZA


本日2月17日【東京マラソン2008】が開催されました。
REXメンバーも初参加で出走しましたが、
見事完走した模様です。
続報をお楽しみに!

2008年2月16日土曜日

部下のマネジメントに秘訣はあるのか?

先日相談にいらした転職希望者からのご質問。
「部下のマネジメントで秘訣みたいな事ってあるのでしょうか?
やり方はそれぞれ違うような気がするのですが・・・」

これに対して、私が申し上げたのは、以下の通りです。

これは私見ですけど、

例えばジャイアンツと広島カープの選手のマネジメントって違うと思うのです。

巨人は、実績があり年収が高い、ある意味即戦力の人材を獲得
できますよね。皆それなりにプライドを持った大人の集団になりがちですから、
監督も選手を大人として扱わないといけないと思うのですが、

一方広島は、巨人ほどお金がないので、高校卒のポテンシャル人材を
徹底的に鍛えてプロフェッショナルにしなければならない。
言ってみれば、箸の上げ下げからスパルタで教えないと一人前にならない
ということですから、監督は心を鬼にして選手と接しなければいけないかも
しれません。

だから、チームの事情や選手のレベルの応じてマネジメントっていうのは
変ってくるのではないでしょうか。

会社でも、そこで働くメンバーの年齢や人材の質によってマネジメントは
変えていけば良いマネジメントになるかもしれませんね。

マネジメントをする相手をよく把握することが大切なのではないでしょうか。

2008年2月9日土曜日

噛む

事務所で仕事をしているとき、
気分転換にはガムを噛んでいる。

最近のMyブームは
ロッテのPLUS X アソートボトル →
3種類の味が楽しめ、それぞれが美味しい。


噛むことはストレス解消になり、あごを鍛え、
健康にも良さそうだ。

沢山噛んでゆっくり食べると満腹中枢を満たし、
肥満防止にもなる。


”ホームレス中学生”の田村さんも極貧時代、
満腹感を得るため、一口ご飯を食べるのに甘く
感じるまで時間を掛けていたという。
(それを提案したお兄さんは凄い)


昔の人に比べると、現代人は食事で噛む回数が随分
と減ってしまったという話を聞いた。たしかに周りの人は
食べるのが早いが、噛んでいるのだろうか・・・


実際僕は食べるのが遅いが、その理由は喉が細いことに
あると自分では思っている。噛んで小さくしなければ食べら
れないのだ。と。


ウチ(REX)の男性メンバーの中で、僕は今のところ一番身長
が高く、体重も軽いようだ。体重は20年前とほとんど変っていない。


よく噛んでいるからかもしれない。

(昨晩のモツ鍋も一生懸命噛んで食べたよ)

しかし、

最近は運動らしきものをほとんどしていないため、流石に筋肉が

贅肉に変わり、体脂肪率は上がってしまった。


腹筋しながらガムを噛むっていうのはどうだろうか・・・・

2008年2月5日火曜日

つかみが大事

立春を過ぎたとはいえまだ寒いですね。

昨日の朝なんか雪が残った横断歩道の白線上で、
何人も滑って転びそう になっていましたよ。

それでそれを朝からずーっと撮影しているテレビ局の
人がいたんです。これウチの近所の駅前の話ですけどね。

「そんな暇あるんだったら雪を掃くとか砂を撒くとかして
滑らないようにして 下さいっていうものでしょう?
私だって子供が受験で絶対にスベルことはで きないんです。
意地でも滑りませんよ。まさか絵的に滑らないと面白くない
から水撒いたんじゃないでしょうね。
横断歩道はカーリング場じゃないんですよ!」

と、カメラマンを睨みつつ地下鉄の駅へのもぐっていったのでした。


と雑談はさておき・・・、

REXの朝礼では、毎日ひとりづつ3分間スピーチを
行っています。

正確に3分測っているわけではないので、人によってはトーク
が広がりすぎ て5分間位話している場合もあります。
(スポーツネタはとくに長いですね)

スピーチは決められた時間の中で伝えたい事を伝えるという
アウトプットの 訓練になります。

3分の中で起承転結のストーリーを組み立てて話し、聞い
ている側にも何か気付きを与えることができれば良いと
思っています。

さて、更に短い時間で伝えなければならないのは、
携帯電話の留守電の 短いバージョン。

「ただ今デンワに出ることが出来ません。
ハッシン音の後20秒以内でご用件をお話下さい」【ピー】

『えー、いつもお世話になっています○○です。先日は
ありがとうございました。
えー、お忙しいところ恐縮です。お電話いたしましたのは、
明日の面談の件です。 当初14時とお伝えいたしましたが、
変更になりまし【ピー】・・・・・』

肝心なことが伝えられなくてイチからやり直しなんてこと、
経験あのでは?
短い留守電は結論を先に言わないと失敗しますよね。

現代人は忙しいですから、結論または何について話すのか
を先に言わないと 途中で聞く耳を閉ざされてしまう可能性も。

伝えたいことは何なのか、

まずは「つかみ」を磨くことが必要ですね。

お笑いでも「つかみ」がイロハのイでしょう。
夜のお笑い番組も会話術の勉強してみません?

2008年2月3日日曜日

節分の頃

2008年が始まったと思ったら、もう一ヶ月が経ち、2月3日 節分だ。
鬼は外~、福は内~っ。

学生だったこの時期、後期試験が終わり、ここから2ヶ月ほど
山篭りをしていた。スキー一色の冬休みの始まりである。

スキー場でのバイト⇒合宿⇒大会⇒大会⇒バイト⇒合宿⇒バイト

こんなスケジュールで2ヶ月を過ごした夢のような時代を思い出す。

もちろん、技術向上のための修行であった。
(意外に真面目にスキーをしていた)

年間50~70日を4年間。初心者で始めたスキーも結構上手くは
なったが、その上達というものは、決して右肩上がりではなかった。
例えれば、上達グラフは階段状を示すのだった。

何かのきっかけで、ぐんと上手くなる瞬間があるかと思えば、
滑っても滑っても上手くならない日々も続く。
踊り場が続いているときは、ホント悩んで楽しさも消えていった。
身体も気持ちも辛いだけである。

いろいろ原因はあったのだろうが、身体は正直だ。
毎日滑って身体が疲れていたり、気持ちが惰性になったり、
よい滑りのイメージを変えられなかったり・・・

仕事でも行き詰ったりするときは、スキー技術で伸び悩んだ
ことを思い返す。

よく寝て体調を万全にして、よいイメージを描いて、量を滑り込めば、
必ず光が見えてくる。実際見えてきたのだ。

イチに情報の取捨選択、二にゴールのイメージ。そして決めたアクションを
やり続けるのみである。出来ないはずがないのだ。

おっと。十分な睡眠もポイントかもしれない。

明日は立春!   エンジン回していくぞ~。

2008年1月26日土曜日

自分をグーグル化する方法 とは

最近読んだ参考になる本から・・・


”効率が10倍アップする”
 『新・知的生産術』 -自分をグーグル化する方法-

勝間和代 著(ダイヤモンド社)

限られた時間の中で、いかに多くの情報をインプットし、

必要な時には迷うことなく取り出しアウトプットする技術を

身に付けられるか。

情報はお金よりも大事であるという著者は、仕事でも生活

でも知的生産性を上げるためのカイゼンを日々実践して

きた人であるようだ。

>情報はお金よりも大事・・・

全くその通りと感じる。

人が欲しがる情報こそ、お金に代わる価値があること

は、日々痛感している。

知的生産効率を上げるには、毎日の生活習慣が大切だ。

 著者が掲げるその技術とは、

1:喫煙・飲酒など知的生産の「※6大危険因子」を極力避ける

2:すきま時間を有効に活用するクセをつける

3:睡眠時間をしっかりと確保し、情報整理とストレス解消に役立てる

4:知的生産性の集中力をつけるために、体力をつける

5:頭と健康にいい食生活を心がける

※喫煙、過度な飲酒、過度なテレビ視聴、過度のゲーム、過度な人付き合い

確かにこれらの時間を他の知的生産を高める事に費やすことが、

スキルアップの第一歩となりそうだ。

結局は身体作りが基本である。

身体を大切に出来る人が、

長くよい仕事を続けることが出来るのだ・・・

う~む。なっとく。

睡眠時間を確保して、毎日早く起きる!

これしかない!!

でも正直、朝の寝床の温もりとまどろみの心地よさは

大好きです。

2008年1月23日水曜日

能ある鷹は爪を隠す

マネジメント職で転職した方が新しい職場で遭遇する第一関門は、
既存の社員との間に出来る壁(溝)です。。

たとえば、大手企業から急成長の新興企業に転身した方が転職間も
ない頃、その会社で色々と仕組みが足りない、または出来ていない
こと等を口にすると、言われた方は大変嫌な気分になりがちです。

例えば、ちょっとしたITを使った仕組みが業務効率を高める上
で常識だと思っていても、他の会社では未知の仕組みだったりする
わけです。

転職者ご本人はマネジメント職として一日も早く実績を作りたいと
の思いから、あれもこれもと改善提案を出そうとしますが、今まで
業務に携わっていた既存社員のやり方を否定しているかのごとく誤
解を受けてしまうのです。

既存社員の方々としては、自分の仕事ぶりが悪くて仕組みが出来て
いないかのように言われたと、過剰反応してしまい、お互いに思わ
ぬコンフリクトを招くことがあるのではないでしょうか。

そうならないためには、絶対に焦らないこと。
まずは人に馴染むことですね。

中途のマネジメント層は経験と実績があるのですから焦ることあり
ません。最初はじっと我慢して爪を隠しておいて、成果は後から大きく
獲りたいものです。

既存のメンバーも、生身の人間を受け入れるのだということを忘れ
ずに、また自分達の仕事を奪う人として捉えずに、給料を上げてく
れるために来てくれたのだ、と鷹揚に構えて受け入れましょう。

子供の頃、何度も転校した経験ある人はその辺、つまり人に溶け込む
ことは得意だと思いますが、皆さんの周りの人はどうでしょう?

2008年1月19日土曜日

センター試験

1月19日、20日は、大学センター試験である。
新聞記事によると、志願者は54万3385人と、前年より9967人減少し、
14年ぶりに55万人を下回ったという。 浪人も減ったようだ。


センター試験は1990年からであるから、
前身の大学共通一次試験の時代を経ているのがバブル体験世代で、
センター試験世代がバブル未体験世代ということになるかもしれない。



さて、大学全入時代というが、私立大学の偏差値ランキングは30年前と
何ら変りはない気がする。最近ネットで見てビックリ。

高校はスポーツや受験実績によって人気上昇が可能だが、就職と直結
する大学の偏差値は本当に変り映えしない。

中途採用ですら、早慶上智にMARCHの候補者希望だって? 
大学経営にも淘汰の波が来るのが見えている。
もう受験料だけでは稼げないのだ。

また、
試験があるこの時期は一年で最も寒いことからセンター試験の日は
「雪が降る」とイメージするのは僕だけではないだろう。
雪を予想する日曜日の天気が心配だ。

しかし天候は理由にできない。受験生よ、ココまで来たら皆同じ条件。
とにかく早起きして備えよう。

ぐぁんばれ。受験生!

そう言えば、最近聞いた天気の話。
2ヶ月前のカブールの気候が日本に影響するという。
今週の寒さはその影響か。

景気のほうも世界的に雲行き怪しい。
景気減退と少子高齢化が消費を直撃する。

百貨店も改装して目先の顧客を呼び込もうと躍起だが、
消費者が本当に欲しいものが売られているのだろうか?

三越さんと伊勢丹さんが一緒になろうという時代である。
市場が縮んでいくことは間違いないだろう。

とにかく考えて、先回りしよう。