2013年1月29日火曜日

「サービス産業」

NHKテレビ60年記念ドラマ「メイドインジャパン」が1月26日(土)に放映され、大手電機メーカーの経営危機に立ち向かう日本のビジネスマンが描かれていました。 テーマが興味深いので続きをまた見たいと思います(3週連続放送)。

このところの円安傾向で輸出産業の製造業が少しだけ息を吹き返しそうな流れではありますが、この先もグローバル競争にさらされることは間違いありません。 精巧で安全な製品を安価で納期通りに作るという日本のお家芸、すなわち「メイドインジャパン」が、転換期を迎えているのは誰の目にも明らかです。

一方、中堅企業でアジアに新規進出しているのは、製造業よりも最近は飲食・小売・サービス業が多いと聞きます。 「おもてなしの心」、「ホスピタリティー」といった顧客満足度を追求した日本独自の“サービス業”は、海外にも十分通用するのではないでしょうか。

日本人の勤勉で礼儀正しく人に優しい国民性を生かしたビジネスをすることが、国際化に適応するという、一見パラドックスのような本質を理解し、自信をもって世界で勝負して欲しいですね。

きめ細やかなサービスは、何も海外展開する事業にだけでなく、国内の様々な公的サービスにも求められています。 土日に対応できる医療、行政、そして士業はあるのか・・・・日本もまだまだ発展途上です。


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