2011年10月3日月曜日

人は自分に似た人が好き

先日、社内研修を行いました。
講師は「聞き方のルール」や「雑談のルール」の著者で
コミュニケーション総合研究所代表理事の松橋良紀先生です。

松橋先生は、事業会社はじめ、税務コンサルティング会社や、
TKCなどでも研修を行っていらっしゃいます。

所謂コミュニケーション力の向上を目的とした研修ですが、
日々対人対応力を求められる我々アドバイザーにとっても、
関心が高いテーマです。

営業経験20年以上の私も、対人交渉歴は長いと自認する
ものの、コミュニケーションという学問について体系的に
学んでいるわけではなかったため、大変勉強になりました。

20年かかって身に付けた営業コミュニケーションスキル
を数日で学べる可能性があります。

もちろん、対人スキルは実戦を積んで体得することが不可欠
とは思いますが、普遍的なことを知っていると、いろいろと
役に立ちそうです。

結論としては「人は自分に似た人が好き」ということ。

結局、付き合っている人は似た者同士です。
同郷、同業、趣味、それに価値観や目指すものとか・・・

売れている営業マンは、個性が強い人よりも、むしろ
拘りなく誰にでも合わせられる、フットワークが良く気が利
いた人のほうが、チャンスは多いのだと思います。

誰にでも波長を合わせられ、かつ誠実な人という事ですね。

他人から好きになってもらう能力に長けている人は、営業のみ
ならず、協力者が出来やすい人だと思います。

研修を受け、あらためて波長を合わせる事は訓練して出来る
ものと気づきました。


転職においても、仕事に対する信念や問題意識は大事ですが、
表面的な事に拘り過ぎるとタイミングを逸するケースが多いです。

ここで言う表面的という表現は難しいのですが、今後5年や
10年の中で変わる可能性のあるものは、あまり深く考えても
結論は出ませんね。

先の事は誰もわからないですから、情報を集めた末に出した
答えは、結局一瞬の感性に依ることが多いのではないでしょうか。

それに今、日本は混とんとした中へ向かっていますから、あまり
安定的、安全なものへのみ求めていくと、イザという時、
チャレンジ出来なくなるかもしれません。


今日あたりから上着を来た人が多いですね。
寒くなれば上着を着るし、暑くなれば涼しくするための知恵を
働かせます。毎年別の衣を着たり脱いだりしています。

四季に合わせた生活が出来る日本人は、環境に合わせられる
柔軟な民族性を持っています。

環境や相手に合わせられる柔軟性こそ、今の時代から求められる
重要なスキルだと感じています。


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