2009年5月11日月曜日

気づきの力

大型連休が終わり、ビジネス街が動き出した。
月曜朝の電車はいつもよりも激しいラッシュ。昼休みには使い果
たした財布の中身を補充するためか、ATMに並ぶビジネスマンが
普段に増して多いようだ。
連休中、家族サービスやリフレッシュのつもりが、どこへ行っても
混雑と渋滞で疲労困憊。休日明け初日、エンジンが掛かりにくい
のは仕方の無いことか・・・

皆と同じ行動パターンを取りたがるのは和を重んじる日本人の
奥ゆかしさだが、仕事も人と同じでは存在が埋もれてしまう。

自己のキャリアの視界を良好にするには、需要が見込まれる分野
での専門性を掘り下げるか、誰もやっていない分野を開拓するか
しかない。

これは事業の進展を図るにも同じこと。
他社がやっているからウチもやってみよう、などという類の安易な
発想で臨むと木っ端微塵に打ち砕かれてしまうだろう。

一途にやり抜くか、美味しい所にいち早くたどり着くか。
最後はもう一歩の「気づき」と実行力で勝負が決まるような予感がする。

組織やチームの中で、皆が同じ情報しか持たず、ミーティングをしても
腕を組んで打開策が見出せないなら、外に出て顧客のニーズを掘り起
こすことに戻ってみよう。

新しいプランを立てるのは簡単ではないが、現状の認識と改善なら直ぐ
にも出来る。ある本にも書いてあったが、
P→D→C→AよりもC→A→P→Dで前に進みたい。

大きなことは出来ないかもしれないが、必ず何かが見つかるはず。

メンバー一人ひとりが早くそこに気づけるかどうかだろう。

顧客が答えを持っているのだ。


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