2011年9月5日月曜日

焦らず急げ。島国ニッポン!

世界陸上の男子マラソンを途中まで見ていて感じたのは、
先頭集団にアフリカ勢の多いこと多いこと。

日本人選手も健闘して団体で銀メダルを獲得しましたが、
身体能力からして日本人は絶対に優勝できないのでは、
と思ってしまうような光景でした。

短距離種目でもアメリカだけでなく、ヨーロッパの
先進国にはアフリカ系移民をルーツに持つと思われる
選手が沢山見られました。

ヨーロッパ諸国のサッカー界で、ドイツのトルコ系移民
や、フランスのアフリカ系移民などが活躍している現状
を見るにつけ、スポーツの世界でもグローバル化に対応
できないと日本の存在感は失われていくような気になって
しまいます。

高校バスケ留学生の年齢詐称事件も残念なハナシでした
が・・・

島国ニッポンも人口減少対策や若年層のパワーダウンを
補って成長する道を真剣に考えないと・・・

ただ、なでしこジャパンには日本スポーツ界の生きる道
のヒントを見たような気がします。

女子の団体スポーツです。
まだまだ世界の中で、女性でお金がかかるスポーツを
存分に出来る環境のある国は一部でしょう。

個人スポーツだと、身体能力の問題で日本人では勝てない
分野が多いと思いますが、団体スポーツは組織力や育成、
マネジメントの部分で先進国が優位です。

また、個人競技でも道具を繊細に扱いお金のかかるスポーツ
ならアジア人でも勝てる要素があります。
フィギアスケートやゴルフがその代表でしょうか。

日本人の特性である賢さ、勤勉さ、道徳心、そして和の心
をもって一つになり、逆説的ですが島国だからこそ出来る独
自性を打ち出せば、世界に存在感を見せることが出来るので
はないかと思うのです。

しかし、やはり大事なことは、個の力。
個の力を磨かずして団体でも勝てないことは、男子400m
リレーの結果が示してくれました。

スポーツの話ばかりで恐縮ですが、悪い癖でそこから何かを
得られたらという思い、そして世界で戦う日本人を応援する
意味で、ついつい見てしまています。

仕事の基本も、焦らず急ぐことだと思います。

個人の能力を上げる努力を怠らず、
勝てる戦略を冷静に練って、澱みなく粛々と実行して行きた
いものです。

今日もがんばれ。ザックJAPAN!


税理士・公認会計士の転職相談、採用支援ならREX