2009年1月12日月曜日

自分史に刻む

日曜日のテレビ番組「行列が出来る法律相談所」からの話。
毎週欠かさず見ているわけではないが、最近は法律相談というよりも、
タレントの島田紳助さんが仕切る「人間応援」をテーマにした感動番組と
いう趣旨で拝見している。

ちなみに、僕は伸助さんを特別好きとか嫌いとかで見ていないけれど、
このところの活躍を見るにつけ、間違いなく優れたコンテンツ・クリエイター
であるとは認めている。

今回も紳助さんの挑戦を見せてもらった。

「時速100K以上での50球連続投球」

僕も多少の野球経験者だが、これは野球経験が無い52歳の素人では
到底不可能な気がするが、見事に達成してしまった。

テレビの世界だから、ちょっと眉唾で見てしまいがちだが、中高年に対する
応援と同時に、彼自身が自分史の1ページを作るために挑戦したのだという
メッセージは受け取れた。

難病を持つ子供への激励やカンボジアに学校を作る際も、
「偽善者と言われてもいい。自分のような人間でも何らかの影響力はある。
やらないよりやったほうがいいんです。」と話していた。

そう。良いところだけ抜き取れば、何事もやらないで悶々とするよりも、
失敗したとしても挑戦したほうが、精神的に前進することは間違いない
だろう。そして周りの人もその努力を認めて支援をしてくれるものだ。
(期待はできないが)

ライフプランの設計でも、結婚するとか家を買うとか、自己実現のために
計画するのだが、その通り行くことはまずないだろう。途中で修正また修正
の上書きとなる。

あとで振り返ってみた時、変化があった年や壁を乗り越えた事が自分史に
刻まれる。 歴史の教科書でも年表にあるのは「乱」や「事変」ばかりだ。

「変化への対応」というのは当たり前のこと。
外から受け取る事変ばかりでなく、自分の内から革新を起こし、周りに良い
影響を与えられたという事実が価値を生む。

2009年も自分史に刻まれる、記憶に残る年になれば良いと思う。

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