先日、1年ぶりにゴルフをしました。諸々の事情で、しばらく遠ざか
っていたのですが、久々のゴルフコンペ参加です。同伴者にご迷惑
までは掛けなかったとは思いますが、ドライバーがほとんど芯に当
たらず、かつての飛ばし屋もあまり見せ場のない結果に終わりました。
練習不足はさることながら、自身の調子に応じた“コースマネジメント”
練習不足はさることながら、自身の調子に応じた“コースマネジメント”
を行い、スコアメイクにこだわるべきでした。コースをマネジメントする
ことは、ゴルフの腕前以上に逸る気持ちを抑える冷静さが必要だと
思います。「~たら、~れば」は幻想でしかありません。
ゴルフといえば、今回の日本オープンでは、片山晋吾プロが通算25
勝目を飾り、史上7人目となる永久シード入りとなったわけですが、
勝因は卓越した技術だけでなく、精神力を柱にした「セルフマネジ
メント力」の勝利ではなかったでしょうか。ドライバーを持たずにラウ
ンドしたことは、所謂「リスクマネジメント」であると思います。
人材紹介の現場でも求める人材についてお聞きすると、「マネジメ
ントができる人」という要件が少なからず登場します。それだけマネ
ジメント力のある人材が組織に少ないということと、マネジメント力
は一朝一夕にはレベルアップしないということだと思います。
『マネジメント』とは、どの組織においても永遠の課題です。
部下に対するマネジメントだけでなく、顧客に対するマネジメントも
『マネジメント』とは、どの組織においても永遠の課題です。
部下に対するマネジメントだけでなく、顧客に対するマネジメントも
あり得ます。場合によっては上司をマネジメントすることも必要と
なるでしょう。
基本は適切なコミュニケーション。
マネジメントの本も沢山出ていますが、
「和」を重んじる日本人ならではのマネジメント力を磨いていきたい
ものです。相手の立場に立つ。思いやりを持つ。
相手の力を出させる(利用する)ことが目的成就の早道だと思います。
もっとも自分自身に対するマネジメント、すなわち自制心が組織人
として生きていく基本となるのは言うまでもありません。