2010年2月2日火曜日

龍馬伝

日曜日、録画したままだった大河ドラマ「龍馬伝」を3本連続
で観てしまいました。

この龍馬伝が面白いかどうかに関わらず、多くの日本人の心
を動かした坂本龍馬の33歳という短い人生に、少なからず興味
を持っている人も多いと思います。

身分制度厳しい土佐藩の下級武士の家に生まれ、幼少時代に
意図せず上士(上級武士)を怒らせて命を奪われそうになった時、
病弱な母が必死になって龍馬をかばい灘は逃れたものの、それが
もとで母は寿命を縮めたというエピソードが初回にありました。

しかし母は上士の心を動かした。そこが龍馬の原体験となり、自分
も多くの人を動かせるのでは、自分も何かできるのではという思い
で土佐を出て日本を変える道へと進んでいったということです。

この“人を動かす”という能力は、誰もが身につけたいと思うもので
すが、実際はそう簡単にいかないようです。

リーダーとして人を動かす。マネージャーとして人を動かす。
取引先を動かす。
ビジネスではいろいろな場面で人を動かさなければなりませんが、
動かすためには動機付けが必要となります。それを考えるのが
私たちの仕事であると思います。

所謂モチベーションの問題です。
大きな志であり、自己実現意欲であり、人に役立とうとする強い
気持ち、または切迫感であり・・・人は何かによって動かされます。

そしてそこにぶれない強さがあれば、思いを実現する可能性が
高くなるのです。

時間は有限であるだけに、無駄に過ごしたくはないものです。

転職される方も、誰のために、何のためにと、自分と向き合って
働く動機を考えないと失敗します。

我々事業主にとっては、考え抜きリスクの少ないチャレンジをし続
けなければ、社員もその家族も、顧客も守れません。

だから真剣です。

龍馬も、自分のため、家族のため、土佐のため、日本のためによく
考え、行動した人であったと思うのです。

「考えにゃ、いかんぜよ」

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