2018年3月19日月曜日


たまたまテレビでパラリンピックのスキー・スラロームを観て、
選手たちの奮闘に思うところがありました。
 
 
私も学生時代に多少スキーを経験しましたから、
スキーを縦に強く踏み付けるのも難儀な身体で、
固いバーンを完走するのは本当に奇跡だと感動しました。
 
一本滑ったら相当のダメージが残るのではと想像します。
 

身体の障がいといっても、その原因は病気や事故、
そして先天性と、選手それぞれに違いがあり、
決して平等には語れません。

順位を付けること自体に無理がありそうです。

選手それぞれがベストのパフォーマンスを発揮出来たなら、
日ごろの努力が報われる瞬間となり、それこそ金メダルの
価値があるでしょう。





健常者のオリンピックとて同じで、
国力、資金力、指導・練習環境の違いはもちろん、
目に見えない個別のハンデがあるなか、速さや
美しさという同一基準で順位を付ける無常があります。

もちろん、そのなかで結果を出すことに価値がありますが、
自分に打ち勝つ姿こそ美しいものです。

 

一方、私たちのようにビジネスの世界で生きる人間も、
日々厳しい競争にさらされています。

会社と自分の目標をリンクさせ、達成に向かって成長を目指し
ますが、とかく人と比較されることが多いのが現実です。




しかし競うべき相手は他人ではなく自分自身なのだと理解すると、
器が大きくなり、より成長出来るのではないでしょうか。
 

忘れがちなのは、心のハンデキャップです。

性格や生い立ちもありますが、自らの心がハンデを作り出して
いることも多いのではないでしょうか。

若いころは視野が狭く、何かしら心のバイアス(偏見)が邪魔をして、
素直に行動できないことが多いです。(私も多かったです)
 

シンプルに行動できれば楽なのですが、それがなかなか出来ない。

それは他人と比べるからです。


本質的に言えば、競争する相手を他人に置くのではなく、
自分が成長するためのモチベーションと割り切るべきです。

「ライバルの存在が自分を成長させてくれた」
アスリートからよく聞くコトバですが、
我々もこの境地に行ければ・・・



あの人に追いつきたいとか、追い越したいとか、モテたいとか、

る気の素を他に求めても構いませんが、結局やるのは自分です。

戦うべきは自分の心のなかにあります。

一歩踏み出す勇気が大切ですね。  

その心の壁をひとつひとつ越えることが、
人生をHappyに導く王道だと思います。
 

ある意味オリンピック選手のように、高い目標を掲げ、
同じ志を持つ仲間を作り、

自己実現のため、頼りにしてくれる人のため、
前向きに行動できるような社会人になりたいものです。

 
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