2009年1月20日火曜日

不安と期待の1月20日

やはりテレビで見たのだが、キューバという国に大変興味を持った。

キューバ革命以降の経済制裁により、決して豊かとは言えないが、
様々な知恵で独立国を維持している。

たとえば・・・
農業の自給率は非常に高いが、これは堆肥の研究など効率的な
農業を推進した結果である。かつての同盟国ソ連の崩壊で、農作物
の輸入が減り、著しく困窮したことよって導き出された知恵の成果
なのだという。

また、他国に沢山の医師を派遣し、貿易相手国から有利な条件で
物資を輸入しているらしいが、ベネズエラからは石油を1/4の価格
で輸入しているとのこと。

とても意味あるギブアンドテイクではないかと感じる。

キューバは何十年もアメリカと貿易をしていないがために、50年代の
クラシックカーが街を走るようなノスタルジックな夢の国となった。
音楽も実にファンタスティック。観光立国としても魅力ある国になるだろう。
一度は行ってみたい国だ。

一方、消費減速が強まる日本。
世界からみれば、まだまだ豊かな国だと感じるが、待ったなしで国も企業
も何とかしなければならない状況でもある。
とにかく皆が真剣に知恵を出し合って前に進まなければならないが、
「窮すれば通ず」と信じて、ひたすら考え、行動するのみである。

国内では政治も経済も不安一杯だが、
当社として見た場合はこの経済環境を乗り切るため一層団結し、
知恵と勇気で、道を切り開けるのではないかという期待もある。
ここが実力の発揮しどころだ。

さて、米国時間20日の12時(日本時間26時)にはオバマ新大統領の
就任式がある。 
歴史が変わる瞬間に、200万人以上という空前の人数が集まると
言われているが、世界の不安を解消する所信表明演説に期待したい。

あらためて、   YES! We Can .

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