2016年3月16日水曜日

ゲームチェンジをチャンスに

現在、日本が置かれている経済環境を過去のモノサシで考えた場合、お先は暗いことばかりです。とくに少子高齢化による就労者人口の減少は購買意欲の減少につながり、過去を踏襲するのみでは成長を望めません。

ゼロ金利政策によって企業の投資意欲をかき立てようとも、長期的なマーケットニーズが読みにくい状況では、積極的な設備投資に動きにくい。 メガバンクの担当者も中小企業の資金需要がまったく増えていないと嘆いていました。ゼロ金利が続いて株価も上がらなければ、銀行も運用難に陥りそうです。

いま日本の将来に暗雲が立ち込めています。来年消費税を上げてしまったら景気は冷え込む可能性が高いと思います。打つ手に詰まる企業が増えるかもしれません。 人不足のため採用に力を入れる企業はいまだ多いですが、採用した人の将来を保証できる企業は少ないはずです。

それでも着実に成長している会社はありますし、成長分野でも失速する企業もあります。結局のところ、経営の仕方で良くも悪くもなるのだと思います。

国の経営は会社の経営に比べたら、格段に難度が高いとは思いますが、先進国はどこも成熟社会になり、同じようなパラダイムシフトが訪れています。 大量生産、大量消費の時代は終わったのです。

ただ、ゲームのやり方を変えれば、未来は再びHAPPYになるはずです。 一人ひとり、また一社一社のニーズを掴み、感動のサービスを提供できれば、まだまだ成長できるのではないかと考えています。

ゲームチェンジをチャンスに変えるべく、知恵を使いたいものですね。

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