東日本大震災から3年が経ちました。
当時の映像は今観ても胸が締め付けられる思いです。
あれ以来、個人の存在は実に無力で決して独りで生きていけるものではない・・・などと、何らかの問題意識を持った人も多いはずです。
資本主義のなかで本当の共生社会を作れるのは日本しかないと思います。
さて先日、会計事務所へマーケティング支援をするコンサルタントの方からお話を伺いました。
ご承知のとおり平成14年の税理士法人認可後に業界は大きく動き、会計事務所の組織化すなわち企業化が進みました。
統計によりますと、税理士法人に転換した事務所もしくは比較的設立の新しい事務所で、売上げそして従業員の増加がみられるようです。
会計事務所業界では社員10人未満の事務所が数では一番多いのですが、
長期的なキャリアを考えた場合に組織規模を気にする転職希望者が増えています。
人数としては10人、次は30人、そして大型事務所は100人がひとつの目安となりそうです。
ただ、規模感のある会計事務所といっても、一般企業と比べると相対的には小さいため、
今のような売り手市場で社員を募集するには工夫が必要です。
やはり遣り甲斐のある仕事で専門性を磨ける環境でないと、有能な人材の定着は望めません。
経営者の仕事は顧客の成長期待に応えられるような人材育成に励むこと。
長期雇用するためにはビジョンを示し、働くモチベーションを与え続けることです。
稲盛さんの本にも書いてありました。
従業員をやる気にさせる7つの要諦の第一は、従業員をパートナーとして迎え入れることだと。
社員数の問題より、社員を仲間と考えて成長の機会を与えることが一番のようです。
私も社員は経営者の今を写しだす鏡なのだと思うようにしています。
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2014年3月11日火曜日
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