2015年12月15日火曜日

採用の決め手

先日、知人宅に電話したら「現在使われておりません」とのテープが・・・引っ越ししてしまったのかと思ったら、固定電話を止めてしまったそうです。ビジネスでもコミュニケーションツールが変わってきていますし、家庭の固定電話やFAXは風前の灯火なのでしょうか。
ターゲットによっては、FAXや紙のチラシ方が、いまだに訴求力のある媒体であるという事実もあります。 しかしITでコミュニケーション方法が変化することを止めることはできないでしょう。

年も押し詰まり、今年を総括する話題が出るころですが、皆様の会社は良い年でしたでしょうか? このところの景況感は横ばいで、落ち着いているようにも見えますが、 新興国の情勢で日本経済も影響を受ける、綱渡り状態であることに変わりありません。

少子高齢化による人口減は避けられず、議論は国民総活躍社会と銘打って、家族全員を稼ぎ手へと駆り出そうとしています。 家計の収入を上げて税収もいただくという国の作戦は、 たしかに間違ってはいないのだろうけれど、 本質は生産性を上げるための個々人の実力を上げることだと思います。
ITリテラシーとコミュニケーション力を上げる教育こそ国で取り組んで欲しいですね。 伝える力と聞く力の土台があってこそのITリテラシーだと思います。

採用の現場においても、ITや語学力に増して情緒豊かな対人スキルが決め手となっている企業様が多いようです。 とくにリーダーシップやホスピタリティはITとは別の、 機械やAIにもとって変わることができない普遍的なスキルだと思います。

ではそういったスキルをどのように養っていくか・・・・ 小さくてもいいので、組織の責任者になることが近道だと思います。


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