2009年4月14日火曜日

プロ中のプロ




今年の米マスターズゴルフ選手権が終わった。

アルゼンチンの陽気なカブレラさんが3人でのプレーオフを
制し、優勝賞金約1億3500万円をさらって行った。
1回の大会でこれほどビックな賞金は凄い。
アメリカは本当に不景気なのか・・・

本命タイガーは6位、常連のミケルソンは5位、そして、
一番の健闘は、石川遼くんの話題に隠れていたが、
やはり日本の 賞金王「片山晋呉」選手。

日本人最高の4位となり、みごと賞金約3600万円を得た
のである。



片山晋呉選手は、勝つための研究と努力を怠らない、 ゴルファーとして
だけでなく実にクレバーな人物である。 ビジネスでも必ず成功すると思う。

現状の把握、強化すべき優先順位、そして計画立案、
実行、検証、改善というサイクルを重ね、より確実にターゲットに近づく。
おそらく自己認識・評価が正確なのだろう。

誰でも、自己評価が高すぎたり低すぎたりすると、
回り道することになりかねない。

ビジネスマンも、まずはマーケット内での自分の実力を知ることである。
もっと言えば、マーケットは上下に変化するわけだから、それに合わせ
て期待される実力も合わせていかなければならない。

片山晋呉選手とは、実際にも会ったこともあるが、決して威圧感はない、
どこにでもいる青年だった。尊大なところはひとつもなかった。

けれど、片山晋呉はプロフェッショナルだった。

ちなみにウチには片山晋呉フィギアが飾ってある。

今ではトレードマークの黄色いナイキのポロから別ブランドに変えている
そうだが、ウェアだけでなく、ゴルフはギア(道具)を使うスポーツと割り切り、
新しいギアを柔軟に取り入れる。進化に対して保守的にならない姿勢は
更なる成長を予感させる。

世界での活躍を期待したい。




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