2012年12月18日火曜日

「期待とのギャップ」

今回の衆議院選挙では民主党政権への失望から旧政権の自民党へ票が大きく揺り戻した感があります。

震災そして原発事故で当初の政策が思うように進められなかったということも言えるでしょう。
しかし期待を裏切り全てがダメの烙印を押されたような民主党の惨敗ぶりでした。
この3年間は何だったんだろうという声も多いですね。

期待とのギャップが大きいと、時として真逆の行動を起こさせることになります。
新たな第三極より旧勢力を選んだのは、この“揺り戻し”で元にもどってしまったせいかもしれません。

私共の分野で転職者の話になりますが、
希望を持ってキャリアチェンジをした若手人材が短期で元の業界や職種に戻ってくる例が多いです。

・監査法人から転身したものの、そこには公認会計士でなければ出来ないという仕事はなかった・・・
・税理士事務所から一般企業に転職したけれど、税務をスキルアップすることは出来そうにない。やはり会計業界に戻りたい・・・

期待とのギャップは常にあります。

財務諸表の作り手となり、
企業の発展に貢献したいという当初の希望にウソはなかったとは思いますが、離れてみて現実とのズレを痛感した方も多いと思います。

税理士法人(事務所)などでも一般企業に比べてまだまだ組織として整備されていないため、一度は企業に憧れを持ちますが、プロフェッショナルとして経験を積み、長期に働けるスキルを蓄えることができると考えて戻って来る人がいます。

離れて初めて思う過去の・・・・どんな関係も似ているかも。

何もせず朽ちるのを待つより、
たとえ失敗してもチャレンジして次へのステップへ進もうとしたほうが、得るものは多いのでは?私がベンチャー起業経験者だからでしょうか。

さて、福岡に続き先週は札幌に行ってまいりました。
情熱溢れる北の地の会計人に触れ、元気をいただいてきました。

忘年会もあと数回はありそうです? 
どうか御身体お大事に。


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