2008年7月14日月曜日

仲介者(Mediation)

仲介、または仲介者、と言えば何の職業を想像されます?
真っ先にイメージできるのは、不動産の仲介業?
専門的な分野ではM&Aの仲介。それともお見合いの仲介者?
保険のブローカーも仲介者ですね。
そして、人材紹介も人と企業(人)を結ぶ仲介者となります。

最近は目的達成のための口利きをする仲介者など、あまり良い意味
で使われない場合もあるのですが、キリスト教の仲介者といえば
聖母マリアだということを誰かに教えてもらいました。

そう、仲介の立場はとても責任が重いのです。(こじつけか・・・)

それぞれの職業は、依頼人に必要な情報を提供し、ベストな選択を
してもらい、成約に至るプロセスをフォローしていくという点では
一致していますが、人と人を結びつける仲介というのは非常に繊細
な役割を担います。

「売り」と「買い」を取り持つ仲介は、一方が得をして、一方が損
をするという構図を作りやすいと思いますが、人材紹介においては
どちらも得(満足)をしなければ双方の満足は得られません。

時として依頼人が企業の場合、また人の場合、両方あり得ますので、
中立的に努めなければなりません。

ここで、人材紹介(仲介者)としての心得を3つ

■ 一 両者の目的の優先順位を外さない
⇒ 両者の希望全てを叶えるマッチングは不可能に近い。双方の
気持ちを汲み取り、優先順位を明確にして、ベストな落とし
ドコロの把握に努めること。

■ 一 両者の信頼を得るために誠実に尽くす
⇒ とにかく両者の喜ぶ姿を想像して最後まで責任をもって見届ける。

■ 一 失敗から必ず学ぶ
⇒ 人材紹介業界はまだ発展途上。失敗を繰り返さないためにも
失敗から学び最高のサービスを必ず創り出す。

以上、お粗末でした。

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