2009年1月3日土曜日

タスキを繋いだ先

2009年! 新年あけましておめでとうございます。
今年も明るく元気に、そして楽しく仕事をしていきたいと思います。

さて、正月恒例の「大学箱根駅伝」は、なぜか毎年見てしまう
スポーツイベントです。今年もいろいろなドラマがありました。

・山登りの快走が生んだ東洋大の初優勝
・8位入賞で43年ぶりシード権獲得の大健闘明治大
・予選会最下位ながら、本戦でタスキを最後まで繋げた
 青学大(我が母校)etc・・・・

この単純な競技が、しかも実業団のレベルに比して決して高いわ
けではない大学箱根駅伝に何故何時間も見入ってしまうのでしょう。

タスキをつなぐ10人の合計タイムが問われる箱根駅伝は、たとえ
一人のスーパーランナーがいても優勝は難しい。チームには才能
溢れるオリンピック強化選手もいるが、学生生活最後の走りに賭
ける選手も混在しているわけで、大学を代表して4年間という期限
付きの晴れ舞台で全力を尽くす彼らの思いが、見ている者の心に
熱く響いてくるのだと思います。

一本のタスキによって個人から団体競技に変わり、選手にとっては
使命感や犠牲心といったチームへの貢献が最大の目標となってくる。
非常に日本人的ではあるけれど、自分が今生かされているのは周り
の人がいるからこそ、と感じるのではないでしょうか。

どちらの企業にとっても未だ先行き不安な2009年ですが、働く個人
にとってみれば、自分が帰属するチームへの貢献が組織を強くする
ことにつながります。どんなポジションであってもチームに必要な存在
になること、そして成果を出すことが生き残りの必須条件だと思います。

結論としては、プロフェッショナルになることしかないと思います。

一方、企業は所属する社員がプロフェッショナルになる道を作らなけれ
ばなりません。

企業で働く誰もが目標までタスキを繋ぐランナーであり、欠かせぬ存在に
成り得ることは言うまでもありません。
タスキを繋いだ先に本当の成功が見えてくるのではないでしょうか。

今年も志高く頑張りたいと思います。本年も宜しくお願いいたします。


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