2015年1月6日火曜日

「制約社員とは」

あけましておめでとうございます!
皆さんにとっては、どんなお正月だったでしょう?

私事ですが、初詣は近所の決して大きくはない神社に歩いてお参りに行っています。昔は名のある神社にも出かけましたが、家を建ててからは、地域を管轄する神社にお参りするようになりました。昨年同様、大吉のおみくじを引き当て、幸先良いスタートをきりました。今年もきっと運が良いでしょう。

さて、元旦の日経新聞一面記事に「働き方を変えること」への提言がありましたが、その中で「制約社員」という言葉を見つけました。ここ最近顔を出しはじめた語句ですが、子育てや介護など何らかの理由で、正社員だけれども働く時間が成約されていることです。

近年、専業主婦家庭よりも共働き家庭が多くなり、子育てのみならず、介護、あるいは病気など、男女に関わらず働く時間の制約がある人が増えました。

かく言う私も20年ほど前はイクメンで、保育園の送り迎えを経験しています。子供に療育の必要があり、自己管理で働けるフルコミッションの営業職に転職して、家庭中心の生活を送った時期があります。実際はほとんど妻の頑張りで3人の娘を育てることが出来たのですが、仕事と家庭のバランスを取る必要がありました。また両親の晩年には平日の介助に時間を割きました。

既婚でも未婚でも、親類がいる人なら誰もが通る道です。子供が少ない昨今、子育て以上に親の介護問題は切実な問題です。
しかし、このように働く時間に制約はあるけれど、意欲と能力のある人を活用できるかどうかが、中小企業の発展のカギとなることは想像に難くありません。

いまや仕事のONとOFFも、平日と休日という分けかたでは収まりません。より計画的に仕事に集中し、家族との時間も取る。OFFも計画性がなければ仕事のメールが気になって休まりません。

これからの企業成長への道は、働き方の柔軟性と、組織や業務へのコミットメント意識を育てる風土作りにあると思います。

資格を持つ会計人の方々にとっては、働く環境を作るには独立も選択肢だと思います。ただし、しっかり戦略を立てて独立することがHAPPYになる前提ではあります。

会計人の方の仕事がなくなることはないと思いますが、仕事の仕方や働き方は今後大きく変わっていくでしょう。
私共も、会計人特化の人材エージェントとして、さまざまな働き方を希望される方が活躍できるステージを作るため、ご支援をして参ります。

本年も宜しくお願いいたします。


税理士・公認会計士の転職相談、採用支援ならREX