2011年4月18日月曜日

歴史の転換点

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TBS日曜劇場『JIN-仁-』が始まりました。
人気コミックをドラマ化したもので、2009年の秋のシリーズで
高視聴率を得て再び4月17日より続編が開始されました。

現代の医師が幕末にタイムスリップして活躍するという、時代劇
とSFをミックスしたような面白い内容だと前回シリーズから
注目していました。

幕末期の歴史上人物を現代医学で次々に治療し、歴史の”転換点”
と対峙する主人公が悩み苦しみ、人として力強く生きる姿に感動
する物語です。

最近我が家もようやく地デジ対応液晶テレビを買いましたので、
日曜の夕食後に家族で見るのを楽しみにしています。

前置きが長くなりましたが、今の日本も「幕末」や「第二次大戦」
に次ぐ大きな転換点であると言われています。

もう20年近く経済成長が止まり、デフレスパイラルに陥った日本が、
この大きな震災で目が覚めて、皆が安心できる高度成熟社会を作る
ことに邁進し始めることを期待しています。

幕末にはリーダーシップを発揮する人材が多く輩出されました。
今もその時に近いのではないでしょうか。

現時点、圧倒的リーダーが不在でも、国を挙げてタスクフォースを
作り、国民がその行動力に託すという図式を作るべきなのですが、
本来は政党がその役割をするはずですよね・・・。

お互いの政党の細かな利害を超え、大同団結して欲しいと思います。
そして明るい未来のグランドデザインを描いて、力強い言葉の
メッセージでこの国を、特に若い世代を導いて欲しいと思います。

経営者も、この先行き不透明な経済下で、常に物事を前向きに
捉えて、社員が安心して働ける環境を作っていくことが責務と
なります。人を切り捨てるような安易なリストラには避けなければ、
その後の発展もありえません。

一時的な人材の滞留があったとしても、間違いなく採用と育成は
企業継続の源泉だと思います。

いずれ組織を卒業して行く人材だとしても、人は誰によって育てら
れたかを永遠に覚えています。そういった単純なことが理解できて
いるリーダーや組織が成長を続けるのだと信じています。