2011年11月14日月曜日

マッチングの難しさ

11月14日(月)は、公認会計士試験の合格者発表日です。

今まで説明会のみにとどまっていた監査法人の定期新人採用
が本格的に始まりました。

私どもREXアドバイザーズが提供できる人材サービスは、
有資格者かつ実務経験者が対象であるため、今年の会計士
合格者がすぐさま当社サイトへ登録するケースは多くは
ありません。

それでも監査法人に入所が叶わなかった方の登録は、例年
この時期から1月にかけて少なからずあります。

以前は会計士合格者のほとんどを大手はじめ監査法人が
就職先の受け皿として担っていましたが、ここ2~3年は
監査法人に入所できず、他の就業先を探さざるを得ない方
が多く見られるのが現実です。

合格率は前年の8%から6.5%と低くなっても、合格者は1511人
とか。

一般企業の管理部門や一部の会計事務所で、会計士試験合格者
の採用受け皿となりつつありますが、多くの採用先ではまだまだ
慎重な姿勢ですね。


一方、最近会計事務所の先生から、以下のような問合せや
ご相談が多くなっています。

・事務所のスタッフが退職するので、代わりの経験者が欲しい
・科目合格者でもよいので相続の経験者が欲しい
・20代の若手事務所経験者が欲しい
・将来の後継者候補で一般企業出身者が欲しい。

確かに小規模な会計事務所の採用では、経験ある良い人材
を採用するのは簡単ではありません。

この際、若手の会計士合格者を採用してみてはいかがでしょう。

というのも、現在監査法人に在籍している若手公認会計士
の中にも、税務業務希望者が少なからず存在していますので、
希望水準が高くなる前のポテンシャル人材をイチから
鍛えるという手もあると思います。

社会人経験のある会計士合格者あたりが狙い目です。

非現実的でしょうか?




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