2015年3月24日火曜日

エグゼクティブの考え方

桜が咲きそうな3月末とはいえ、朝晩は冷え込み、着る服に迷う季節ですね。
厚手のコートじゃ真冬っぽいしと、我慢して春らしい軽装で出かけて、寒い思いをしている人もいるのでは??

それにしても、着る服に迷っている時間というのは結構ムダですね。
こんなこと言うと、ファッションに気を遣っている方から、こっぴどくお叱りを受けてしまうでしょう。でも、欧米のエグゼクティブや成功している起業家は、いつも同じ服を着ていると思いません?

ウォール街の金融マンは、同じブランドの紺かグレーのスーツを着ているというし、故スティーブ・ジョブズ氏は、黒のタートルネックにジーンズがトレードマークでした。マーク・ザッカ―バーグ氏は同じ色のTシャツ。そして大統領もいつも同じ柄のネクタイ。

もちろん、毎日同じ服を着ているわけではなく、同じ服を何着も持っているのです。お金持ちだけど忙しい人たちは、服を選んだり、食事のメニューを選ぶような、意志決定の回数(労力)を減らそうとしているらしいということです。

お気に入りのブランドを決めたら、それだけ。
オフの旅行先も決まった別荘だけ。(老後は別でしょうけど)
食事はいつものレストラン。
たしかに失敗はないですね。
忙しいエグゼクティブは、多くのモノに手を出さず、得意なことに意識を集中するということなのでしょう。

多くの人は、お金があれば、いろんな服を着てみたいし、いろんなところへ旅してみたい。このあたりが、功なり財をなした人と我々凡人のちがい。つまり、いろいろ試してきた末の結果、一つに集中できた人と、まだお試し中の人の差でしょうか。 選ぶ時間と労力を一番大事なことに使いたいというのですから、彼らエグゼクティブに比べて我々はある意味、悩み迷う時間があるということかもしれません。

もちろん、女性については、現実同じ服を着続けるのは難しいかもしれませんが、考え方として意思決定の工数を減らす。一つに集中するというのは参考にできます。 「自分ブランド」を作るにも、同じ印象を与えることは意味がありそうです。

我々ビジネスに関わる者は、先ずは今の仕事の成功に向けて最短距離を走りたい。本意でないと思いながら惰性で仕事を続ける方がムダですよね。

あと1週間もすれば桜も咲き乱れ、一気に春らしくなるでしょう。
景気も上向き傾向ですから、新年度も集中して突っ走りましょう!

でも、もし奥さんが今日のご飯ナニにする?と聞いてきたら、 何でもいいよ、なんて言わず、何かリクエストしましょう。
ここの意思決定はショートカットしないほうが安全かもしれません。(笑)


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