2011年6月13日月曜日

人気稼業

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大衆的な話題で恐縮ですが、先週6月10日にAKB総選挙がありました。

いやいや、私がAKBの特別なファンでは全くないのですが、子供達
の間では、国政選挙並みの注目度だったため、その人気をちょっと
分析をしてみたくなった次第です。

先ず、人は昔からコンテストの類やランキング付けが好きであるという事。
face bookも大学内の美人コンテストを目的にしたサイトが始まりでした。

AKBは既に人気グループではあるけれど、個人投票をすることで顔や名前が
よくわからなかったコア以外の層にもファンを広げようとしていること。
人の嗜好の多様化に対応したポケモン的マーケティングにしてやられた、
という感じです。
(ポケモンに置き換えれば、人気NO1のセンターポジはピカチューですね)

そして、CDを買うと投票用紙が付いていて、歌(CD)より投票用紙が目当て
という、CDが売れ、名前が売れ、一石が二鳥にも三鳥にもなる禁じ手とも
言えるマーケティング手法。(カードが目当てのライダースナックみたいな)

売るための企画としてはよく練っていると思います。

聞かれない新品のCD「エブリディ・カチューシャ」が、
「エブリディ・ブックオフ」になる日も近い・・・

僕らオジサン達にとっては、2~3年前は秋葉原好きのオタクが注目
する女子高生アイドルグループ程度の認識でしたが、メディアへの露出度
が増えて、居酒屋でも話題になる、納得はしきれないけど、今や国民的
アイドルグループの趣です。

さて、これ以上AKBを語っても本当のファンに怒られそうなので控えますが、
何事も人気が商売繁盛のバロメーターであるということに変わりはありません。

若いころ、営業とは人気稼業だよと上司に仕込まれたものです。

ビジネスにおいても、ターゲットとする顧客層から認知され、他社よりも
人気を得ないと、ご注文はいただけないという単純な構図があることはご
理解いただけると思います。

自分の会社は顧客層(見込み客)から認知されているのか、そして信頼を
得ているのか、同業他社より人気があるのか、そして顧客が商品・サービス
に満足しているのか、また買いたい(利用したい)と思ってくれているのか。

顧客を知らずして商売は成り立ちませんね。

比較サイト(ECサイト)や、お願いランキング(TV番組)など、消費者は
メディアの影響と口コミによって、商品やサービスを認知して購買行動に
向かうわけですから、その道筋(所謂売れる仕組み作り)を考えるのが
経営者の役目であると思います。

最近の会計事務所業界も公認会計士資格者が税理士業務に向かい、今後の
競争は益々激しくなりそうです。
実際ITやマーケティングに長けた若い先生達が現れています。

集客と顧客が求めるサービス提供がバランスよくできれば、事業は必ず成功
へと向かうはずです。

注目を集め、人気を得るメカニズムを一緒に研究してみませんか?



ところでハロプロは今どうなってます?