2013年4月2日火曜日

「仕事の苦労」

4月に入り、街では初々しい新入社員が目立ちます。
これから数週間の研修を経てドキドキしながら部署配属を待つことでしょう。

かつて私もメーカーに新卒入社し、2カ月もの楽しい研修期間を過ごしたのち、精鋭が集まる東京の営業部に配属されました。
辞令発表日は悲喜こもごも。
同期の7割は地方都市へ飛び立ちました。
東京配属で私はラッキーと思ったのも束の間、数字のプレッシャーが大きい部署で一番売れない地域を担当することになりました。
仕事を終えた午後9時過ぎから先輩に飲みに誘われ、帰宅は毎晩深夜12時過ぎ。
翌朝の通勤ラッシュは混雑と二日酔いで地獄でした。
おかげで通勤路線にあるトイレはほとんど全部使用しました(笑)
電車がなくなり営業車に泊まる日があったり、仕事は楽しいけれどホント体育会系で。

地方の同期は職住の近い環境のなか、優しい先輩社員に囲まれ、ゆったりと過ごしているように見えたものですが、やはり彼らには彼らの苦労があったはずです。
私は20代の6年間その会社でお世話になりましたが、ハードワークも理不尽な仕事相手そして個性的な上司と付き合い・・・これらで仕事の免疫力がついたと今では感謝しています。
ちなみにその会社ですが、今では新卒で入社後3年間の離職率が低い“ホワイト企業”ランキングに入っているんですね。

長い人生は冒険旅行と同じと言われたりします。
旅を続けるには今の境遇にくよくよせず、解決方法を考え乗り越えてこそ、自分の成長を感じることができるものです。
仕事の苦労なんて、あとから考えれば小さなものだったと思えます。(忘れてしまうのかもしれませんが)

どんな仕事でも、まずは答えが出るまでやり遂げてみましょう。そうしたら次も必ず見えて来ますよ!



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