2015年6月2日火曜日

公正さ

3月決算法人の株主総会招集通知が送られて来ているころですね。
言うには恥ずかしいくらい少額ですが、私もメーカー、総合商社、メガバンクなど数社の株を保有していますので、大手企業の業績の良さが伝わってきます。
やはり、時価総額の大きいグローバル企業が、日本経済を引っぱっているという印象です。

ただ、大手企業の中でも、不適切会計の疑いで上場廃止の懸念をもたれている会社もあり、改めて発行市場に対する開示責任と、公認会計士の皆さまの会計監査の重要性が認識できました。

さて話変わって、(本来違う場面で使いますが)世界の警察アメリカが国際サッカー連盟(FIFA)の汚職捜査に乗り出し、金権疑惑の協会幹部を摘発しました。ワールドカップなどFIFAの放映権はうなぎ登りと聞いていましたが、やはり陰では巨額のお金が動いていたのですね。

素人なのでよく分りませんが、こういった国際スポーツ連盟には監査とかは入らないのでしょうか。当然入ってますよね???実際は放映権などに定価がないので、汚職を見つけるのは難しいのかもしれませんね。

しかし、歴史が証明しています。
信頼を築くのは時間がかかりますが、失うのは一瞬です。

日本もオリンピックを控え、いろいろな所で予算取りが激しくなりそうです。
このようなスポーツ団体の汚職事件があると、お金の流れや管理が注目されるでしょう。

公正な監査、信頼を裏切らない日本大会を期待したいです。


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