2009年5月25日月曜日

演じること

週末は天気が悪く家でテレビを見ていましたが、どのチャンネル
にもお笑い番組があり、ブームは相変わらず続いていますね。
今回は漫才だけでなくコント系のお笑いが多い気がします。
長引く不況の中、せめてひと時の笑いで気を紛らわせているのか
どうか・・・。

コントではネタ(ストーリー)とテンポ、そして見た目の面白さが重要だ
と思いますが、ほんの数分間の中で視聴者を爆笑の渦に巻き込んで
いくお笑いタレントの演技力には関心してしまいます。

共感を呼ぶ演技をする、笑わせる、というのは相手の心を掴む高度な
コミュニケーション・スキルだと思いますが、営業でも重要です。

演じるとは、なりきること。 
これが出来ることが第一歩ですね。

新卒採用時に求めるものとして、よくバカになれる人がイイとか言われ
るのも、目標のためには格好を付けず、お客様が喜んでもらえるよう
集中できる人は売れる営業になれる資質があるからなのでしょうか。

ただし、ここで演技をすることと、根拠のないハッタリの大風呂敷を広
げることとは別の意味ですから誤解無く。事実に基づいた誠実な提案や
対応が一番信頼されることに変わりはありません。

一方、周りが不景気だからといって最初からやる気がなく、やっている
フリをする演技は許しちゃいけません。

考えてみれば、我々人間は多かれ少なかれTPOに合わせて演じてい
るのだと思いますが、どうせ演じるなら相手に気に入ってもらえる楽しい
会話術を身に付けたいものです。

「つかみ」「ぼけ」「つっこみ」「おち」
これらの「間」については大いに参考にしたいと思います。

営業でもネタ作りは重要です。
明るく前向きなストーリーを描き、顧客を幸福に導くことが真の
営業マインドだと信じて頑張ります。

そして笑いで免疫力を高め、インフルエンザを撃退しましょう・・・。
(予防が前提ですが)

税理士・公認会計士・経理・財務・総務・人事の転職相談ならREX