さて先日、ある大手会計事務所グループの幹部の方と話していて、
「当社で活躍する人材はビジネス感覚が求められます。」
という話を伺い、そのビジネス感覚について考えてみた。
ビジネス感覚とは、
端的に言えば「儲かる仕事をする」ということなのだと思う。
利益を出し永続を使命とする組織で働くビジネスマンであれば
当然備えなければいけない感性だと思うが、だれもが簡単に
儲けられるわけではないので、意外に難しいようだ。
ここでは自分の仕事が利益を生むか生まないかを考えていないと
いうのは論外として、永続的に利益を生むアクションプランについ
て考えるには、円を描くように思考すると良いのではないかと思う。
いわゆる、諺にある「風が吹くと桶屋が・・・」というアレですね。
ビジネスマンの行動パターンとして、
直線的な動きしか取れない人は、短期では成果が出せても長期
に渡って安定して結果を出し続けるのは難しいと思う。
「損して得獲れ」でも「損して徳とれ」でも、この際「損して元とれ」でも
良いのだが、 まずは担っている仕事またはプロジェクトの全体設計、
そして次の展開を予想して絶えずアクションプランを練り直すことが
必要になるだろう。
PACDのサイクルは螺旋階段のように上昇するイメージで作りたい。
地球は回り、どの国でも朝から昼、そして夜となり、また朝になる。
季節は廻り、また同じ木に花が咲く。
というようにあらゆる事象は「まわって来る」と考えるは飛躍しすぎか。
しかし同じ場所に戻っているかといえば、そうでは無さそうだ。
景色は多少変わり、それを良くするか悪くするかは、回っている
間のオコナイ次第だ。これは環境問題も然り。
自分がしている努力は廻り廻って、何かしら自分の利益として戻っ
てくるとするなら、遠くまで跳ばせる大きなブーメランのように
投げてみたい。
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2009年7月6日月曜日
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