2010年8月23日月曜日

二兎を追えるマルチタスク

先日、知り合いの女性弁護士がクラシックコンサートに声楽で出演
するということで、興味津々、当社監査役の会計士先生と観て参り
ました。

M&AやIPOの企業法務を得意とする大変忙しい若手の弁護士さんなの
で、出演者の中では飛び切り異色な存在でしたが、そのコンサートでは、
CDを出しているプロのピアニストや、ベテランのオペラ歌手に混じって、
出演パートを立派に演じ切っていらっしゃいました。

ご自身は練習不足で満足な出来ではなかったようですが、何しろ関心した
のは、声楽を始めて3年余りとは感じさせない見事な歌声と、音大卒の
クラシック音楽のキャリア組に一歩も引けを取らない、その舞台度胸は
100点満点でした。

多才な人っているのだなあと関心する一方で、趣味というには随分本格的
と言いますか、本気で取り組んでいるようなので、クオリティーに対して
こだわって仕事並みのストレスを抱えてしまうのではないか、と余計な
心配もしてしまいました。

あらためて思ったのは、誰もが同じ一日24時間というものを与えられるなか、
濃密な時間を過ごすには、思考と行動の量と質に尽きるのだと思います。

実際いろいろな方々と接してみて、
仕事の出来る忙しい人ほど、OFFの時間を充実させたいと考え、計画的な
行動を取っているようです。

同時に二兎は追えないけれど、時間管理を徹底すれば、二兎も三兎も追う事
が可能なのかもしれません。仕事においても、同時平行にプロジェクトを
幾つも進めるようなスキルを必要とされる時代です。

この美人弁護士さんもきっと、幾つもの案件を同時に捌いていくマルチタスクの
達人なのだろうと想像いたしました。

自分自身を振り返って、最近出始めたお腹、つまり運動不足を仕事のせいには
出来ないなと反省した次第です。

時間は自分の意思で作れるのですから。

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