2012年2月13日月曜日

天才の早世

週末に飛び込んできた、ホイットニー・ヒューストン死亡のニュース。
ブラックコンテンポラリーが大好きだった私の20代、
ドライブにも欠かせないアーティストでした。

バブル世代を中心に洋楽を聞く人であれば皆知っている
天才歌手のご冥福を祈り、しばし合掌・・・

それにしても、マイケルジャクソンといい、ホイットニーといい、
同世代の天才が早すぎる死を迎えるのは、何か因果関係があるのでしょうか。

ホイットニーも、マイケルのような音楽一家で、母はゴスペル歌手、
従姉妹にはハリのある独特な声を持つソウルシンガーのディオンヌ・
ワーウィックがいます。

スタイルも抜群で歌は天才的という才能に恵まれたホイットニーも
近年の私生活は順調ではなく、最後は借金漬けだったといいます。

マイケルジャクソンにしても生活の収支が合わなくなっていたことを考えると、
若くしてBig Moneyを掴んでも幸せに死ねるとは限らないという典型なのでしょう。

過去の大成功体験がもたらした晩年の孤独と焦燥による早世・・・

よく考えると、サラリーマンの年収カーブも40代にピークを迎え
その後下がっていく傾向にあります。
外資系で働くと年収のピークは更に早まるようです。

ポジションも年収も、ある時点でピークアウトして、
後は何とか凌いで行く。
年金が70歳でしかもらえない時代が来るのに、
そんな図式はちょっと寂しいですね。

現在の年収やポジションの高さと、その人の過去の実績がリンクしないのは、
企業が終身雇用でなく現在価値で年収を決める傾向にあるからなのでしょうか。

端的に言えば、過去稼いだ人もだんだん稼げなくなるわけですから、
若いうちにお金を貯めておかなければいけません。
ファイナンシャル・リテラシーが求められますね。

ただ、年収の高さと仕事の遣り甲斐が必ずしも一致しているとは限りません。

そこそこチャレンジ意欲を掻き立てる仕事に対して、
生活プランを立てられる相応の報酬がもらえれば満足は得られるとは思います。

実は私も保険営業時代のピークだった15年前の年収を超えることができません。
しかし今のほうが交際費の支出はずっと少ないです。

昔はアメ車並みに燃費が悪かったです。

今は燃費の良いハイブリッド時代。
毎晩飲まずに転職相談に勤しんでいるおかげですね。

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