2011年9月12日月曜日

「.11」の衝撃

10年前のNYで起きた事件の衝撃は今でも脳裏に焼き付いています。

ちょうど私が会社を設立する1年前の出来事でした。
大学のOBゴルフコンペの前泊で先輩後輩と楽しく飲んでいました。

夜テレビで映されていた光景は、まるでハリウッド映画を見ている
ようで、その事実がとても現実とは思えませんでした。

9.11と今年の3.11という偶然の「.11 」

恨みや強欲から発する人為的なテロと、人間の無力さを思い知らされ
る自然災害という、原因の違いはあるにせよ、一瞬にして多くの尊い
命が奪われたという結果は同じです。

21世紀に入って起こった2つの出来事が私たちの人生観に与えたもの
は決して少なくは無いと認識しています。

戦争や自然災害により文明や国の栄枯盛衰、言い方を変えれば破壊と
創造を繰り返してきた歴史を学んできた私たちは、再生、復興が可能
であると信じる根拠も持ち合わせています。

あとは一人ひとり、自分が何をなすべきかを考え、他に良い影響を
与える具体的な行動をしていく事が肝心で、自分がその時代にいたら
何を考えたか、その場所にいたらどのような行動をしただろうかと、
歴史を客観視するだけでなく、自分の事として捉えておくことが大事
なのだと思います

歴史の1ページに名前が載る人はわずかでも、歴史に貢献した人は
沢山居るはずです。

前向きで全体を考えた小さな行動の積み重ねが組織の良い風土を作り、
活気が蘇ってくるものだと信じています。

時代の変化との競争を意識せざるを得ませんが、
未来に向けては、とにかく希望を信じて明るく生きるしかないですね。


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