2012年8月28日火曜日

「中継ぎの条件」

プロ野球もパリーグが混戦模様。
前半戦は低迷していた西武がいつの間にか上位に現れました。
抑えピッチャーの復活が躍進の要因らしいです。
近代野球は先発・中継ぎ・抑えの分業制。
先発完投型は投手のお手本ですが、
良い中継ぎと抑えが揃っているチームが長いシーズンでは有利ですね。

さて、日経を読んでいたら
日本中継ぎ経営者協会という社団法人が発足するとのこと。
いよいよ経営者の中継ぎが登場しましたか・・・

社長に何かがあったとき、多くの場合は外部の人よりは
社長のナンバー2にあたる役員が一時的に経営を執行することになるでしょう。
しかし、社内に人材が居なければ中継ぎ経営者の要請もあり得る話かと。
実際、創業経営者の後を継ぐ人材の実力不足で
会社が傾くことも少なくなりません。

中継ぎ経営者の候補人材が“税理士・公認会計士資格者”
というのは確かに頷ける話ではあります。
さまざまな会社の経営を見て来ている数字の専門家ですから、
効率的な経営をすることは可能でしょう。

ただ、私の感覚から言わせていただければ、
経営を知っている有能な税理士・会計士の方々が必ずしも、
経営者として優秀かどうかは何とも言えないところです。
やはり経営知識だけでなく、経営者として業績を上げた人が適任だと思います。
経営も真剣勝負の世界です。
ルールを熟知する審判経験者だけではプロ野球の監督はできないですよね。

どんな中継ぎ経営者が現れるのか期待していますが、
知識や知恵を利益に変えられることが良い経営だと思いますので、
そのポイントが分かっていて、
人を動かせるだけの人間力が備わっていて欲しいです。

中継ぎの条件としては、失点を食い止め、
本当の後継者につなぐ役目を全うする私心のない人が良いと思います。
数字だけで評価できないのが中継ぎの難しさです。

セの巨人も中継ぎの山口鉄也投手が素晴らしいので
1位独走中というのも納得です。
巨人が強いと経済も安定すると言われてきましたが、
混戦のパリーグのほうが面白いかも。

それはともあれ、今は“ヤングなでしこ”のほうが断然興味あります!
国際試合で、左右の足でFK決めた
日本人選手なんて見たことありますか?


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