2014年7月15日火曜日
自分のワールドカップ
ドイツの優勝で幕を閉じたブラジルワールドカップ。今まで見た中でも、一番スピードとテクニックに溢れた大会だったと感じます。
大会中負けなかったのはドイツのみです。
ほとんどのスポーツ競技では、勝って終われるのは1チームだけです。勝負の世界は勝って達成感を味わう以上に、負けて何かを学ぶことが多いですね。
仕事でも成功ばかりでなく、失敗してそれを糧に成長するものでしょう。失敗から素直に学べることが、一段上に行く基本なのだと思います。
もちろんそれは上を目指しているからで、悔しいと思わなければ失敗からは学べません。
会社組織で働く人の目標は、多くは与えられた目標であって、自分がいかにそれをそしゃくできるかです。何のために、誰のために働くのか?
ここに所属している意味は?そして自分の存在意義は・・・答えを見つけようと考えなければ、しだいに惰性に陥り、仕事がつまらなくなります。悪戦苦闘するプロセスを経ないで先に進める人はいないはず。とくに若いうちは反省の日々です。
でも、自分の人生は自分が主役。どこかのフィールドでは一番を目指したいですよね。
自分の中のワールドカップと思えるフィールドを見つけられた人は幸せですね。
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2014年7月14日月曜日
誰のために成長する会社にするのか
ある有名調査会社に登録されている143万社の企業情報について、
売上げ1000億円以上の大企業は2000社を少し超えた程度で全体の0.1%、
100億円以上の企業にしても約1万5500社、1.1%です。
99%ちかくが中小企業である事実がわかります。
約143万社のうち132万社(90%)が年商10億円以下の法人ですから、
会計事務所の関与先も多くはこのゾーンではないかと。
一方、調査会社の評点の平均は43点らしく、
年商10億円以下の場合、
51点以上の企業は11%しかありません。
56点以上だとさらに減って1.71%。
50点が平均でないことを知りました。
起業家にとって、先ずは1億円を超えて会社らしくなり、
さらに長期戦略を立てて組織を作り、
10億円超えを目指すのがあるべき姿かと思います。
拡大しないでも良い会社にすればいいのでは、という考えもあるでしょうが、
成長なくして企業の存続はあり得ませんし、
そこで働く社員も収入が上がらず将来への夢も持てないでしょう。
とくに中小の場合は成長しなければ必然的に人が去っていきます。
中小へ就職する若手人材が減り、
社員が辞めたらまた採用すればいいという簡単な時代ではなくなりました。
採用した人材を早期に戦力化して定着させる体制が不可欠です。
当たり前ですが、良い人を採用したければ良い会社にしなければいけません。
成長戦略を描いて社員を育てていかなければ長期勤続社員は望めないということになります。
誰にとって良い会社にするのか・・・考えどころですね。
企業の顧問をしている先生たちにとりましても、
中小企業関与先の発展が事務所の発展に繋がりますから、
どのように会社を成長させるかを経営者と一緒に考えていたけるかが
信頼を得られるポイントとなるでしょう。
顧客の声を聞ける社員を育て、
その社員の夢を育てることがこれからの経営ではないでしょうか。
当社も自社の組織作りには苦慮することもあり簡単ではないですが、
先ずはそこへ舵を切ることが大事だと思っています。
会社作りって面白いですね。
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