2015年8月26日水曜日

夏の終わりに

この季節、少しだけ日が落ちるのが早くなり、道端に果てたセミの姿を見ながら、夏も終わりに近づいているんだなと、物悲しい気持ちになったりします。
さて先週、税理士試験がありましたが、税理士のみなさんにとっては、苦しかった受験時代、そして進路に思い悩んだ時期を思い出す、ある意味初心に戻れる季節なのではないでしょうか。

若いころは、楽しく充実したときはあっという間に過ぎ去り、逆に苦しいと感じる時期が長かったような気がします。 社会に出るための受験や就職活動。社会人になってからの競争社会(と感じたなか)で、自分がどこに向かっているのか、何者になりたいのか、手探りでもがいていた社会人2~3年目。やりたいことが上手くいかず反省の毎日で、思い悩んだりすることが多かった20代でしたが、結局は目の前にある課題を乗り越えることしか解決への道はなかった。でも一所懸命さは誰かが認めてくれていて、チャンスに変わるときがある。そう思えるようになったのは30代も後半だったか・・・

私も20代後半の8月に初めての転職を経験をしました。
外資生保の営業への転身でしたが、同期は1年で半数になりました。不安と希望が交錯するなか、周りに惑わされず自分が決めた道をやりきるしかない、と腹をくくって進んできました。2回の被買収体験を経て、結局12年半勤めてしまいましたが、すべてはそこで学びました。 確証はなくとも、期待に応えられるよう頑張って自分自身が成長すると、そこにあるご縁やタイミングを掴めるようになり、仕事の成功にも近づくのではないでしょうか。
縁とかタイミングとかを掴む感性を磨くのは簡単ではないですが、前向きプラスの言葉を発しているうちに運が向いてくるものです。(そう言い切ります!)

夏よさようなら~。食欲の秋、はやく来―い。

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