中央高速のトンネル天井が崩落したという事故のニュースは衝撃的なもので、
あらためて成熟期を迎えているこの国のインフラが
抱えている問題を考えさせられました。
マイカーで八ヶ岳あたりに行った人なら皆通ったことのある笹子トンネルです。
誰もが同じ危険にさらされていたことに恐ろしさを覚えます。
事故に合われた方々やご家族は本当に悔しい思いでしょう。
何故そのタイミングに・・・と皆が思うはずです。
建設後35年も経過した笹子トンネルで事故が起きたことは、
震災に端を発した原発問題に通じます。
適切なメンテナンスをしなかった「人災」と言えるかもしれません。
もはやこの国のインフラのほとんどが老朽化に直面しており、
新しく作ることよりも維持管理することが喫緊の課題であることを、
事故は物語っています。
少子高齢化による人口減をこのまま放っておけば、
老朽化したコンクリートの高層住宅やオフィスビルはどうなるのでしょう?
マンションの修繕積立費が不足する例もあるようですから、
将来建て替えられないで廃墟化するビルが出てしまうのではと心配です。
とにかく人間が作った大抵のモノは老朽化または
陳腐化してしまうわけですから、メンテナンスが不可欠です。
そのためのコストも考えなければいけません。
もちろん我々ビジネスパーソンだって、40年間働き続けるためには
身体そしてスキルをメンテしながら
劣化を防がないと仕事が無くなるコワい世の中です。
実際、スキルの陳腐化を防ぐために
転職をする人が多いですね。
転職相談をしている私の仕事、実はキャリアのメンテナンス業だったりして。
インフラの再生、組織の再生、キャリアの再生・・・
考えると奥深いですが、まずは身体をメンテして年末まで頑張りましょう。
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2012年12月5日水曜日
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