2011年12月19日月曜日

風邪をひかないために

12月も中盤。
本年もお世話になりありがとうございました。

忘年会も峠を越えたところでしょうか?
体調を壊すことなく年越ししたいですね。

今年は東日本大震災があり、首相交代あり、超円高
や欧州の金融危機があり、中東にも春の訪れの予感あり、
そして本日、極東の暴れん坊将軍様もついに・・・・

目まぐるしく、世界、国家、国民生活のレベルで大きな
変化があった年だったのではと感じます。

来年は心穏やかに過ごせる良い年になることを祈って
おります。

「アメリカがクシャミをすると日本が風邪をひく」という
古典的格言がありますが、近年は、米国のみならず中国
が風邪をひいても欧州が弱っても、すべて日本経済に影響
を及ぼすことは容易に想像できます。

また、今年タイで起きた自然災害の経済的影響も、日本の
大手損害保険会社が支払う保険金額では、東日本大震災の
それよりも遥かに大きいという話を聞きました。

最近会った損害保険会社の人が、その影響から来年の
ボーナスを心配していたのです。

東南アジア諸国は日本が生きるためのパートナーです。

グローバル社会というのは世界各国が共通のプラットフォ
ームを持つようになり、どこかの国で経済危機や政治体制
の変化があると、別の関係国を激震させるという、何か
地震や津波のように連動するものだと思います。

日本はアメリカに寄り添うのか、中国に寄り添うのか、
いっそガラパゴス系よろしく独自路線を追求するのか・・・

来年はそのあたりをハッキリさせなければいけないのでは
ないかと思うわけです。

風邪をこじらせて万病化しつつある日本の唯一の希望は、
震災によって強まった人との絆です。

昇り竜のごとく力合わせて立ち上っていきたいものです。


さて、人材市場においては、昨年から求人が回復基調だった
ところ、震災や欧州危機によって伸びを抑えられた感があり、
何とも不透明ですが、一方で新規株式公開の数も増えて
元気な企業も沢山あります。

一部のグローバル大手企業は世界標準での生き残りをかけ、
ソーシャルゲームなどの成長業種はシェア拡大に、そして
成長志向企業はより盤石な組織を作るため、人材採用に力を
入れている会社は少なくありません。

非上場会社でも管理部門に税理士や会計士資格者など、基礎
が出来ているプロフェッショナル人材を採用しようと、弊社
への求人依頼が多くなりました。

成長企業の動きを見ていますと、
人材採用は転ばぬ先の杖であったり、企業自体が風邪を
ひかないための予防でもあると思うわけです。

弊社も現状けっして楽ではありませんが、平均年齢を下げる
ため、今年は3名の採用をしました。

人も企業も、健康であり続けるには努力が必要です。

来年も何卒宜しくお願いいたします。

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