2012年5月8日火曜日

サザエさん症候群

知人が話していたのですが、
日曜日の夜は「ザザエさん症候群」に陥りそうだと・・・。

日曜夜6時半のサザエさんを見終わった後に訪れる、
週明けからの現実に直面する憂鬱を現しているらしいです。

確かに普通の会社員だった20代の頃は、
土日に思いっきり遊んだ反動で月曜日を迎えるのが結構憂鬱でした。

ただ思い出に浸っているのは束の間で、直ぐに仕事モードに戻れたものです。
若者は遊ぶために仕事をしていたというシンプルな時代でもありました。

一方、昨今はあらゆる仕事が複雑化していて、簡単には成果が出なかったり
責任の重さや数字のプレッシャーが大きかったり、
解決し難い将来不安だったりと、憂鬱の根は深いかもしれません。

数えきれない「週明け」を経験して最近思うのは、
仕事スイッチを入れた途端、いきなり全速力で走ることも無いのではと感じます。

憂鬱から逃れることは出来ませんが、
憂鬱に思うのは責任感の表れだったりしますから、
悪い事と思わず受け入れて時間かけて解して行けば良いでしょう。

長持ちする電球も完全に明るくなるのには、
それ相応の時間がかかるじゃありませんか?

鈍った脳や身体も、それを動かすにはコンディショニングが
大切と言いますか、やはりウォーミングUPが必要ということです。

具体的行動としては、月曜日の早朝に1週間のスケジュール立てたり、
軽い体操などをして脳に酸素が回るよう身体のケアをすると
良いのではないかと思います。

イチロー選手が打席に入る前に行うように、
同じルーティンを行い仕事に入るリズムを作りたいものです。

サザエさんを見た後に、食事をして、風呂に入って、ストレッチして、
今週の予定を確認して、好きな音楽を聞いたりして、
寝る前には明日の最高のイメージを想像する・・・・とか?

ただ、自分の為だけを考える人生だと、
いつまでも不安や憂鬱から抜け出せないかもしれません。

家族を守ったり顧客を喜ばせたりと、いろいろありますが、
他者への強いコミットメントと使命感を持って仕事をしたほうが、
憂鬱は乗り越えられるものと思います。

前述のとおり私のウォーミングUPは月曜日朝7時から7時半くらいに
出勤して準備することなのですが、若い人には簡単でないようです。

私も月曜日の朝礼で、あまり長い話しても皆の頭に残らないだろうから、
なるべく短めにしようと心がけてはいます。

でも、家族の中では大人しいほうなので、
日曜日に喋ってない分話したくなってしまうんですけどね。

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