2011年1月10日月曜日

成人の日

税理士・公認会計士の転職相談、採用支援ならREX

公認会計士と税理士の受験は真冬ではありませんが、高校生の大学
受験はこれからが本番。先ほど出かけていった湯島天神は祈祷に
訪れた受験生と付き添いの親が沢山見受けられました。
センター試験まであと5日。あとは神のみぞ知る。

さて今日は成人の日。
新成人の人口のは全体の1%を初めて割ったとの事。
若い人が減っているのに若年層が就職灘とは、日本は構造的に大きな
問題を抱えていることが理解できます。

国を挙げて、若年層人材が独り立ちしてしっかりとした職業に就く
ための教育に力を入れて行かないと、国力が益々減退して、誰に
とっても好ましからぬ未来を招くことは自明の理です。

ある北欧の国では、高校を卒業した後の1年は将来の進路をじっくり
考える為の期間と捉えているようです。
大学入学前に、バイトするのも留学するのも、進みたい専門分野を決
めるために必要な時間として回り道では無いそうです。

最近の受験生は浪人しなくなりました。経済的な問題もあるでしょう。
ただ20歳近くになる人間も自分が納得した道に進んでいないと思った
らモチベーションが低下し、親が何と言おうと自らの道を再度探しに
歩き始めると思います。どちらにしても回り道も必要なのかもしれま
せん。

日本も、もう20年近く、将来起こり得る事態への抜本的対応を先延
ばしをしてきたわけで、これこそ物凄い回り道をしているのだから、
早く行くべき道を共有して行かないと。

しかし、まだまだ競争社会。
他を出し抜いて自己のポジションを作ろうとしてきた経済原理は未だ
幅を利かせています。

旧来の経済原理を頑なに信じて、それが自分の首を自分で絞めている
ことも分かっているはずなのですが、なかなか変えられない。
動いている歯車を止めるのはエネルギーが要りますしね。
共生する経済発展は不可能なのでしょうか。

未来を真剣に見つめ、力を合わせて行動すれば、きっと出来ると信じたい!

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