2010年12月30日木曜日

会計士の税務への転職

税理士・公認会計士の転職相談、採用支援ならREX

公認会計士や税理士資格者の転職サポートをしていて常々思うの
ですが、両者のバックボーンとビジネスアプローチには大きな
違いがあり、採用側が期待するパフォーマンスにも、当然に
違いがあるようです。

例えば、今年は会計士の方が税務方面を目指し転職するケース
が多くなりましたが、公認会計士を採用する税理士法人としては、
会計士は会計士として採用し、決して税務のプロとして採用する
わけではないことを理解しておく必要があります。
(もちろん税務には関わるのですが)税務を基礎から勉強してきた
5科目合格者とは明らかに期待されることが異なります。

雑駁に言えば、監査法人出身の会計士の方は、「大枠」から考え、
税理士事務所出身の税理士は、「細部」から整えていく、といった
イメージでしょうか。

細部にこだわれる税理士には、決して勝てない部分もあるのですから、
キャリアチェンジするにも、会計士の方は、やはり会計士ならでは
の特徴を活かしての転職を目指したほうが良い転職ができるのでは
ないかと思うのです。

一方、ビジネスのスケールを追求するなら、大を知る会計士が有利と
考えられます。

独立系会計事務所でも、100人を超す事務所では公認会計士の先生が
代表者であることは偶然でないでしょう。

例外は当然ありますが、試験制度の違いや働いてきた組織規模、顧客
規模の違いがバックボーンになっていることは確かだと思います。

税理士・公認会計士の転職相談、採用支援ならREX

0 件のコメント: