2009年9月28日月曜日

実力UPの秘訣は

我が子の塾での模擬試験結果を見て感じたこと。

全体の得点としては中の上。可も無く不可もなくであるが、国語、
数学、英語の3教科の結果表には、得点のみならず、例えば
英語の場合、単語・文法・長文読解・発音など、問題の項目別
正解率が記載され、その正解率にはかなりのバラツキがあった。

こういった分析結果は、自分の実力を知る上では有効であり、今後
重点を置くべき勉強方法が導き出され、弱点を克服できれば総得点
に寄与することになるはず・・・
(もちろん、今以上の勉強をすることが条件にはなるが)

一方働くビジネスマンの場合、社内試験などがあれば実力を測る
機会もあるだろうが、小規模組織では結果が全ての人事評価で、
定性評価でも主観的な面が多いと思う。業務プロセスの精度を上
げるのに大事なことは、各人が自分の仕事の実力を客観的に知る
方法を見つけることだろう。

企業活動においても、数値結果以外での実力と成長性を測る指標
が必要だろう。

そこで思い出したのが、バランストスコアカード。

「財務の視点(業績評価)」「顧客の視点」「業務プロセスの視点」
「学習と成長(アイデア・ノウハウ)」の視点という4つの視点で目標
設定と業績評価指標、具体的プログラムが導き出されるという。

我々人材業界も成長の曲がり角に来ている。
持続的成長には、数値達成力と作業処理能力に拘るのみの既成
概念は崩れ去った。

真に顧客からみた場合のノウハウと実力を兼ね備え、顧客からの
信頼を勝ち得ていかなければならない、とつくづく思うわけである。

顧客のこと、候補者のことを一番分かっているオンリーワン企業を
目指したい。

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