日本ハムフライヤーズのスタートは1974年。
僕もそのころは中学校の野球部員として、球を追う日々を送っていた。
「日拓ホームフライヤーズ」の後を受けて誕生した日ハムだったが、
これほど長く続くチームになるとは誰が予想しただろう。
さて、2004年北海道日本ハムファイターズとしてバージョンアップした
日ハムだが、その2004年は看板商品「シャウエッセン」の発売20周年
を迎えた年でもある。
食品メーカーの営業マンとして社会に出た僕と、シャウエッセンの誕生は
ほぼイコールである。僕にとっては日ハムは野球チームというよりも、
シャウエッセンの会社としてインプットされている。
そのロングセラーであるシャウエッセンであるが、当時「本格的あらびき
ウィンナー」というコンセプトの高級ウィンナーだった。
それ以前スーパーでは、回りが赤いウィンナーソーセージしかなく、お弁当
を色付けるタコにでも変身させなければ、非常に庶民的なイメージの
食品だったのだ。
また、日ハム優勝には、学ぶところが多い。
小笠原や新庄が抜けた打線は心もとなく、リーグ優勝を
予想した専門家は少なかったはず。
無駄のない緻密な攻撃と堅実な守りが僅差のゲームをモノにしていった。
新聞に書いてあったが、まさに「身の丈戦法」が結実した証である。
失点を最小限に抑え、取った点を守り抜く野球。
今の戦力の特徴を最大限に生かしたフロントと監督の成果でもある。
ヒルマン監督の退任は本当に惜しい。
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