2007年12月20日木曜日

急がば回れ

先日転職されたYさんからお話をお聞きしました。
ご本人は現在配属前研修中の身との事。

「地方配属になりそうなんです」とYさん。
当初は首都圏配属と聞いていただけに、地方と聞いて私もどう反応してよいか
一瞬躊躇しましたが、間髪入れずにYさん、「もう覚悟は出来ましたよっ。」と吹
っ切れたような明るい笑顔で応えてくださいましたので、ホッと一安心。

確かにYさんの当初の希望は、以下の通りでした。
① 年収のUP
② 営業のマネジメントができる仕事
③ 家族と過ごせる時間を確保できること

かつて営業マンから独立し事業主として休み無く働いていたYさんの転職理由
は、収入を安定させ、まだ小さなお子さんと過ごす時間を取りたい。そして一人
仕事ではなく多くのメンバーと仕事の喜びを分かち合いたいという意味で、サラ
リーマンとして再スタートするという明確な意思がありました。

結果的には①②は大満足。③は限定的、という結果になりましたが、それはそ
れで工夫次第。地方といっても2時間ちょっとで自宅に帰れる距離です。土日
に家族と大切な時間を過ごすことは可能です。

最近もある講演会で、聞いた話ですが、
「螺旋階段というのは平面的に上から見ると、同じ所をぐるぐると回っているよう
に見えるけれど、必ず一周したら上に上がっている。成長とはそういうものでは
ないでしょうか。デジタルからアナログへと交互に移る流れも同じです。」という
内容で、妙に納得したのでした。確かに一旦その場を離れぐるっと回って同じ所
に戻ると、もしかしたら一段上の別の景色に見えるかも。

Yさんも関東を一回りして、マネジメント力に磨きをかけて戻って来たときにはレベ
ルアップしたビジネスマンになっているのでは、と思います。
是非、仕事で頑張る誇らしいお父さんになっていただきたいと願っています。

さて、12月恒例の忘年会ロードショーも終盤を迎え、あと2週間で大晦日が見えて
きました。年内燃え尽きて体調を崩さないように気をつけたいと思います。
皆さんもご自愛下さい。

2007年12月5日水曜日

視界良好

毎朝の起床には、目覚まし代わりに携帯電話のアラームを
利用している。今朝もそのアラームを止め、洗面所へ向うた
めに枕元のメガネを探すが、一向に見つからない。
「あれ、どこだっけ・・・」
また、丸首のパジャマを脱ごうと、眼鏡を外すため顔まで
手が動かすが、そこにはもう眼鏡のフレームはない。
もう近視用眼鏡を必要としない生活が始まっていたのだ。

近視矯正の手術をしたばかりでちょっとぼやけるが、
0.02だった視力が今のところ裸眼で1,5なっている。
視界が開けたというか、世界が変ったのだ。

思えば、中学に入る前から急激に近眼が進み、ずっとメガネ
そしてコンタクトのお世話になってきた。メガネをしての野球
に限界を感じ、高校からはコンタクトを付けてバスケットボー
ルを始めた。埃とは無縁のスポーツと思ったが、バスケットは
格闘技だ。ぶつかり合いの末、幾度となく練習を止め、床に落
とした透明のコンタクトを皆に探してもらった。試合中片側だ
け落として踏まれたこともある。メガネを外すとなんにも見え
ないから海も嫌いだった。お金も沢山使ったし、諦めたことも
多い。
30年近く前に今のような近視手術があれば、きっとやって
いただろう。今頃プロサーファーになっていたかもしれない。
(それは無いか)

手術のお陰で遠くは見えるようになり、今後の夢も広がったが、
逆に今度は近くが見えなくなった。気がついたら老眼が当たり前
の歳になっていたのである。
「近眼は、さようなら。老眼よ、こんにちは。」

さて、仕事でも近くばかりを見ていると全体が見えなくなり、
先のことばかりを考えていると、足元の大事が見えなくなる。
どちらか一方は得意で、偏りがちという人が多いのではないか。
そんな時、眼鏡を掛けるわけではないが、視界を手元から遠くへ、
あるいは遠くから手元に移してみてはどうだろう。いつもと違っ
た見方をすることで、今まで見えなかったものが見えて、何か
閃いたり、スッキリするかもしれない。

色々な視点で物事を見られる人が、デキる人材なのではないだ
ろうか。

これからは、今まで使っていた近眼メガネのフレームに老眼の
レンズを入れることになるだろう。
いづれにしても、メガネとは一生の付き合いになりそうだ。

2007年11月21日水曜日

クリスマス商戦に向けて銀座もライトアップ!







この時期、銀座の中央通の歩道にはクリスマスツリーが植樹され、
夜は煌びやかなライトアップに包まれます。木枯らし一番で遂に
冬に突入。早くもクリスマス商戦の始まりです。

特に銀座二丁目交差点の四つ角にはブランドの核店舗がそびえます。
松屋デパートをバッグに見立て、ビルをホノグラム模様に包むルイ
ヴィトン。夜にはビル全体を覆う幾何学模様の電光を放つシャネル。
第一三共ビルを建て替えた話題のブルガリタワー(新規オープンは
11月30日)。そして真っ赤なホロを被せて新装オープンに備える
カルティエ。

このクリスマス商戦で、どれだけのお金を吸い込むのでしょうか。
ブランドには興味あるけれど所有することには縁がない私には、
ビルが大きな大きな貯金箱に見えます。
こんな貯金箱を持つことができたらどんなに楽しいか・・・

確かに冬になると寒いし、人々の動きも少ないように思えますが、
洋服でも飲食でも夏より冬のほうが単価も高く、消費自体は下期の
ほうが活発です。寒ければ寒いほどアパレルの社長さんは安心して
ゴルフを楽しめます。クリスマス、正月、そして消費の落ち込みを
補うバレンタインデー。人々の購買意欲を休ませてはくれません。
消費や相場は人々の心理で動く部分が多いですね。

財布が豊かになれば人の心も多少は豊かになります。物心両面の豊
かさを求めるのは誰もが共通する目標では?そのためには自分に合
った具体的な目標設定をして突っ走る前向きさが必要です。
悩みながらも前には進まないと。

新しい年を気持ちよく迎えるために、転職希望者も今が活動のピーク
にあります。私たちビジネスマンにとっても今年は正味あとひと月
です。皆さん風邪なんかに負けず除夜の鐘まで走りきりましょう。
(正月の体力は残してね)






2007年11月6日火曜日

空白の一日から二十八年

電車の中刷り広告で見た  『空白の一日から二十八年』・・・
そして そこに写る2人の野球人。

【黄桜】の宣伝である。
http://www.kizakura.co.jp/company/release/20071012.htm

35歳以上の人なら誰でも知っている「巨人」のエース格小林繁投手と、
その年のドラフトで「阪神」が引き当てた江川卓投手との物語である。

怪物江川を獲得するために、ドラフト制度の盲点を突いた周囲の大人
の仕業だったのだろう。
空白の一日の翌日、ドラフト会議で巨人に反発した4球団。
その中で阪神が江川卓を引いてしまったことで、小林投手の運命をも
変えてしまったのである。

30年近くを経過し、風化する寸前で二人を引き合わせた意味は、
一企業の広告というだけでなく、人生のあり方まで考えさせられる。
起きた事実は変えられないが、お互いのわだかまりを溶かす
いう点で、広告の主役のお二人個人にとっては大きいことであり、
一般市民の我々にとっても何か安堵感をもたらす出来事ではなかったか。

当時の日本中を論争に巻き込んだ結果、江川投手は相当なバッシング
に遭い、おまけに3ヶ月の出場停止処分で新人のその年は9勝どまり。
一方悲劇のヒーロー小林投手は、巨人からの8勝を含む22勝をあげ、
沢村賞に輝いた。もしかしたら、その事件がなければ小林投手も平凡な
投手人生だったかもしれないと考えると、何が良くて何が悪かったかは
本人のみぞ知るところ。江川投手も高卒のドラフトで阪急に入っていたら、
200勝位軽くしていたのではないだろうか。

さて、来る2007年11月19日のドラフト会議。
大学生の希望球団指名制度が無くなった今年はどんなドラマが待っているのか。

私達も日々自分の思いに対し、明確な意思表示をしなければ ならない。
妥協していては前に進めないのが人生である。
シビアな選択の中で、一つを選ばなければならない場面が何度も訪れる
のだろう。その決断によって周りの人から勝手な事を言われるかもしれない。

決断に対して後悔しても始まらない。事実の検証は大切だが信じる道を
進むのみである。願えば、いつか「時」が解決してくれるものである。

それにしても、一つの広告が縁を作ったとは、面白い話ではないだろうか。

 あっぱれ 黄桜。


”電車の中で、ポカンと口を開けて中刷り広告を見ていた姿を誰かに見られ
ていたかもしれない・・・” ハズカシー。

2007年11月4日日曜日

佐藤 可士和さんから学ぶ


佐藤 可士和さんの著書

『佐藤可士和の超整理術』日本経済新聞出版社

から学んだこと。


・空間の整理  ・情報の整理 ・思考の整理


これに影響を受けて、

まずは空間の整理、身の回りを整理してみました。

家の中にも、めったに使わないモノが沢山。


押入れ代わりに、今流行の「コンテナボックス」を借りて

直ぐに使わないけれど、そのうち使うかもしれないものや、

捨てられないものを入れ始めました。

結構運びましたが、コンテナは3分の1も埋まっていません。

意外と入ります。ありがとう「ハローストレージ」さん
まずは、目の前からモノを減らして、自分の周りが整理
されると、頭も整理されますね。
情報が氾濫する中、取捨選択の技術が仕事の成果に
影響を及ぼすことになりそうです。
整理は仕事術の基本と肝に銘じよう。

2007年11月3日土曜日

ここの肉 最高

日本橋の事務所から銀座に越してきて、
ちょうど一年が経ちました。


先日、ある若手メンバーの成果を讃えるために、
前の事務所の 近くの焼肉屋さんで、やはり1年ぶりに
食事をしたのですが、 やっぱり美味しかった。 

ここの肉、凄いです。カルビがこの厚さですから満足度
高いです。
タンもロースもちょっと違います。
この肉にして値段はリーズナブルと思います。 

オーナーシェフも有名外食店から独立したようですから、
是非 頑張って欲しいですね。
必ずしも立地は良くありませんが、タクシーで行っても
元は取れます。

オススメです。 「然」


2007年10月19日金曜日

リスクの語源

「リスクの語源はリズィカーレ というイタリア語。 勇気を持って試みる という意味である。」
ある新聞から目に飛び込んできたフレーズです。

株式をはじめとした投資性金融商品を購入するにも、覚悟すべきことは、
「リスクとリターンは振れ幅が同じである。リスクを取りにいかなければリターンは得られない」
という教えがあります。

新しい事に取り組むには、勇気をもってチャレンジすることが基本です。

忘れてはいけない心構えだと思います。

前進あるのみ!

2007年10月16日火曜日

幸せの青い鳥

日曜日の公園は愛犬の品評会のようです。
アフガンハウンド、ゴールデンレトリバーなどの大型犬からテリアやプード
ルなどの小さな犬まで、どこから湧き出て来たのかと思うくらい大勢の人が
犬と散歩しています。


私は犬と暮らしたことがないのですが、子供の頃 隣の家の犬をよく散歩 に連れて歩きました。雑種ですが「ムサシ」という名前で、夜 隣家の玄関先 に座って、一緒にじゃれて遊んでいました。

犬は外で飼うものだと思っていましたが、今は中で飼っている家もかなり あるでしょう。そのせいか最近は関節炎や皮膚炎のワンちゃんが多いそうです。

贅沢な人間並みに肥満や生活習慣病も気にしてあげなければいけない時代と なりました。犬飼っている人は「ウチの犬」って言わず、「ウチの子」って言うのですね。それだけ家族同然のつもりで暮らしているんでしょう。
今やペットは生活に欠かせない癒しの存在となっています。

私の住むマンションは犬を飼えないので、金魚や小鳥など小動物を飼っています。残念な話ですが、実は10年ちかく飼っていたセキセイインコが土曜日に死んでしまったのです。子供からのメールで知ったときは、結構悲しい気持ちになりました。
日曜日には、家から見える桜の木の根元に子供と一緒に埋めてあげました。

ところで、幸せを招く青い鳥を探して旅をするチルチルとミチルの童話がありますが、いくら探しても見つからなかったけれど、夢から覚めたら、側にいる決して綺麗ではない小鳥が青い鳥になったという物語であったかと思います。

最近、「青い鳥症候群」といって、もっと良い職場、もっと良い環境を求めて転職を繰り返す若者が多いといいます。仮に良い職場に転職しても、また転職活動をしてしまうのはどいういうことでしょう。身近なことや足元にチャンスやキャリア構築の種は、探せばいくらでもあるのだと思うのですが・・・。

私たち人間は幸せになるために、生きているのだと信じていますが、情報が多すぎて今身近にある小さな幸せを見過ごしてしまうこともあるのでしょう。将来不安の裏返しかもしれません。その点、動物は単純ですよね。

今思えば 我が家のセキセイインコも「青い鳥」だったのかもしれません。ありがとう。ピーちゃん。

しかし・・・・
悲しみもつかの間、一晩明けて、子供は「また欲しい~」とセガんでおりました。

2007年10月14日日曜日

今夜は最高!天山最高!


土曜日の会議を終えて、3時半過ぎの新幹線に乗り、小田原へ。
そこから、箱根湯元へ乗り継ぎ、タクシー飛ばして、
芦ノ湖畔の龍宮殿に向かい、親しい経営者十数人と合流。
親睦会に参加したのでした。
「今夜は最高!」
というK社長の掛け声で、楽しい宴会は締めくくられたのでした。

そして翌日、元箱根の日帰り温泉 「天山湯治郷」へ。
奥の座敷を借りて、3時間ほど、お湯を堪能させていただきました。
一日のんびり出来る!料金も安い!!
天山の社長様とも面識を持つ機会に恵まれ、
人気の理由がわかりました。
やはり顧客に喜んでもらう細やかな感性が大切ですね。
次回は家族でうかがいたいと思っています。
ありがとうございました。

帰りは箱根湯元からロマンスカーで帰りました。
電車はホント楽です。
皆さんお疲れ様でした。

2007年10月12日金曜日

まるいはみんなえきのそば

10月12日(金)有楽町に丸井が誕生
あちらに見えるは一月前に
オープンしたマロニエゲート
その運命は如何に?


















                      

Under Construction ”BULGARI”


11月30日 オープン 予定
現在のブルガリタワー 早朝の顔。

いよいよ姿を現してきました。

http://www.bulgari.com/splash.php

★ブルガリの売上は日本が30%近くで一番だと。

2007年10月2日火曜日

出会いと気付き

―我以外皆我師―
「宮本武蔵」を書いた吉川英治氏の言葉として有名ですが、
自分以外から学ぶという点で本当に気付かされることが多々
あります。

―人から学ぶ―
最近も同業他社から色々な話を聞く中で、自社の強みと弱みが
浮き彫りになり、早速強みに集中すべくアクションを実行するこ
とができました。
特に仕事道具の遣い方を熟知することが重要だと感じました。

スポーツの世界でも、道具(マテリアル)の使い方を熟知してい
るかどうかで、好プレーに結びつくのだと思うのですが、弊社の
業務でもWEBサイトやデータベースなど、道具の上手な活用が
集客のためのマーケティングに欠かせない要素となっています。
また、候補者の方から仕事のやり方を聞かせていただき、弊社
の業務改善に役立てることも少なくありません。


当社の人材紹介事業は非常にアナログで、人と話す仕事が非常
に大きなウェートを締めています。

・ 企業様に出向き綿密なヒアリングをして、その魅力を伝える
ことで採用成功のご支援をさせていただくこと。
・ 候補者から現在の職務の詳細や仕事に対する考え方を聞き、
   転職成功に向け、その方と一体となり応援すること。

企業様、転職候補者、そして私共レックスアドバイザーズ。の3者が
一体となり「WIN-WIN-WIN」の関係になることで、最高の結果を
生み出します。

三者成功に導くそのプロセスの中で感じるのは、常に相手の出口
を考えることの大切さです。私たちは、企業様で活躍する最適な
人材のご紹介と、候補者の活躍の場となる良い企業をご紹介する 、
という中立的な「仲介者」の立場ではありますが、如何に私たちを
上手に利用 していただくかという事も、同じゴールを目指す上では
大きなポイントとなります。 人の感情を動かすことは、どんな立場
でも欠かせないと思います。

知己を得るためのインプットの方法としては、本を読むことと、人と
の会話から得られることがほとんどではないかと思いますが、特に
人と出会いとその会話からは、いろいろな事を気付かせてくれます。

今日も新たな出会いと気付きにワクワクしています。

2007年9月30日日曜日

日ハム優勝 シャウエッセンは永遠に。

日ハム優勝おめでとう。

日本ハムフライヤーズのスタートは1974年。

僕もそのころは中学校の野球部員として、球を追う日々を送っていた。

「日拓ホームフライヤーズ」の後を受けて誕生した日ハムだったが、

これほど長く続くチームになるとは誰が予想しただろう。

さて、2004年北海道日本ハムファイターズとしてバージョンアップした

日ハムだが、その2004年は看板商品「シャウエッセン」の発売20周年

を迎えた年でもある。

食品メーカーの営業マンとして社会に出た僕と、シャウエッセンの誕生は

ほぼイコールである。僕にとっては日ハムは野球チームというよりも、

シャウエッセンの会社としてインプットされている。

そのロングセラーであるシャウエッセンであるが、当時「本格的あらびき

ウィンナー」というコンセプトの高級ウィンナーだった。

それ以前スーパーでは、回りが赤いウィンナーソーセージしかなく、お弁当

を色付けるタコにでも変身させなければ、非常に庶民的なイメージの

食品だったのだ。


また、日ハム優勝には、学ぶところが多い。

小笠原や新庄が抜けた打線は心もとなく、リーグ優勝を
予想した専門家は少なかったはず。
無駄のない緻密な攻撃と堅実な守りが僅差のゲームをモノにしていった。
新聞に書いてあったが、まさに「身の丈戦法」が結実した証である。
失点を最小限に抑え、取った点を守り抜く野球。
今の戦力の特徴を最大限に生かしたフロントと監督の成果でもある。

ヒルマン監督の退任は本当に惜しい。

ブランドショップビルの裏側



銀座二丁目交差点に建設中のブルガリのビルが半分姿を現した。


松屋デパートの概観と同じようなデザインで、きっとかっこよいビル

として12月に竣工を迎えるのだろう。


この場所、前は三共製薬(現三共第一)の本社だった。

今はどこの所有かな、と思っていたら、
ビルの上の裏側の看板には
Sankyo-Daiichi の文字が。
当社の窓から撮った写真ではよく分からない
かもしれませんが、奥の濃い色のビルの尖った
部分に、地味に主張しています。
さて、その手前の明るい色のビルは、
と言えば、先月380億円でゴールドマン
サックスに売却した、ティファニーの
本社ビルである。
裏側がこうなっていることは、あまり知られ
ていないと思う。
弊社は、実はブルガリ、ティファニーの
すぐ裏通りにあります。

てるてる坊主



隣にある小学校の運動会が土曜日の雨で延期になった。

ベランダに吊るしたてるてる坊主むなしく、日曜日も雨は収まらない。

雨のお陰でこの2日間、お弁当で用意したとんかつを食べた。

しかし、
てるてる坊主は本来晴れたら祀って目鼻を書くらしい。


フライングだったようだ・・・・。

2007年9月17日月曜日

ダメなら、さっさとやめなさい!

No.1になるための成功法則「ダメならさっさとやめなさい!」 
セス・ゴーディン著 マガジンハウス

著者に関しては、かつて営業戦略上のヒントとして非常に参考になった
「パーミッションマーケティング」や「バイラルマーケティング」など、
新しいマーケティング理論の本を読んだことがあるが、
今回は引き際の大切さを教えてくれる内容である。

行き止まりにぶつかったら引き返せ!

運命の谷を見つけたら這い上がれ!

この2つの選択が、意思決定をすべきリーダーには重要な判断となる。

セス・ゴーディン曰く、

スーパースターとその他大勢とを分けるのは、行き止まりにぶつかったら
すぐに引き返せるかどうか、本当に大切なことだけに力を注ぎ続けられる
かどうか。

一方、ここを頑張れば一線越えられる、頂点を極める、NO.1になれる、
などといった「運命の谷」に出合ったら、必死に這い上がるべきである。

つまり、「違う」と思ったらやめる。「これだ」と思ったら、どこまでも粘り抜く。

この選択を勇気をもって実行することこそ、ベンチャーに求められている

本質なのではないだろうか。


起業から成長企業への軌跡・・・

新規プロジェクトを成功に導き更なる事業拡大を・・・・


確かに仕事でもキャリアでも、新しい道を切り開くことには至福の喜びが

得られるもの。しかし、理想は何処までも高く、簡単には投げ出さない

ベンチャースピリットの持ち主であっても、道なき道を耕して進むのだから

上手くいかないことは沢山ある。むしろ上手くいかないことのほうが多い。


心の叫びから湧き出た戦略は間違っていない。

喜んでくれる顧客が増えているのなら、そして確かな手ごたえを感じている

なら続けるべきである。むしろ、その戦術に問題がある場合が多いのだ。


戦術的に行き止まりになったら、直ぐにやめる勇気を持とう。やめることは

失敗ではない、ということを受け入れるだけでも勇気が出るではないか。


なにしろ、じっくり考えることが必要だ。

NO.1に選ばれるために。

岡村

2007年9月16日日曜日

高校の文化祭

娘の高校受験の志望校探しを兼ねて、9月に入ってからの週末
は文化祭巡りに付き合わされている。
どのクラスも演劇中心の高校、音楽の発表が多い高校、お化け
屋敷や飲食コーナーが多い高校など、それぞれの高校には特色が
あるのだが、、まずは校舎やキャンパスが綺麗かどうか、雰囲気
が良いか、生徒が生き生きと活動しているか、というところに目が
行くものである。その中でも、来訪者に対して生徒達が元気な挨拶
をしてくれる学校は、やはり気持ちが良い。

今日は自分の母校に行ってきた。
まともに校舎内に入ったのは実に20年ぶり以上だろうか。
卒業後、校舎の改装や、体育館・プールの新設など変わった所も
多いが、校門からの長い桜並木、広い校庭、ボロい円形校舎など
は当時の記憶を断片的にでも思い出させてくれる。
親子ほど年の離れた後輩達が、皆元気な挨拶をしてくれて、正直
ホッとした。

たった3年間の凝縮された高校生活だったが、そこにいたという
事実は一生消すことが出来ない。今思い返せば、やり残した事や
反省も沢山あるが、自分を作る骨の一部のようになっていることは
事実である。その時代があって今に至っている。

先日も、大学時代のスキークラブのOB会に行き、沢山の仲間に
再会した。本質的には皆変わっていない様に見えるが、実際は時代
のスピードに負けないように必死に頑張っているのだろう。

今では学びの場は学校ではなく、会社や家庭、自発的な自己啓発
など、自分で選ばなければならない立場になったが、やはり一生勉強。

知識や技術は裏切らないと信じて精進するのみである。

個人としての実力を高め、社員が誇れる栄光と良い伝統のある会社
組織を作って行きたい。

岡村

2007年9月7日金曜日

マロニエゲート


弊社REXは、銀座の「マロニエ通り」と「柳通り」の間の「あずま通り」沿いにあります。 といって解る人は かなりの銀座ツウ。

銀座二丁目 メルサ2やティファニー本社の後ろとか、文具の伊東屋の裏通り といった言い方のほうが、まだ解るかもしれませんが、

それでも銀座に数回以上は来たことがないとわかりにくいですよね。

同じ二丁目でも、有楽町寄りに9月からオープンした銀座の新名所

「マロニエゲート」はプランタン銀座の並びにあります。その2つのビルの間の道が、
マロニエ通り。

有楽町方面から歩いてくると、面白いデザインのビルが多いです。
左手ピンクのビルは「ミキモト」のビル
さらに歩いていくと、まだ建築中なので、何のビルか解りませんが流線型の変った
形のビルに出会います。そして銀座中央通、銀座二丁目交差点に出ると、
ブランドショップのお目見えです。
交差点手前に、ビル改装中のカルティエとシャネル。中央通を渡ると
松屋のヴィトンと、建築中のブルガリのビルが・・・・
最近380億円でゴールドマンサックスが競り落とした、ティファニー本社ビルも
銀座二丁目です。
しかし、これほど会社から至近距離なのに、ブランドに縁がなく、中に入ったこと
がないのが残念。 今度 目の保養に行って来よう!




2007年9月3日月曜日

脳内メーカー

人の頭の中を覗いた気分になる「脳内メーカー」は結構人気らしい
ですね。http://maker.usoko.net/nounai/

当っているかいないかは、試した人の自己判断でしょうが、いろんな

人の名前を入れてストレス解消をしている方もいるのでは?

日々の相談業務を積み重ねると相手の方の頭の中も少しは覗けた

ような気がする時もありますが、手っ取り早く 名前を入れただけで

何を考えているのか分かったら、すごく楽かもしれません。


あっ、そうなったらウチの商売成り立たなくなりますね・・・・

さて、私たちは人材紹介業の仕事柄、毎日のように転職相談をさせ

ていただいています。


必ずご来社いただき、1時間から1時間半ご相談の時間を取らせて頂

きますが、先ず自社のサポートスタイルにコンセンサスを得た上で、

実際の転職相談がスタートします。最初に聞くのは候補者の転職目的

です。実際ココにアドバイザー自身が共感できないと良いマッチングは

難しいと思います。


最初の頃は出張面談も行ってもいましたが、結果的にお手伝いが出

来ているのは銀座まで足を運んでいただく方で、転職に対しても仕事

に対しても意欲の高い候補者となっています。


(マッチングの)いい予感がする場合は最初からピンときます。

我々も人間ですから頼りにされると頑張ります。

挨拶とか、受け答えが相手の目を見て行える方は、推薦する立場とし

て自身を持って企業様にご紹介ができる方です。


何人も自分自身の味方にするためには、どんな立場の人にも日頃から

キチンとした接し方ができる人間にならなくてはいけない、と考える今日

この頃です。

脳内相性メーカー http://maker.usoko.jp/nounai_ai/

の会社版もあれば面白いと思うのですけど・・・

岡村

2007年9月2日日曜日

ストレス解消法は

(フジサンケイビジネスアイから)
・若手社員の約9割が仕事でストレスを実感している・・・・

毎日コミュニケーションズ社(マイコミ)の調査によると、
20代の若手社員の約90%が仕事でのストレスを感じているという。
さらにストレスから体調を壊した経験は2人に1人。

ストレスの原因の上位となるのは以下のとおり。
男性が①自分の能力が足りない、②人間関係、③仕事量が多い
女性が①人間関係、②自身の能力が足りない、③仕事がつまらない

一方、ストレス解消法は、
男性が、①寝る、②音楽を聴く、③お酒を飲む、④運動する、⑤好きな
ものを食べる。
女性は①寝る②ショッピング③友人知人に話す④好きなものを食べる
⑤旅行に行く。

男女とも寝ることが基本のようだが、男性は1人で音楽を聴き酒を飲ん
でストレスを紛らわす。より遠くの大きな世界を夢想し、現実のちっぽけ
な悩みを取るに足らないものとするのだろう。
女性は買い物をしたり他の人に話すなど、行動を起こすことでストレスを
解消させるという点で特徴的だ。職場でモノを言いにくい立場があり、
鬱積したものを開放させることが一番の解消方法なのかもしれない。

しかし、ストレスを避けることは大切だが、一時的な現実逃避行動では、
ストレスの原因を解決することはできない。
自分の能力が足りないと感じるならば、それを補うための日々の努力
や別の強みをアピールすることが必要。でなければ実力主義の世界は
生き抜いてはいけないのだ。

転職も一つの解決方法かもしれないが、乗り越えなければいけない壁が
いつまた立ちはだかるか・・・・。だからこそ逃げずに超えて欲しい。

やはり、根アカな楽観主義の自分を作り上げることが一番だろうと思う。
泣いても笑っても時間は平等に過ぎ去っていく。平均的には80歳くらい
で皆この世を去ってしまうのだ。会社生活はそのうち40年足らず。その
限られた「人生ゲーム」のなかで、舞台を演じる一流の役者となるために、
知識や会話術を身につけて、人間観察を怠らず、生きる技術を高めて
いきたい。 

さて、自分自身のストレス解消といえば、若者たちと同じ、寝ることと音楽
を聞くことである。あまり進歩はないが・・・

そういえば最近、来日する音楽アーティストが80年代あたりのヒットメー
カーが多いようだ。

六本木のミッドタウンにオープンした「ビルボードライブ東京」の影響も
あるかもしれないが、スティーリー・ダン、やラリーカールトンなどは青春
時代のストライクゾーンである。所謂AORやブラックコンテンポラリーは
80年代前半の六本木ディスコ族や貸しレコード世代には欠かせないも
のだった。10代20代で聞いた洋楽は今でも頭のハードディスクに保存
されている。

銀座にある大人のディスコ「クラブロマンティコ」と同様、ビルボードライブ
東京は一度行ってみたい場所である。きっとストレス解消ができるに
違いない。

岡村

2007年8月20日月曜日

社名・人名

この夏休み、テレビを見ていて突如飛び込んできた、
「新社名、ど~ん!」 というエステーさんのTVコマーシャル

お金が掛かっているのか掛かっていないのか、私にはさっ
ぱりわかりませんが、「消臭ポット」の森三中に続いて会長
さんが登場し、そして社長さんがサイドスローアクションで
「新社名 ど~ん!」 と来りゃ 
これはインパクトありますね。株価も一瞬上がったのでは
ないでしょうか? とにかく「ど~ん」ですから。

折りしも欽ちゃんが24時間テレビで走っている合間のCM
でしたっけ。欽ちゃんもかつて「ど~ん」ってやってましたよね。

あと、アルデプロさんのCM。あ~る~で~ぷ~ろ~~~
これもインパクトあります。首都高脇の看板も目立ってます
しね。

私はどちらの会社も事業内容を理解していますから、より
身近に感じたのかもしれませんが、企業を知らない視聴者
が見たらどう思うのでしょうか。

溢れる情報の中で自分の欲しい情報を見つけ出すのは
大変です。「検索」という行為も検索する人の知識・見識を
大集合させて行うわけで、全く知らないものを探しに行くの
は結構難しいものです。

人は自分が少しでも知っていることに関心を持ちます。
また、自分を分かってくれる人に関心を持ちます。
人から名前を忘れられるとがっかりします。
人に名前を覚えてもらえると嬉しく思います。

私もいまだに、オカモトさんって呼ばれることあります。
学生時代のサークルで同期に岡本くんという友人がいて、
OBになって10年くらいたった時のOB名簿では、二人が
一人の名前に合体していました。岡本康男って誰?

社名もカタカナ名の会社ばかり。創業する時に、ある先生
から「カタカナは多いから漢字にしたら?」と言われました
が、長いカタカナにしてしまいました。

人名も社名も覚えてもらうと嬉しいです。
レックスアドバイザーズ。 「ど~ん!」と 覚えてください。

岡村
 

2007年8月19日日曜日

自由な時間

夏休みの家族旅行は伊豆方面へ行きました。

今回利用したのは、家具調理器具備え付けのリゾートマンション
施設。部屋には最新のマッサージチェアもあり、ゆったり100平米
くらいの2LDKは、家族とノンビリするのには打ってつけでした。

家族5人が一部屋で泊まれるホテルや旅館はあまり多くありません。
2世代の旅行にも最適な、こういった広い部屋タイプの宿泊施設は
今後益々需要があるのでは?リゾマン所有者も年に数回しか利用しな
いと思われますが、リゾートマンションの短期貸しなどは、どれくらい
普及しているのでしょうか?ビジネスになっているのでしょうか。

(家族が)大好きなハワイなどに行くときも、必ずコンドミニアムに
泊まります。好きな時間に食事を作ったりして自由気ままに過ごせますが、
ろくに計画していないと、どんどん時間が過ぎてしまい、勿体ない気分
になりますから注意が必要です。ノンビリと景色の良い部屋で過ごすのが
お好きな方には最高です。

「自由」な時間は、皆が欲しがっているものだと思いますが、自由と いう
言葉は一人歩きすると厄介です。 自由とは好き勝手をする野放図ではなく、
行いに対して責任を取る 準備があるということです。

私たちの自由とは、常に秩序という制限の中での自由であり、他を犠牲
にしての自由であってはなりません。自由という権利を行使するには
義務と責任がつきものなのです。

「・・・長」が付くなど頂点に立つ人間には「意志決定の自由」があります。
自由な時間も作ることができます。それだけに、自由の度が過ぎると
多くの人に迷惑をかけ、後で収拾が付かない事態に陥ってしまうことは、
政界、角界、そして実業界など、最近のトピックスからみても明らかです。

「より自由を得るには、より大きな責任を背負うことになる」
肝に銘じて経営に邁進していかなければならないと思うこの頃です。

岡村

2007年8月14日火曜日

夏休みの楽しみ方

日曜日の朝、家族で散歩に出かけた。

近くの公園は都内でも大きな公園です。

朝の6時くらいから公園一周で1時間くらい。

とても気持ちが良かったです。

おじさんは皆同じような短パン・Tシャツ・野球帽。

女性の方々も、腕を90度の角度で、ペットボトルのお水

片手に皆テクテク歩いている。

朝の公園は犬と中高年にとっての天国である。

夫婦のコミュニケーションにもおススメですね。

また、
お盆休みの週なので、今週の通勤電車は楽チンだ。

今日あたり、普段ビジネスワイシャツのおじさん達が、

やはり皆、似たような 短パン・Tシャツ・サンダル姿で

電車に乗っている。いったい一人で何処へ行くんだろう・・・

という人もいますね。(大きなお世話か)

さて私も明日から5日間休みを取りますが、有意義な

休みを過ごしたいと思いつつ、3日間は家族旅行で、

その他は部屋の掃除かな、なんてノンビリ優雅な夏は

やや諦め気配。

でも朝の散歩は続けたいですね。

岡村

2007年8月12日日曜日

夏バテ対策~1

いよいよ夏本番。
どのように夏を乗り切るかで、素晴らしい収穫の秋を
迎えられるものですが、頭を空っぽにして夏を楽しむ
なんていうのは、なかなか難しいですね。

どこへ遊びに行っても、食べに行っても、このお店は
どのようにして商売を成り立たせているのか、なんて
計算をしてしまったり、サービス内容で何か参考に
できることは無いかなんて、いつも考えている自分
がいるのですが、それはそれで観察するのが趣味みた
いなものですから、仕方ないかなって思っています。

さて、仕事も遊びも、これからの1ヶ月は体力勝負
です。夏バテ防止には、睡眠第一ですね。体質の差は
ありますが、これが足りてないと秋口にはバテて、仕事
の生産性も落ちてしまうのではないでしょうか。

そしてもう一つ、消耗する夏を乗り切る必須アイテム
として、私は「梅干」をオススメします。

梅干に含まれる「クエン酸」には様々な効能があります。
クエン酸は疲労のもととなる乳酸を水と二酸化炭素
に分解して、体外へ排出する働きがありますし、たん
ぱく質や脂肪を燃焼させてエネルギーに変えてくれる
とも言われています。便秘や二日酔い解消にも効果が
あります。

私自身、昔はあまり酸っぱい食べ物が得意ではな
かったので、好んでは梅干を食べませんでしたが、
最近は塩分抑え目のものや、一粒づつ袋に入って持ち
運べる蜂蜜入りの食べやすいタイプもありますから、
日中のパワー回復に試してみてはいかがでしょうか。

高校時代の夏の合宿にも、バテないように蜂蜜入りの
レモンを持っていきましたが、練習前にレモン食べ
過ぎて逆効果になった嫌な体験を思い出しました。

「ゲ○▲◇ロ※□ゲ○◇ロ▲ゲ○ロ・・・」 
最近、レモンよりも梅干のほうがクエン酸の含有量が
多いことを知りました。

いろんな意味で甘酸っぱい青春時代の夏の思い出は
沢山ありますが、もういい年になったので蜂蜜入り
の梅干でも食べて、気分だけ浸り、沢山の睡眠を取
って「いい夢」見ましょうか・・・・。
これだと無駄な体力は消耗しないでしょう?

経営者にとっても、働く人が減る「夏の生産性」
は気になるところですが、短い期間でも集中力を高め

て、あつ~い夏を涼しい顔で乗り切りましょう!



岡村