2011年10月24日月曜日

強みを武器に勝負!

ニュース番組で見た人も多いと思いますが、
中国で、ひき逃げされて横たわっている2歳の子供の横を、
18人もの人がスルーして通っている映像が流れました。
想像しただけでもぞっとするような光景です。

急成長とは、かくも周りの景色が見えなくなるものなのか。

競争に勝つとは他人を踏み台にすることと同義語なのか。

他人に関わりを持つと損をするという風潮がなせる技なの
か・・・・

中国の勢いの裏側の歪を見た瞬間でした。

合理的な考え方をすると言われる中国人も、一人
ひとりをとってみれば良い人が多く、非常に思慮深く、
家族や近親者をとても大切にすると聞きます。

しかし、家族や親しい関係以外信じない風土が
あるのは事実のようです。

人口13億人、民族は55にも上る多民族国家である中国を
我々日本人は、まだまだ理解しきれていない面があります。

それにしても、中国のスピードに比して、日本の財政再建
や改革の歩みの遅いこと遅いこと。

TPPや防衛、そして年金問題。
行政に目をやると先行きが見えずに遅々として進まず、
イライラするので見たくないというのが本音です。

最悪の事態を想像したくは無いですが、そうなってからで
は遅いのです。
年金が70歳からになりそうだが、まだ先の話などと悠長
に構えている場合ではないのです。

誰かが何とかするのではなく、今を生きる自分達自身が
何とかするしかありません。稼ぐ力をつけましょう。


さて、価格や効率・合理性で新興国に勝つことは出来なくなる
と言われています。

一方、日本の強みであるサービスや製品精度の高さ、
そして顧客満足を追及する緻密さなど、ソフトの部分で
勝負できるはずです。

デザイン力、企画力、チームマネジメント力なども、
日本が勝てる要素であると思われます。


こうした強みを生かす戦略は、転職でも言えることです。

30歳を過ぎて、真新しいことにチャレンジするのは
大きな覚悟と多少の犠牲が避けられないものです。

雇用主から見た場合、
年収とパフォーマンスは一致しなければなりません。

経験の無いことで十分な収入を確保をしようなどと、
考えている人がいれば、時代を読めていない人という
ことになるでしょう。


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