2015年2月3日火曜日

賢者は歴史から学ぶ

歴史は繰り返すといいますが、相変わらず紛争、そしてテロがなくなりません。
武力を使えば、それがまた新たな火種となり、平和が遠のいてしまう・・・
“賢者は歴史から学ぶ”という格言が生かされていないことになります。
(人質事件から)

それにしても、人には迷惑をかけちゃいけない、という日本人の恥の文化は、世界の中では異質のようです。
交渉事にも向いてませんし、多くの日本人は争うことを前提に物事を考えていないと思います。何とか上手くまとめようとしますよね。
「損して得取れ」という格言は元は「損して徳取れ」だったとか・・・日本人らしいですね。世界では損したらそこでオシマイなのかもしれません。

会計士や税理士の皆さんも、上手くまとまることを前提にものごとを組み立てる傾向にあると思います。
一度決まったことを、蒸し返すことはあまりしませんでしょ?

グローバルとか、ダイバーシティとか言われる今の時代では、われわれはもう少し高等な交渉術を覚えることが必要かもしれません。そういう私も交渉は苦手です。相手に合わせてしまいます。今まで良い人に囲まれてきたのもあります。

一方で、良い人とお付き合いして、ストレスのない生活をするというのも、大切な処世術とは思います。転ばぬ先の杖というか、あつれきを生む前に、事前に対処するコミュニケーションはリスク管理の手法です。
争いを起こして利益になる世界よりも、争わないための処方箋を書きためていければいいな、と思います。

転職の相談も似たところがありますね。


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