2010年10月19日火曜日

時間と距離

最近の大手居酒屋チェーンでは、遠隔地の同店とテレビ電話で
繋ぎ、2箇所で行う同窓会を一つの企画にするようなサービス
をしているらしいです。(何かのTVで見ました)

そのうち大きなホテルでも宴会場の大画面を用意して、世界
同時同窓会のようなサービスを行なう日が来るのでしょうか??

本当にその同窓会が一体感あるもになるのかは、体験してみない
と分かりませんが、目的は東京と地方または海外との電話会議と
一緒ですね。

世の中が進歩して距離と時間はどんどん短縮されています。

インターネットの普及とIT運用のコストダウンで、距離も時間
も気にならない環境を作ってしまいました。

何時でもどこでも、誰とでも仕事は出来ますし、距離や時間を
理由に言い訳し難い世の中になってしまいました。

一方、人の寿命は長くなっていますから、昔の人の100倍くらい
の体験をして、神経をすり減らしてしまうかもしれません。

かつて 時間=距離÷速さ と算数で習いましたが、時間が短縮
されても空いた時間には次の予定が入ってくるものです。

多少の逃げ場(時間)も残しておきたいもの・・・


さて先日、私も遠隔地とのミーティングを初めて体験しました。
仕事仲間の会計士と札幌に居る弁護士とでスカイプを利用した
会議を行ないました。

多少カメラや音質の精度に課題が残るものの、目的としては十分
に達成できました。(会議では同窓会のように乾杯や握手は必要
ありませんからね)


どんなに距離と時間を越えてネット社会になったとしても、直接会
って話すことが無くなることは考えられませんから、会う以上は
目的を達する(満足を得られる)コミュニケーションは必須と
なることは間違いありません。

今日の転職相談も、求職者には会っただけの価値を提供しなけれ
ばいけないのだと、肝に銘じる次第です。


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