2009年7月13日月曜日

自己主張と成長意欲

先日、税理士・公認会計士の勉強会組織が主催するツアーにて、
上海へ進出している会計事務所そして、現地で流通している
不動産(マンション)を見学してまいりました。

会計事務所のうち、一社は日本国内の会計事務所に対する記帳
アウトソーシングを中心に行い、もう一社は中国進出日本企業への
会計支援業務と企業内就業者への税務申告代理業務で、益々の
躍進を続けています。

不動産全体もまた上がってきているようで、現地の住宅用マンション
は、年収の10倍以上でも買う人が多いとの事でした。

中国も世界的不況の影響は受けているようですが、そもそもの成長率
が他の西側先進国と違いますから、インフレの力であっという間に借金
も目減りしてしまうことでしょう。

上海へは7年前にも行き、その高層ビルの多さに驚きましたが、都市として
一層パワーアップして、30階以上あるビルは、現在上海市内に3000本と
も4000本とも言われるほどに、無数に存在していました。地上492m、
101階の上海WFS(森ビル)にも恐れ入りました。
展望料金は150元(約2300円)で、六本木ヒルズ よりも高かったです。

さらに現地の人を観察して、相変わらず強烈な自己主張に、またビックリ。
幾つかを例に挙げますと・・・
・ タクシーに乗れば、必ず車同士の鍔迫り合いに遭遇し、
   スリリングな気分を味わえる。
・ 地下鉄内は皆しゃべくりまくり車内は喧騒に包まれ、
   携帯電話の通話も気にならない。
・ 本屋さんでは座り込んで販売用の本を読んでいる。
   またはそれで勉強している。
・ 若い女性もアイスクリームを片手に赤信号を渡り、
   交差点のど真ん中でタクシーを拾う。

これを自分勝手と決めるか、自己責任で行動していると考えるかは自由ですが、
上海の活気とエネルギーには大いに学ぶところがあります。

きっとこの国では自己主張と成長意欲が同義語なのでしょう。

成長するために自己主張しなければ、何をしたいのかハッキリ言わなければ、
欲しいものは手に入らないという基本的なことを思い起こさせた3日間でした。

我々日本人も頑張らナイト。


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上海写真集



    昨年秋オープンの
    ワールドファイナンシャルセンター  
    (森ビル) なんと101階建 
新天地のとても美味しかった
レストラン




                
               浦東から見た外灘(ワイタン)(BAND)の風景

WFS(森ビル)から見下ろした電波塔






  










上海に住む友人宅から見た電波塔