2011年5月23日月曜日

リーダーの条件

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前例の無いトラブルに遭遇した時、リーダーの真価が発揮されます。

震災や原発事故後の収拾プロセスを見ていて、あらためて危機に
際するリーダーシップの重要性を痛感しているのは私だけではない
でしょう。

日本もリーダー教育なるものを幼少の頃から行なっていく必要がある
のではないでしょうか。

リーダー教育とエリート教育はイメージ的に若干の差異がありますが、
あくまで組織や集団を引っ張り、纏められる人の事です。

天災よる社会システムの機能停止、経済危機による業績の減速などへ
の対応がメディアを通して伝えられていますが、国や自治体のリーダ
ーそして経営トップの舵取りが、その後の事業活動に大きな影響を及ぼ
すことは自明の理です。

鬱屈して混沌とした時代だからこそ、現状を打破しようと試みる強い
リーダーシップが待たれます。カリスマ待望論です。

前例の無い危機に対しては、誰がやっても手探りで、成功も失敗も
ありえますから、頭脳明晰だけでは乗り切れません。

やはり「この人が失敗したら仕方が無い」と思わせる
人望と胆力がリーダーの必須条件でしょう。

ただし、大きな仕事をやり遂げるリーダーとは、後世の歴史が評価
を決める場合も多く、その時点の成否だけでは分からない部分も
多いのもよくある話。

批判を浴びるのもリーダーの宿命です。

その点でリーダーは孤独であり、その孤独に打ち勝つメンタリティー
を持ち合わせた人でないと病んでしまうかもしれません。

ある意味、明るく悩みすぎないラテン系の性格が非常時にはリーダー
に向いていると思います。(無責任じゃ困りますが)

何も国や企業のトップだけでは無く、あらゆる社会活動の中で、
リーダー(先導者)が必要とされています。

しかし、この国の教育が今直ぐリーダー教育に積極的になるとは
思えません。運動会ではみんな仲良く1等賞メダルが無難と考える
教育現場が多いようですから・・・

公的機関よりも競争社会にさらされている一般企業の中で、
リーダーを育てていくほうが早いとは思います。

国際的に通用するリーダーを育てることが、日本がグローバルな
競争に打ち勝つための条件だと、常々考えています。


また、グローバル人材を育てるという点で、英語教育が欠かせな
いのは当然ですが、社会人になって英語を学ぶのは簡単ではあり
ません。

いっその事、日本国内に英語圏を作ってはどうでしょう?
長崎の出島じゃないですけど、例えば東京の一部地域(お台場とか)
では英語しか話せない、読めない、書けない、という英語特区もし
くは英語の国を作ってはいかがでしょう。

だだの勉強だと苦痛なので、そこがアミューズメントの企画に
包まれ海外にいるような空間であれば来客者も喜ぶと思うのです。

各国の料理メニューや、名産は全て英語表記。
ただし自動翻訳機は貸し出し可能。

外国人の呼び込みにも役立ちますし、英語や中国語を学べる場所
になれば一石二鳥だと思うのですが。


荒唐無稽でしょうか・・・