2014年12月22日月曜日

「教わるはタダ、教えるとトク」

忘年会で同世代と飲んでいると、最近の若者はイチから十まで教わらないと気が済まない、なんて話が出たりします。

昔からある、いわゆる近頃の若い者は・・・的な話題ですが、本質的に若者の行動は、世相を反映したものなので、気質の理解は必要ですよね。

たしかに、教えてもらうことが当たりまえの世の中。
ネットで検索しても答えらしきものが見つかりますから、あちこちぶつからずに最短距離を進むことが当たり前になってしまいました。

情報を提供してお金をもらうのは、懐かしき昭和の時代。いまや情報はネットからタダ同然。情報が集客のための手段になっています。情報を見に来るようサイトを工夫して、たくさんお客を集めて広告料をガッポリ、というようなビジネスモデルが主流になりました。

スマホ世代は、タダで教わることに慣れているわけです。
教えてもらうことに感謝が足りない、と感じるのは古い人間なのでしょうか・・・

転んだことのない子供はいないと思いますが、昔に比べたら擦り傷、切り傷は減ったような気がします。
昔の子供(私のこと)は、毎日外遊びをしていたので生傷が絶えず、家にはオキシドール(消毒液)やヨードチンキが常備されてました。
今じゃ家にありませんから。
転んでも、大怪我にはならなかったのは幸運でしたが、たいていのケガは治りますし、失敗から学ぶことも多かった。
今は失敗の回数が少ないから、失敗することがコワいんですね。

まあ、能動的に、失敗したいなどと誰も考えませんから、仕事の基礎や転んだ(失敗した)あとの挽回の仕方(事例)は、知っていると安心です。
考えてみたら、柔道の受身も大失敗しないための転び方です。
失敗したときの起き上がり方を、教えてあげておいたほうがよいでしょうね。

その基礎が大事なのですが、枝葉のテクニックよりも、考え方を教えるべきでしょう。
仕事については、手段が目的になっては意味がありません。幹部候補には手段の巧拙よりも、目的が何なのか理解してもらい、自律的な行動を促したほうが伸びると思います。

この際、教わるのはタダでもいいですけど、人に教えると自分のトクになることを知ってもらえばいいでしょう。
人に教えると感謝されますし、今度は教えてもらいやすくなります。
いま風にいえば、「有形無形のポイントを付与されることになるので、仲間には親切に教えましょう」と 考え方を伝えることだと思います。

さて、相変わらず大手企業の採用意欲は高く、来年も売り手市場と予想されています。
採用は重要課題ですが、それ以上に人が辞めない組織、人が育つ組織を作ることが勝てる企業なのだと思います。


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2014年12月16日火曜日

「実績に一票」

15日の日経平均株価は「前週末比272円18銭安の1万7099円40銭と大幅反落」・・・というニュースから、今回の衆院選挙は下馬評通り与党圧勝で終わりましたが、株式市場は結構クールだったことがうかがえます。

また、革新政党が比例で著しく議席を伸ばしたことも、さほどニュースになっていませんが注目ですね。有権者はもろ手を上げて政権政党を支持しているわけではないことが見てとれます。

たしかに、豊かさの実感があまりない有権者にとって、アベノミクスの行方には、少なからず不安な気持ちがあるでしょう。消費増税を先延ばしせざるを得ない経済状況は緊急事態です。
でも、他に頼れる政党がない場合は託すしかないのです。

この日本という安全で豊かな住みやすい国で、これからも暮らしていこうとするならば、乗っている船の進行に協力できるところは協力していかなければ、と思うのです。
ビジネスに携わる者にとって、経済が盛り上がらないことには、国の財政が持たないということは自明の理。多くの経営者は為政者と同じように会社を成長に導き、雇用拡大、そして社員定着のため賃金の増加を目論んでいます。
かつて日本は、経済一流、政治は三流、と揶揄されました。その時代は高度成長に乗っかっていればよかったのです。今は両輪の歯車がかみ合ってこそ成長戦略が成り立ちます。

同じように、自分が働いている組織に対しても、不満や批判ばかりでは先に進めません。転職してもまた同じ壁にぶつかります。どうしたら良くなるのか、建設的な意見を出して行動する。それしかありません。現状を変えたかったら、粘り強く上司や経営者を説得してみてはどうでしょう。
ただし、実績も大事です。経営者は自分のことだけしか考えていない人の話は聞かないと思いますが、全体が(皆が)良くなる話なら耳を傾けてくれるはずです。WIN-WINになるのですから。まずは仕事で実績を認めてもらうことです。
そうしたら自分に票が入りますよね!

さて、年末年始は、仕事以外のさまざまな人と話す機会があると思います。違う分野の人の話を聞いたら、何か新たな気づきがあるかもしれません。
寒い日が続いていますが、お正月まであと少し頑張りましょう。

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2014年12月2日火曜日

「年末調整」

師走に入り、だんだん慌ただしくなってきました。
会計事務所で仕事されている方は、この時期、年末調整の業務でお忙しいかもしれませんね。企業の総務にお勤めの方も、社内から年末調整の申告書を粘り強く集めていることでしょう。

REXの登録者の皆さんは税理士・会計士で税金のプロが多いですから、保険料控除や住宅ローン控除等の申告について、詳しく語る必要はありませんが、家庭の経済の観点から言えば、還付金は「チリも積もればなんとやら」です。

保険料控除で夜1回の飲み代(お食事代)程度が戻ってくるわけですから、バカにはできません。生命保険料控除は最大4万円(新制度)なので、所得額によって4千円~1万円くらい戻って来るでしょう(間違っていたらごめんなさい)
しかも、生命保険、年金保険、介護・医療保険等の3つの分野にそれぞれ加入していれば、返ってくる飲み代(お食事代)は3回分になります。

とくに今後の公的年金の支給時期繰り下げの可能性を考え、私的年金として何か手当をしておきたいものです。
年金支給が70歳になれば、たとえ定年が65歳になったとしても5年間は無収入の可能性があります。退職金が多額に出る方は別にして、定年直前にその5年間の生活費を貯めるのは現実的ではありませんよね。

ただし年金保険は表面上の利率がイマイチです。保険の性質上、最初に経費分を抜かれますから、加入から10年以上は元本割れです。正直、利回りの魅力は感じにくい。でも毎年の年末調整で戻ってきた還付金が利息だと思えば、最終利回りは決して悪くはありません。

なにより、直ぐに解約したら損ですから始めたら長く続けます。結果的にまとまった額が貯まっていくはずです。

なんか転職に似ていますね。
転職して最初は失敗したと思っても、長く続けていたら柱となるスキルが身についているとか・・・

貯蓄プランで大事なのは、始めたら目的まで続けることです。
この間、銀行の個人資産担当の方から聞きましたが、短期目的は換金しやすい銀行預金、中期は公社債投資信託や積立NISA(少額投資非課税制度)、長期には換金し難い「年金保険」が向いていると言っていました。

結婚するため、家を買うため、子供の教育資金、そして老後の年金資金。目的のため、期間別の貯蓄をしてはいかがでしょう。

転職で収入が上がったり下がったりしたとしても、お金の使い方や貯め方で人生の楽しみ方に差が出てしまいます。収入の多い人が必ずしも幸せになるかどうかは別の問題なのです。(程度の問題はありますが)

スキルを上げるためのキャリアプランは大事ですが、同時に将来の安心のために、ファイナンシャルプランはもっと重要です。

生きがいをもって働いたお金を有意義に使い、人生を楽しむ。
これが理想ですね。

ちなみに、短期の一発勝負ができる株式投資は貯蓄ではなく投資ですから、余裕資金でやったほうが良いと思いますよ。

投資なら株よりも自分自身へ。
経験的に申し上げれば、独立して事業をする場合も、貯金以上に良い人脈が貯まっていたほうが成功するでしょう。

さて、還付金が忘年会費用で消えちゃったとしても、良い交友関係ができれば、それはそれでヨシとしましょ。


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2014年11月25日火曜日

「健さん」

高倉健さんが亡くなりました。
存在自体がカリスマで、映画俳優の代名詞のような方でした。
私が育った大泉学園には東映の撮影所があって、その近くに住む友人から「昨日高倉健を見た」「菅原文太を見た」などの話をわりと頻繁に聞けたものです。
「網走番外地」など「東映やくざシリーズ」は、大泉で撮影されたようでしたが、私はNHKしか見ない堅苦しい家庭に育ったため?残念ながら高倉健さんのヤクザ映画をほとんど見たことはありません。

高校生くらいのとき、映画「八甲田山」が封切られました。
明治時代の雪中行軍遭難事件が題材でした。当時高校生の私には、邦画よりも洋画が魅力に感じられ、映画「八甲田山」は映画館ではなく、後々テレビで見ることになります。
同じくテレビで見た「幸せの黄色いハンカチ」も感動しました。

苦難に耐える健さん、セリフのない場面で人の心を打つ健さん、そして、年輪を重ねても、はにかむ笑顔が素敵な健さんの新作が見ることができず残念です。

ご存じのとおり「八甲田山」では、二つの訓練部隊が雪深い青森の八甲田山を縦断します。北大路欣也さん率いる200人を超える大隊は、悪天候で命令系統が乱れて隊員が混乱し、大参事になったのに対して、健さん率いる30人ほどの小隊は、十分な事前準備をしていたため、困難を乗り越え無事生還しました。

このあたりは、組織が大きくなるとメンバーに安心感は生まれるものの、逆に危機感覚が鈍くなり、大事な判断が遅れる企業組織にも通じるところがあります。
私たちの組織作りの良い題材になるのではないかと思う次第です。

さて、親戚が青森におり私も八甲田山に行ったことがありますが、確かに5月でもスキーができるほど冬は雪深いところです。
一方、夏は観光地として気持ちの良い場所で、山麓にある「酸ヶ湯温泉」そして、十和田湖へ向かう「奥入瀬渓流」などはお勧めのスポットです。
八甲田山への旅は時期や準備を間違わなければ、決して恐ろしい場所ではありません。

人生も組織も、安全に歩むには、先を見据えた危機管理が大事だと考えています。


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2014年11月18日火曜日

投資対象

朝晩冷え込んできたせいか、週末は冬物衣料が相当売れたようです。(U社でバイトしている娘の情報)丸の内や六本木などで、冬恒例のイルミネーションイベントも始まり、このまま寒い冬に向かいそうですが、株で儲かったフトコロの温かい人たちは、高価なクリスマスプレゼントでも買うのでしょうか?

投資するお金とあれば、今年は儲けられたかも・・・
なんて、ひがみっぽいことを考えがちですけど、株を見ている暇もないし、世の中上手くはいかないものですね。
同じように、20~30代で株をやっている人は10%ちょっとらしいですから、ほとんどの若者は恩恵を受けられず、生活向上の実感はあまりないでしょう。

実際、今年7~9月のGDPが4~6月に続いてマイナス成長と報じられ、17日の日経平均株価は500円超下げました。1年後と言われた消費税UPも延期の雰囲気が漂っています。
全体景気を上げるには、何かエネルギーが足りない気がします。これ以上ずるずると問題を先送りしてほしくありません。

生活向上を目指して、何か行動に移して現状から抜け出したい。でも何をやったらよいのかわからない。
投資するにもまとまったお金もないし・・・そんな若い方が多いと思います。

では、生活を豊かにするために、どんな方法があるのでしょう。(たとえばの例です)
1. 今の収入をできるだけ早く上げて、買いたいものを買えるようにする。収入が上がるなら転職する。
2. 家計の収支を分析して、無駄を省き、大切なものにお金をかけられるようにする。今の会社で頑張る。
3. 今の仕事では収入増が見込めないが、転職はリスクもあるので、副業や投資に力を入れる。
4. 自分へ投資して一生働けるスキルを身につけ、生涯年収を増やすことを狙う。転職もその一つの選択肢。

選択権はそれぞれの人にありますが、若いうちの自分への投資は将来の安全を得る王道だと思います。
ただし、スキルアップのために知識や経験を蓄えるだけでは不完全です。
協力してくれる、周りの人から信用を得るための努力を疎かにしてはいけないことを忘れてはいけません。

その努力が何なのか、自分で気づくことが出来れば人生は間違いなく成功に向かうと思うのです。

元FPとして蛇足ですが、株は経済の動きを知る絶好の勉強になります。投資するなら好きな銘柄、応援する会社の長期保有がおすすめです。

老後は株の配当だけで生活できたらいいなんて思ってしまいますが・・・

さあ、仕事しよう!!


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2014年11月4日火曜日

税と社会保険

新聞で読んだ記事ですが、日本の人口減少をこのまま無策にやり過ごすと、2040年にはマイナス成長に陥る。
そして60年代の人口は8700万人で4割が65歳以上になる・・・
私はその頃生きているかどうかわかりませんが、次の世代には深刻な問題です。

消費税が上がるのも、社会保険料が上がるのも、受け入れ難いという意見が多いでしょう。
しかし、対策には時間とお金がかかるという現実を、誰もが受け止めなければいけません。個人としてもお金を貯めるか稼ぎ続けるか。
それはキャリアの問題にも関わってきます。
将来慌てないためにも、税と社会保険の理解が必要ですね。

ところで、毎年誕生月に「ねんきん定期便」なるハガキが届きますが、みなさんはご覧になっていますか?
要は二十歳からいままで年金保険料をいくら払っていて、実際老後にいくらもらえそうかの見込み額が書かれている日本年金機構からのお知らせハガキです。
私にもちょうど先月届いていました。これまでの30数年で一千数百万円支払っており、今更ながら自分で加入しているどの保険よりも支払っていると再認識しました。

厚生年金保険料は会社と折半ですから、実際には倍額ちかく支払っているわけです。
われながら長いこと働いてきたな~なんて感慨深く思う一方、これを回収するには・・・と電卓をたたくと、現実は甘くはない。まあまあ長生きしないと元は取れないようです。(基本的には相互扶助制度なのですが)

300カ月加入で受給される「老齢基礎年金」を満額いただいた場合、年772,800円(月額64,400円)。
また、厚生年金は給与総額、すなわち納入額によって個人差ありますが、65歳からの年金受給月額は15万~17万円といわれています。
したがって60歳まで働いて65歳から月額で約20万~24万円が一般的な受取額でしょうか。
夫婦二人でゆとりある老後を過ごすには、月に36万円くらいは必要とのデータもあるようで、夫婦の公的年金受給額との差額を貯蓄など私的な年金原資で補わなければなりません。
前提条件次第ですが、65歳時点でざっくり3千万円以上の金融資産が欲しいところです。

独立している会計人の方々は70歳過ぎても普通に現役で働けるかもしれませんから、逆に繰り下げ受給される方も多いでしょう。長く収入を得る点で独立はメリットがありそうです。
勤め人だと65歳定年でその後の人生も長いですから、一生の仕事を持ち続けるか、現役の間に蓄財に励むか、生活原資を確保しなければなりません。

最近、独立志向の若い方が減ったような気がしますが、65歳以降でも第一線で働けるというのは有資格者会計人の強みだと思います。

でも、やはり経済成長を前提として、税と社会保険が有効活用されることが望ましいと思います。今後どうやって生産効率を上げて行くか、それぞれの立場で考え実行したいですね。


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2014年10月28日火曜日

仕事のインフラ

NTTドコモの営業利益が携帯キャリア3社中、最下位になりそうとの記事を見ました。
電話料金体系の新サービス(かけホーダイ)への移行が進み、大口ユーザーからの収入が減った影響のようですが、私も恩恵を受けたひとりです。
しかし、会社の業績がユーザーのサービスに影響するのが経済の常識と思いますので、携帯各社の業績は気になるところです。
ビジネスパーソンにとって携帯電話は、仕事に不可欠なインフラなのです。

さて、私もひと月ほど前にiPhone6Plusを購入し、遅ればせながらiPhoneユーザーとなりました。上記サービスにより、電話料金がかなり減ったということもありますが、既存のアンドロイド携帯(XPERIA)も捨てがたく2台持ちにしました。
元々ゲームはやりませんし、アプリもさほど積極的に活用するほうではありませんから、i Phone6Plusはタブレット代わりとして、Web検索中心で使う事になるでしょう。
電話機能をナシにしてもよかったのですが、それだとipadminiで良くなってしまうので、折角だから電話も使えるようにしました。

また、ごく最近、来年の手帳を買いました。毎年使い続けているタイプのものです。
これはこれで捨てがたい。直ぐ開けるし、充電はいらないし、ないと不便です。
従来のスケジュール手帳とPC.、そして携帯端末×2台・・・毎日使う仕事のインフラが増えて、かえって忙しくなったかもしれません。
30年以上前、経済評論家の竹村健一氏が「僕なんかこれだけですよ!」って、手帳一つあれば仕事は出来ると、オリジナル手帳を宣伝していたのを思い出しました。(最近絶版になったようですが)

会社ではデータベースの一本化を進めながら、自分が複数持っていてはダメですね。
やはり携帯端末は一つに絞るべきでしょうね。

今後も新しい電子機器は開発されていくでしょう。その誘惑に勝てるかどうか・・・・


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2014年10月21日火曜日

「ベンチャーについて」

先週、リクルート(ホールディングス)が新規上場し、株式の時価総額が2兆円を超えました。 この金額は、上場企業中38位(10月20日時点)となり、ソニー、東芝を上回るほどの大型銘柄です。
約3550社の上場企業のうち、時価総額1兆円以上の会社は100社あるかないかですから、堂々の大企業と言ってよいでしょう。

一方世間では、リクルート社はベンチャー企業であるという認識の方も多いのではないかと思います。
売上げが1兆円を超え、業歴も既に50年以上ありますから、どう見たって大企業なのですが、気質がバリバリベンチャーの印象ですよね。

リクルート社は、人材広告事業から生活情報産業に発展し、まさに開拓者精神あふれるベンチャー企業そのものです。
定年まで働く人は少なく、30歳代で独立したり、他社に転進して活躍する人の割合が圧倒的に多いようです。
リクルート出身者とお話するかぎりは、快活な起業家が多い印象ですから、安定した環境で長く働きたい人には向いていないかもしれません。(今後はわかりませんが)

でも、どんな会社にも良い点もそうでない点もありますけれど、それは「自分にとって」という注釈付きの場合が多いですね。
だからこそ、自身の志向や気質に合うか合わないかは、会社選びの重要なポイントです。

転職で人材エージェントを活用する際は、ご自身の気質や興味の範囲などをコンサルタントにお話し下さると、社風の相違で失敗することは少ないでしょう。

ただし、ベンチャーマインド(ここでは好奇心旺盛で行動力があるとしておきます)が転職に有利に働くことは事実です。
経営者は、採用する人材が組織に良い刺激をもたらすことを望んでいますし、仕事での成果やキャラクターで早く存在感を出すと新しい環境での居場所を作り易いです。

この新しい環境に順応するという点でベンチャーマインドが役立つわけですが、何も快活でなければ成功しないということでもありません。
そこは戦略でカバーできます。

ヒントは、人と無理に戦わないこと。
どういうことかと言いますと、競争せずに勝つ方法を考えるのです。
他人がやらないことで成果をあげることこそベンチャーの本質なのですから、人と比べて一喜一憂しないことですね。

その他大勢にならないためにも、隙間は必ずあると信じてトコトン行動し自分のフィールドを確立することです。
ベンチャースピリットとは「あきらめない心の強さ」なのですから。


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2014年10月7日火曜日

研修合宿

先日、海の見える関東某所にて社員研修合宿をおこなってきました。
会計人の方々にとって研修といえば、税会計に関する実務研修が主で、泊まりで行くのは慰安旅行が多いと思います。
今回合宿の目的は、期首のキックオフミーティングです。
外部コンサルタントの方のファシリテーションを仰ぎ、グループワークを交えながら今後3年間の経営方針発表とメンバーのアクションプラン作成を行いました。
いまだかつてない内容の濃い合宿研修でした。
泊まったホテルには会議室が20室程度備えられ、三食付きで一人1万円ちょっと。温泉もあり、われわれのような十数名の研修合宿には最適でした。

当社のような一般企業は、職務ごとに求められるミッションが違います。
実務上のレベルアップ研修も必要なのですが、一番大切なことは、社員がみな同じ目標に向かう同志となること。経営方針をよく理解して、気持ちを一つにすることで成長へのベクトルがより強くなります。
学生の娘からは、社会人になってもゼミ合宿のようなことをやるのかと驚かれましたが、何歳になってもお互いをよく知るためには泊りのイベントは有効ですね。

経営コンサルタントの方から投げかけられた言葉はシンプルでした。
成功の反対は?・・・・・失敗ではなく、何もしないこと
好きの反対は?・・・・・キライではなく、興味がないこと

自分の働いている場所を輝かせるために何をすべきか、あたりまえのことを再確認できたのではないかと思います。
ありがとうございました。


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2014年9月22日月曜日

予想

ここ最近、円安と株高が進んでいますね。この状況から今後を占ってみると・・・
輸出関連企業は利益拡大するが輸入原料高により国内物価は上昇傾向。
株高により金融資産が増えた個人の消費意欲は旺盛になる一方、手取り額の増えないサラリーマン層の消費拡大は期待できない。
給料を上げられる企業は人材を採用し定着させられるが、そうでないと人は集まらず業績も伸ばせないスパイラルに陥っていく・・・
結局売上げと利益を確保することが企業存続の命題なのです。

世界経済の動向には目が離せませんが、喫緊の課題は人材の確保と育成。
日本企業は多様な働き方に対応できる組織体制を整えていく必要があるでしょう。
採用した人材を育成し定着させる。何度でもチャレンジしてもらう。
生産性を上げることに意欲的に取り組んでもらうよう目標管理の仕組みを見直すなど、組織・人事責任者が担う役割は大きいと感じます。

一般的に働き盛り世代は子育てが一段落したら、早晩親の介護問題が訪れます。転職理由でも、若い世代では子どもを育てるための時間確保があり、40代以降では親の介護問題が少なからずあります。
どちらもワークライフバランスというゆるい言葉に隠れた深刻な問題でもあるのです。

働く時間の長さではなく、その質と成果に重点をおいた人事評価が、組織と仕組みで勝つポイントになるのだと予想します。

やはり経営者のパラダイムチェンジがカギとなりそうです。


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2014年9月16日火曜日

香川選手の転職

ACミラン本田選手のゴール。
そしてドルトムント香川真司選手が移籍直後のゴール!海外から嬉しいニュースが届きました。
先日、日本中を熱狂させたテニスの錦織圭選手と香川選手は、学年は違えど同じ平成元年生まれ。世界で活躍する日本の若きアスリートたちです。
成長の鈍化で苦境にもがく日本ですが、バブル崩壊の年に生まれた二人が世界で通用していることに心救われます。
分野はともあれ、日本が確実に進化していたのだと感じられるわけですから。

さて、一人で戦うテニスとチームメートとともに戦うサッカー。
トップレベルに行くまでのアプローチはだいぶ違うのかもしれませんが、基本的に個の力をつけないと世界では勝てません。
チームワーク以前に技術と強いメンタルを身に付ける必要があります。
強くなるには先ずは、個人のスキルアップが第一。そこに異論はないでしょう。
実際、香川選手も錦織選手も技術は世界トップレベルです。

一方、一人だけでは勝てないのも事実。
スポーツ選手の成功に共通するのは、良い指導者やメンターの存在と自分に合った環境との出会いではないでしょうか。
仕事も同じですね。目標となる上司や先輩たちの存在が目標を高め成長させてくれます。
ある意味出会いも運次第ですが、オープンで前向きな考え方を持つと良い出会いが訪れるような気がします。
気持ちが素直なほうが、ものごとを受け入れる準備が出来ますからね。
気持ちがプラス志向でいられる努力は続けたいものです。

それにしても、不完全燃焼だったイングランドプレミアリーグから再びドイツブンデスリーガに戻った香川選手が早々に活躍するのは面白いですね。
だってワールドカップでイングランドは予選敗退でドイツは優勝ですから。
これも水に合う環境ということでしょうか。

まずは転職成功おめでとうございます。


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2014年9月2日火曜日

ハイブリッド型人材

先月だったか、女子バレーボールの日本代表が「ハイブリッドSIX」なる戦術で、国際大会の優勝に手が届きそうなところまで行きました。
コートに出る選手全員がアタッカーであり、守備にも長け、穴の少ない布陣だったと記憶しています。

ハイブリッドとは元々は「雑種」の意味だそうです。
産業界ではハイブリッドカーに代表されるように、ガソリンと電気といった異質なものを組み合わせてシステムに組み込むことなどが一般的です。
人材の分野でもハイブリッド人材なる造語もチラホラ出ています。

「技術力とマネジメント力」「開拓営業と管理システム」など、ある意味対極にある要素が兼ね合わさると、イノベーションを起こす人材になる可能性が高いようです。
IT技術を持ったアーチストが独創的なゲームを開発したり、統計学に強い営業マンが新たなマーケットを開拓するなど、ときどきスーパーマンがいますよね。

会計業界では、ITと会計、会計と英語、そして法人税と相続税などのスキルの併せ持ちがハイブリッド人材の例になっています。
また、知識吸収力(インプット)だけでなく、論理的説明能力(アウトプット)にも長けていればハイブリッド人材と言えるでしょう。

多くの転職希望者とお会いしてみてですが、若いころに苦手なことでも根気よくやってきた人は、ハイブリッド型人材になれる要素があるのではないでしょうか。
スキルの幅は、根気強く取り組んできたことが多い人に与えられるご褒美だと思います。


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2014年8月28日木曜日

良い汗悪い汗

暑い日が続いておりましたが、外回りをしている営業マンは大変ですね。
半日外出しているとさすがにこたえる日が多かったです。
それでも新卒の若い頃は暑さでマイッタという記憶はなく、キレイに日焼けするよう半袖ワイシャツをさらに腕まくりして太陽の下を歩き、営業車で湘南を周るときは渋滞を避ける裏道を開拓することに燃えるノーテンキ社員でした。

一日何度汗をかいたでしょう。
朝の通勤は冷房が効いてない満員電車で汗びっしょり。
仕事で大汗(冷や汗も)かいた後、大ジョッキで2杯3杯!汗かくために飲んでたようなものです。
でもストレス解消してサラサラした良い汗だったと思います。

実際、汗にも良い汗と悪い汗があるようですね。
最近の若い人は運動不足や食生活の乱れ、そして冷房の使い過ぎで良い汗よりも悪い汗をかく方が多いのではと思います。
人事マネジメントも社員に良い汗をかいてもらうような仕事を与えられればいいですね。

私も今では朝早い電車で座って通勤し、夏も長袖ワイシャツを着て極力日陰を歩き、涼しいオフィスで快適に仕事が出来ていますから、良い汗をかく機会は減っていますね。
この辺りは改善の余地ありと自覚しています。

体力にまかせてエネルギッシュに仕事をする20代の時期から、次第にテコの応用のごとく周りを活用し、大きな数字に近づける30代の仕事に変わっていきました。
40代以降はどちらかというと脳みそに汗をかくような知恵を絞る仕事そして意志決定の役割を担うようになりました。
これからは心に汗(良い意味で)をかくような、たくさんの感動を生み出していければいいなと考えています。


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2014年8月19日火曜日

本物のチームワーク

夏の甲子園、高校球児の熱い戦いぶりが毎日のように伝えられています。
1年生投手が頑張っているようですね。
入学して数か月の1年生エースの活躍はエピソードとしては映えますが、チーム内では様々な軋轢があったはずです。
1年2年とチームで努力してきた上級生を押しのけてレギュラーの座を掴んだことで、周りの選手の気持ちの配慮など、成長途上の生徒を管理する監督さんや部長さんのご苦労は多いことでしょう。

チームが勝つためにベストメンバーを組むことが必要なのは皆アタマでは分かっています。
でもレギュラーと準レギュラーそして試合に出れない部員・・・それぞれの立場での苦しみはいつの時代も存在します。
私も高校時代のバスケ部ではスタメンの次あたりの選手でしたから試合に出れない悔しさはよくわかります。
でも強くなるためには、個を磨いた上での本物のチームワークが必要なのです。

会社も新卒入社して数年は同期横並びですが、2~3年目あたりからは差が出て、実力のある若手社員は上を追い抜いて行きますね。
大手ともなるとさらに30代40代での出世争いは非常にシビアです。中途で構成されるベンチャーも会社が大きくなってくると、後から入ってくる社員が地頭は優秀だったりします。

さりとて組織もチームスポーツもエース一人では勝ち続けることはできません。ましてや実績ある助っ人も直ぐにチームの幹部にはならないことを皆知っていますよね。

会社勤めは長期の勝負です。年次に応じた功績を上げられる人望の厚い社員が幹部になることが望ましいはずです。
チームへの思いが強く、目標に向かってメンバーを盛り上げていける人がリーダーになって欲しいと願う経営者は私だけではないでしょう。


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2014年8月5日火曜日

知的サービス業

このところ、人手不足による飲食チェーンの過重労働問題が大きく取り沙汰されていました。
創業オーナー経営者が、ブラック企業では?との問いに、
ブラック企業の定義も状況も不確かな中で、悪いレッテルを張られるのは不本意であるというようなコメントを出していました。

たしかに、ブラック企業と決めつけられたら大変な痛手です。飲食サービス業は競争が激しいですから、美味しく、安く、そして安全に消費者に提供するには不断の経営努力が必要です。
事業拡大を果たした経営者の力量は相当なものだと誰もが認めるでしょう。
しかし、人間は機械ではありません。効率を求めすぎると目まぐるしさに翻弄されて疲弊が早まるような気がします。

オペレーションの秀逸さと、おもてなしの心持ちに長けた日本のサービス業は海外で通用する内容です。それだけにサービス業の現場は、安心して働ける職場に変えていってほしいものです。

一方、会計事務所もサービス業と言われて久しいですが、実際はクリエイティブな知的サービス業だと思います。
顧客は会計事務所に接客の良さを期待しているわけではなく、税や会計の専門分野で、良い提案があり、納得そして感動するくらいの問題解決力を発揮してもらいたいと考えています。

消費者は満足のいく結果に相応の対価を支払うはずです。
難しい資格を取得してプロのサービスを提供する会計人として、顧客を満足させるような仕事を追求していってもらいたいと願っています。

今日から税理士試験です。
顧客からの感謝を得られる素晴らしい仕事だと思いますので、是非大志を抱いて試験を乗り切ってほしいと願っています。


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2014年7月22日火曜日

情報を扱う倫理観

個人情報保護は、顧客情報を扱う企業にとって大事なテーマです。
最近のSNSなどでみられる第三者からのパスワード乗っ取り。
そして教育大手内部からの顧客情報漏えい問題。これらは個人情報の盗用という点で似ていても、外部と内部に対する対策といった防衛の仕方がだいぶ違うようです。

外からの防衛に対しては、セキュリティー技術を高めることと、社員などの会員防御に対する啓蒙が大事だと思います。
大学生の間でもパスワードを乗っ取られ、ウェブマネー版の振り込め詐欺のようなケースが出ているとのこと。
一層の注意が必要ですね。ただ、同じパスワードをかけないようにと言われても、会員サイト毎にパスワードを複数持つのは面倒ですからコトは厄介です。

一方、企業の内部から持ち出される情報については、より重大な事件に発展する可能性があります。
今回、個人情報が流出した個人会員に対して総額数百億円もの賠償予算を充てられるのは大企業だからこそできたわけで、中小企業なら木っ端微塵ですね。

最近の顧客データは複雑になり、連絡先だけでなく顧客の志向やさまざまなスコア、すなわち優劣が判断できるような内容もあります。
顧客の好みだけでなく、学力や健康状態などの情報などがひとたび一人歩きしたら大変なことになります。
実際、遺伝子情報までデータ化される時代が来てしまいそうですからね・・・

新しいことに対する規制は成長を阻害する可能性もありますが、ルールが決まっていない分野はやりたい放題になる危険性があり、難しいところです。

でも結局はすべて人間が行うことですから、しっかりとした倫理観があれば解決への道は探せるはずです。

私どもも個人データを扱う企業として、プライバシーマークを取得済みではありますが、社員の倫理教育を高く維持し、さらなる保護対策を立てて、皆さまの大切な情報を守っていきたいと考えています。


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2014年7月15日火曜日

自分のワールドカップ

ドイツの優勝で幕を閉じたブラジルワールドカップ。今まで見た中でも、一番スピードとテクニックに溢れた大会だったと感じます。
大会中負けなかったのはドイツのみです。
ほとんどのスポーツ競技では、勝って終われるのは1チームだけです。勝負の世界は勝って達成感を味わう以上に、負けて何かを学ぶことが多いですね。

仕事でも成功ばかりでなく、失敗してそれを糧に成長するものでしょう。失敗から素直に学べることが、一段上に行く基本なのだと思います。
もちろんそれは上を目指しているからで、悔しいと思わなければ失敗からは学べません。

会社組織で働く人の目標は、多くは与えられた目標であって、自分がいかにそれをそしゃくできるかです。何のために、誰のために働くのか?
ここに所属している意味は?そして自分の存在意義は・・・答えを見つけようと考えなければ、しだいに惰性に陥り、仕事がつまらなくなります。悪戦苦闘するプロセスを経ないで先に進める人はいないはず。とくに若いうちは反省の日々です。

でも、自分の人生は自分が主役。どこかのフィールドでは一番を目指したいですよね。
自分の中のワールドカップと思えるフィールドを見つけられた人は幸せですね。


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2014年7月14日月曜日

誰のために成長する会社にするのか

ある有名調査会社に登録されている143万社の企業情報について、 売上げ1000億円以上の大企業は2000社を少し超えた程度で全体の0.1%、 100億円以上の企業にしても約1万5500社、1.1%です。
99%ちかくが中小企業である事実がわかります。
約143万社のうち132万社(90%)が年商10億円以下の法人ですから、 会計事務所の関与先も多くはこのゾーンではないかと。

一方、調査会社の評点の平均は43点らしく、 年商10億円以下の場合、 51点以上の企業は11%しかありません。
56点以上だとさらに減って1.71%。
50点が平均でないことを知りました。

起業家にとって、先ずは1億円を超えて会社らしくなり、 さらに長期戦略を立てて組織を作り、 10億円超えを目指すのがあるべき姿かと思います。

拡大しないでも良い会社にすればいいのでは、という考えもあるでしょうが、 成長なくして企業の存続はあり得ませんし、 そこで働く社員も収入が上がらず将来への夢も持てないでしょう。
とくに中小の場合は成長しなければ必然的に人が去っていきます。

中小へ就職する若手人材が減り、 社員が辞めたらまた採用すればいいという簡単な時代ではなくなりました。
採用した人材を早期に戦力化して定着させる体制が不可欠です。

当たり前ですが、良い人を採用したければ良い会社にしなければいけません。
成長戦略を描いて社員を育てていかなければ長期勤続社員は望めないということになります。

誰にとって良い会社にするのか・・・考えどころですね。

企業の顧問をしている先生たちにとりましても、 中小企業関与先の発展が事務所の発展に繋がりますから、 どのように会社を成長させるかを経営者と一緒に考えていたけるかが 信頼を得られるポイントとなるでしょう。

顧客の声を聞ける社員を育て、 その社員の夢を育てることがこれからの経営ではないでしょうか。
当社も自社の組織作りには苦慮することもあり簡単ではないですが、 先ずはそこへ舵を切ることが大事だと思っています。

会社作りって面白いですね。


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2014年7月2日水曜日

人材の層

ワールドカップサッカーも日本を応援するハラハラドキドキがなくなった分、強豪国のゲームを純粋に楽しめます。

それにしても、決勝トーナメントとなると迫力が違いますね。
元日本代表のラモスさんも“ワールドカップは国と国との戦争だ”って言ってましたが、どの試合を見ても当たりが激しく、選手は死力の限りを尽くしていると感じます。

驚くのは途中出場の選手が活躍するケースが多いこと。
欧州のトップリーグで得点王クラスが控えですから、羨ましいほど選手層が厚いですね。

同じように、長続きしている企業も社員の層が厚いです。
毎年優秀な新卒を採用できる大企業がそうであるように、実務者の戦力が落ちません。中小企業からしたらこれも羨ましい・・・
大げさですが、会社を代表して対外的に折衝する社員は、国を代表する選手と同じです。
その会社に属していることに誇りを持ち、会社のためにカラダを張る。そんな心意気を持っている社員が多い、つまり人材の層の厚い会社は絶対に強いはずです。

発展途上の会社にとっては理想の話ですが、未成熟な組織の成長に貢献することも結構楽しいものだと思いますよ!


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2014年6月24日火曜日

人事管理の限界

サントリーホールディングスがローソンの現会長を社長に招くという人事を発表しました。
同じようなオーナ系の上場食品メーカーに勤めた経験を持つ私にとっても、「時代が変わった」と思わせるBIGニュースです。
同族系企業がプロの経営者を外部から招く時代になったのです。

20代のころ、同期が営業から人事部へ異動になり、羨ましく感じたものです。
人事部は採用や異動に関わる人事情報を管理し、経営者直下にて会社を動かせる部署と思っていました。
営業が前線部隊で人事が参謀本部みたいな・・・確かに人事が情報という力を持っていました。

時は変わり、過去を踏襲するだけで企業が存続できるほど甘い時代ではなくなりました。
リーダーシップを発揮する社員が活躍する会社を作らないと成長は期待できません。人事部の役割を見直す企業も多くなっているようです。
「人事管理から人材育成へ」とか「人事部から人材サービスへ」など、ビジネス誌では危機を乗り越えた企業の人事の変革を紹介しています。

対して若年層の多くは保守的で長期安定を求める考えを持っています。
独立を目指せる税理士試験より公務員試験講座が人気になり、自衛官との婚活パーティーが流行る世の中です。
企業も若い人たちに生きがいのある仕事を提供しないと人材が定着しません。

一方で、一部のプロフェッショナル人材が引く手あまたの状況になり続けるでしょう。
これも二極化かもしれませんが、有能な若者はその経験する環境によってどちらにも転ぶ可能性があります。

人事の役割が社員を管理することから社員の能力をいかに伸ばすか、もしくはいかに有能な社員を発掘するかという、よりデベロップメントな役割に変わってきているようです。

やはり人事は会社を動かせる魅力的な仕事だと思います。


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2014年6月17日火曜日

プレースタイルの違い

サッカーワールドカップ(W杯)初戦の逆転負けは本当に残念でした。
解説できる立場ではありませんが、テレビを見ていて、コートジボアールの絶対エース“ドログバ”選手が後半途中出場した後、明らかにピッチの雰囲気が変わりました。
何かやりそうだな・・・スタンドの観衆もそう思ったに違いありません。
それほど全力で走っていないのに圧倒的な存在感がありボールキープ力は際立っていました。
ゴールこそありませんでしたが、日本選手はドログバを気にしているうちに他のアタッカーを自由にさせてしまったような気がします。

ドログバのように屈強な選手にボールを集めて相手ディフェンスが寄せてきたところでスペースにボールを出して点を取る、という形と違って、日本選手のプレースタイルは実に繊細です。
細かくパスをつなぎ守備に穴をあけてフィニッシュに持ち込む。選手が連動し、つないで決めるのが国際試合で勝つ日本のスタイルのようです。

昔から日本人はチームワークすなわち「和」を重んじます。
仕事でも個の技術を高めることが前提ですが、最後は組織力で勝利することに価値があると考える人が多いでしょう。

個の成長の上に個性があります。仕事のスタイルを個性だと言わせるにはかなり高いレベルの話になります。
仕事でも基礎がしっかりしていないと歯車が狂い、一瞬でガタガタになります。
では、その基礎とは何か・・・
プロとしての使命感と、顧客や仲間に尽くす犠牲心だと考えます。プロとしての仕事をはじめの頃のキャリアで養われる人が多いと思います。
若いころに培った基礎力は転職にも大いに生かされることでしょう。

W杯のリーグ戦はまだ2戦あります。是非2連勝してほしいですね!


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2014年6月10日火曜日

若者を育てましょう!

この国の人口が年間20万人以上も減っているようです。
昨年の出生率は1.43。
人口を維持するには出生率を2.07にする必要があるらしいのですが、現状では沖縄が1.94で最も多く、最低の東京は1.13です。
初婚年齢も約30歳と晩婚化が進んでおり、よほどインパクトのある国策を打ち出さないと現実に子供を増やすのは難しそうです。
一方、2015年新卒の求人倍率が1.61倍と前年1.28倍から大幅に上昇しています。300人未満の中小企業での採用も前年比44.5%UPしています。
建設業、サービス業などで採用人数を大幅に増やし、超売り手市場の様相です。
採用したくても若者が少ないという状況は当分続きそうです。
苦労して採用しても短期で辞めてしまっては、まったく時間の無駄です。
たしかに即戦力が理想ですが、中小企業にとってはそういった人材は稀と思って長期的観点でしっかり育成しようと腹をくくるしかありません。
会計業界も学生や若者に仕事の魅力を伝えていかないと、単なる労働集約産業になってしまう恐れがあります。
本当は経済の発展成長に貢献できる遣り甲斐ある仕事であるはずなのに、目の前の処理に終始するのみで、若者に大きな夢を見せられていないことが多いのではないでしょうか。

よく「子供は社会の宝」と言いますが、今では20代の人材を社会の宝として本気で戦力化しないと、日本の将来は危険だと思います。
若者を本気で育てていきましょう!


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2014年6月3日火曜日

スキルの陳腐化を防ぐために

東京五輪に向けて国立競技場が建て替えられます。
建設56年で幕を閉じた“コクリツ”には私も思い出が沢山あります。
中学のとき、区の陸上大会に駆り出されてハードル競技で走ったこと・・・本職は野球部でしたから毎年決勝に進むのが精いっぱいでした。
でも国立のトラックで走れたことはとても良い思い出となっています。
また、真冬のラグビー全日本選手権やサッカーJリーグの創設時代、超満員になった国立でのドラマを沢山観ることが出来て本当に幸運でした。
2019年に新設され8万人を収容する新国立競技場で、また新たな感動が沢山観られることを願っています。

作られたものは全て老朽化します。かつて通用したシステムはやがて陳腐化します。
我々のスキルとて同じ。今稼げている仕事の仕方は10年後も通用するスキルなのか・・・スキルのバージョンアップにチャレンジしていないと気付かないうちに陳腐化してしまいます。
100年以上続いている名門と言われる企業でも、幾多の危機を乗り越えるために変革を繰り返してきています。
自分のやり方で仕事をする、というと一貫しているように聞こえますが、世間から求められていくことと、やるべき仕事の成果を一致させていかないと社会経済のシステムから外れてしまいます。
もちろん転職が全てを解決するわけではありません。
どこに行っても難問にぶつかります。
長期に通用するスキルを身につけるため、目の前の難問を乗り越える意欲や柔軟な思考が大切なのだと思います。


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2014年5月27日火曜日

創造的破壊

採用市場は景気の浮き沈みにとても敏感です。
新卒だけでなく中途でも、採用が売り手市場になると内定から入社への歩留まりが落ち、「内定辞退の対策」が話題になります。
内定者の採用要件を軽くした上で辞退されるわけですから、ご採用する側にとっては心穏やかでない状況となるのでしょう。
私共の専門分野である会計士・税理士を採用する求人も2~3年前とは雲泥の差で多くなっていますが、それ以上に現職に留まる選択をする候補者が実に多いです。
現職でも強い引き止めがあるわけです。企業は採用すること以上に社員を辞めさせない努力が求められています。

そもそも求職者にとって、一生を左右するような転職活動だけに、仕事を始める前からそこがベストな場所だと断言できる人がどれだけいるでしょう。
求職者もさまざまな状況の中で最後は感情が左右します。タイミングと縁そして多少の運の差によって転職先が決まって行くのです。
当社でも候補者との関係性を重視し、グリップを強める工夫を常におこなっておりますが、それでも限界はあります。
良い人材の採用には求人先様との連携と協力が欠かせないことをご理解下さればと思っています。
今までやっていなかった採用プロセスもご提案させていただくことがあるかもしれません。

好景気なのに人不足で店仕舞い…などという状況は絶対に作りたくありませんよね。
人間、上手くいっているときほど、既存のモデルを変えるのには抵抗があるものですが、進化するためには創造的破壊が必要です。
その場合、周囲の保守的な声を説得しながら成長への道筋をつけていくリーダーシップが不可欠になるでしょう。


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2014年5月20日火曜日

採用氷河期

“採用氷河期” 客室乗務員の採用に関して、ANA(全日本空輸)が来春は正社員として500人採用するという話を聞きました。
CAの正社員採用は20年振りとのこと。
従来は3年間の契約社員を採用してきたところ、格安航空会社(LCC)など新興の航空会社が採用強化していることへの対抗とも思えます。
ブランド力ある大手が良い条件で採用すると新興企業の採用は厳しくなりますね。

同じことは他の業界でも起こっています。
大手企業が需要を取り込むため、そしてシェアを拡大するために、人材の質の向上そして量の確保を目指します。
会計業界とて例外ではありません。

3年前の状況とは打って変わって、大手監査法人や税理士法人が中途採用を強化しています。
大手は総合的なサービスをするため幅広い分野の人材を採用し、中小はより専門特化するために質の確保をしていくことでしょう。

就職氷河期の逆で、最近は採用氷河期というコトバが見られます。
企業も従来の採用方法が通用しなくなっていますので、採用側の苦悩はしばらくつづきそうです。

超売手市場時代の到来で、転職すること自体のハードルは下がっていますが、こんな時期こそ安易な転職に走らず長期的なキャリアを考えることが重要だと思います。

弊社のコンサルタントも、転職ありきではなく皆さまのキャリアの羅針盤になれるよう、日々情報収集に努めています。



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2014年5月7日水曜日

Googleの採用基準

日経の記事だったか、Googleの採用基準について書いてありました。
・専門知識
・自発性
・謙虚さ
・リーダーシップ
・学ぶ力
これら5つが人材採用の基準であるようです。

ただ、優先順位としては逆からの順( “学ぶ力”次に“リーダーシップ”・…)を重要視しているとのこと。
ライバルよりも素早く学べることが勝つために必須ということでしょう。

すぐにアウトプットできる現在の専門知識よりも、純粋に学ぶ能力、新しいことを身につける力、点在している情報を結びつけて一定のパターンを見つける力など、いわゆる変化に対応できる能力が重視されているのだと思います。

たしかに中途採用において、採用する人材には今持っている専門知識で直ぐ成果を出してもらいたいとは考えてますが、仕事に就いてから実際に評価に差がつくのは、新たな変化を感じて自ら学び、職位に関わらず謙虚に他者を上手に導ける力があるかどうかです。

企業は生きています。世の中の状況に応じて変化してさらに成長している会社が勝ち残っているのです。
同じことをして長期に安定して働ける場所などはほとんどなく、実際長期に活躍できる人は変化に強い人材であると言えるでしょう。

GWが明けて、まだ仕事モードに切り替わらない人もいるかもしれませんが、会計士・税理士の皆さんは5月までは結構忙しいですよね。

楽しい夏休みを目指して突っ走りましょう。


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2014年4月22日火曜日

統計

学生時代、経営学部の友人が「統計学の単位を落としそうだ・・・」と話していたので、統計学は難しい数学を駆使する学問というイメージでした。
しかし統計学がいかに難しかろうと、この国の人口統計を無視してビジネスはもちろん日本という国の運営が考えられない時代です。

私が保険会社で働いていた20年も前のこと、「平成25年には4人に1人が65歳以上になるのです。老後の備えをしませんか?」などと絵空事のように話していましたが、それが現実に訪れたのです。
高齢化と少子化への対応は避けて通れないテーマです。

内閣府の予想では、このままいくと65歳以上の人口は、平成47年(21年後)には3人に1人が、72年(46年後)には2.5人に1人となるようです。
将来繰り下げられる年金支給開始時期の75歳まで現役で働き、60歳代でも中堅、40代は若手と言われる時代が来そうな雰囲気です。

たとえば平成24年の人口統計で、35歳から44歳は1880万人。
25歳から34歳のいわゆる中途採用のボリュームゾーンの人口は約1480万人で、400万人も少ないです。

最近の中途採用市場も売り手に転じ、年齢条件にこだわっていては戦力となる人材が集まりません。
アベノミクス効果だけではないでしょう。明らかに若手層の数が不足しています。

新卒人気上位企業はともかく、年齢や性別で組織のピラミッドを築く時代ではなくなっています。
組織においては世代を超えた相互理解を生むコミュニケーションの場を作っていく必要があるでしょう。

事実、税理士の先生方の飲み会などに行きますと平均年齢は60代半ばとみられ、50代前半の私は超若手です。
先生方は皆さんお元気で80近くまで普通に現役で仕事をされる勢いです。
一般の企業でも将来ありえる姿では??

仕事が好きではない人にとっては働き続けなければならないことは辛いと思います。
私も65歳くらいで社長業からは引退し、75歳くらいまでは若い経営者の下で50代60代の人材を対象にキャリア支援をしているかもしれません。

元気で長持ちするよう、ストレスを溜めず健康でいなければなりません。
自分の未来に対して(良い意味で)貪欲でイキイキと人生を楽しめる人が仕事を続けられるのだと思います。


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2014年4月15日火曜日

テレアポについて

ある不動産会社の方から、当社受付に営業電話がかかってきました。
社員の福利厚生のための不動産サービスということだったので、何だろうと思って電話を代わってみました。

聞くところ、社員の住居を借り上げ社宅にして、住居費用を会社が全額負担する。
その分給与から差し引けば、社員の手取りを変えずに給与額面を下げられる。
したがって社会保険料も下がり経費の節減になりますよ、という内容でした。
なるほどそういうやり方もあるのかと思いましたが、長期的に考えるとどうもしっくりきませんし、あいにく当社メンバーは持ち家が多いので「御社の対象にはならずスミマセン」と話して電話を切りました。

私の場合は、社内にいればそれほど居留守を使わず比較的電話に出る方です。
電話で上手く断ることはできますし、逆に営業マンがどういったアプローチをするのか興味があります。実際テレアポで会うケースも多いです。
ただ問題意識を持っていないテーマ(商材)でのテレアポを受けるのは難しいものです。

何年か前、社名を知っている某会社の営業マンからのテレアポで、15分位会うだけでも、と言うので面談したところ、
プレゼンでニーズに合わず強引だったのと約束の15分過ぎたので「すみませんが面談を終わりにしてください」と言ったら烈火のごとく怒りだしました。
初めて会った営業マンに怒鳴られたのでさすがにビックリしました。
相手のニーズも聞かず15分でいきなり商材のプレゼンするなよ!と憤慨しましたが、 一方では営業マンと会うからには、こちらも30分は時間を作らないとプライドを傷つけるなと反省もしたわけです。

テレアポは量をこなせば見込み客が掘り出せますが、相手の状況おかまいなしに電話を掛けるので印象を悪くする(信用を失う)リスクが伴います。
広いマーケットを対象にするならアリかもしれませんが、特定のマーケットのシェアを上げるなら別の方法を考えたほうがよいでしょう。
春ですから、新入社員を研修した後に営業テレアポをさせる会社も多いのでしょうが、受ける方も断るのが辛いものです。

新人にとってテレアポや飛び込み営業が営業活動の全てだと思っては不幸ですし、本来の営業とは多くの人と触れ合えて成長できる素晴らしい仕事だということを教えてあげてほしいですね。


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2014年4月10日木曜日

消費税ネタ その1

週イチでランチするお店のミックスフライ定食が790円から810円に上がっていました。
価格転嫁がどの程度かと根性ワルく携帯の電卓をたたいてみたら、
新価格810円の税抜きは750円。
旧価格790円の税抜きは約752.4円であるから・・・・
実質値下げじゃないですかっ! と小さな感動を覚え、
エビフライをいつもより噛みしめながら美味しくいただき戴き、
「ごちそうさま」と愛想よく軽やかにお店を出てきました。
1食2.4円の差という実に些細な話ではありますが、
お店で出す定食の年間の食数を掛けるとおそらく数万円になり、
その分の経営努力が必要なのだろうな・・・・なんて。


これからはミックスフライにドバドバかけていたソースを少なめにかけて
お店の努力に協力しようと思ってしまいます。
こんな殊勝な気持ちがいつまで続くかわかりませんが、
また来週もミックスフライを先発ローテーションに入れておこうと思った次第です。
お粗末様でした。

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2014年4月1日火曜日

見え方のちがい

桜咲く新年度の始まりです。
あっという間に咲き、舞い散っていく桜ですが、入社・入学の時期と重なり、気持ちを新たにさせられます。 ただ、桜といっても花びらの色も数もちがう種類が沢山あり、咲く時期も違います。
ある人にとってスタンダードな花びら五枚のソメイヨシノで、別の人にとっては八重に咲く花びらの多い桜かもしれません。
住んでいた地方によって桜の認識が違うことでしょう。
立場や経験の違いによって、認識が異なることはよくあることです。
いわゆる「会計事務所」と総称される呼び方も、大手外資系ファームから個人事務所まで、 それを語る人が体験した(知っている)会計事務所によって規模や形態が違っているようです。
「病院」にもさまざまな専門があるように、
会計事務所でも何ができるのかを明確に訴えていかなければいけない時代になってきました。

転職活動もしかりで、採用側が見る視点で職歴書を書かないと本当に見てもらいたい自分の仕事ぶりが伝わりません。
同じ○○業務と書いてもそれを見た人の体験によってその業務に対する評価(見え方)は違う可能性があります。 転職エージェントのコンサルタントは、その○○業務の具体的な内容をヒアリングさせていただいて、職歴書のアドバイスをして的確なマッチングを実現しています。

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2014年3月25日火曜日

リーダー

連休中「Leaders リーダーズ」というトヨタ自動車の創業期をモデルにした、
2日にわたる5時間ドラマを見ました。

佐藤浩一さん香川照之さんをはじめけっこうな豪華キャストで、
昨年話題となった「半沢直樹」を思い出させる熱い企業の物語でした。
もちろん脚色はあるでしょうが、
戦後の復興に貢献したビジネスリーダーたちの壮絶な仕事ぶりや生き様を垣間見て、
志を高く持ち邁進する大切さを感じました。

ドラマの中で、経営難に陥った際
「社員は家族。家計が苦しくなったらかといって家族を追い出す人間などいない。」
という意味の社長のセリフがありました。
経営者として人様を雇用することの責任を考えさせられる言葉です。

いまでは企業の寿命より働く人のビジネス人生のほうが長くなる定年65歳時代です。
昭和時代の終身雇用と退職金と年金での豊かな老後は遠い昔に思えますが、
企業の発展にはやはり忠誠心や団結力が大事だと思います。その点では昭和が懐かしいですね。

ベテラン社員の処遇はいつか通る道として若い人たちも見ています。
若手をシラケさせないためにもベテランの活用や処遇には注意を払いたいものです。

さて当社でも国税OBで実績のあった方々とのご縁を得て、
活躍するステージを作るお手伝いを始めました。
豊富な知識と経験そして判断力を必要とするプロ向けのサービスを提供しようと考えています。

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2014年3月18日火曜日

種まき

税理士事務所にとっては確定申告が明けると春の到来ですね。
休日返上で仕事されていた方々、本当にお疲れ様でした。


さて、年度が切替わる時期は仕事も見直すよい機会になります。 あらためての話になりますが、組織では「PDCAを一人で回せる」人が自律型人材として評価されます。 【計画する→実行する→検証する→改善する】 ・与えられた仕事を迅速かつ正確に仕上げるため、計画し実行する。(P・D)
あたらしく仕事に就いたら、まずはここからがスタートです。
でも後日同じような仕事をするかもしれません。

では前回と同じでよいでしょうか。
前の仕事の焼き直しでは、PとD【計画して実行する】のみで終わることになります。
デキる人と普通の人の違いは、前回の結果を改善してよりよい成果を得られるか、
それとも単なるコピペで済ませるか・・・(コピペでミスると後で怖いことになります。)やはりチェックが必要でしょう。

・仕上げた仕事の検証をする(C)
・検証して改善をする(A)

前にやったことがあるような仕事でもバージョンをUPさせて成果物にしたいものです。
前年と同じクライアントを担当する場合でも、内容を棚卸して更なる工夫を施せば、顧客満足を高めることができ、新たな仕事につながる可能性が高まります。
それには日頃から、仕事が円滑に回る「種まき」をすることをお勧めします。
先々を見通した仕事が出来る人が本当のプロと言われるでしょう。

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2014年3月11日火曜日

共生は成長への道

東日本大震災から3年が経ちました。

当時の映像は今観ても胸が締め付けられる思いです。 あれ以来、個人の存在は実に無力で決して独りで生きていけるものではない・・・などと、何らかの問題意識を持った人も多いはずです。 資本主義のなかで本当の共生社会を作れるのは日本しかないと思います。

さて先日、会計事務所へマーケティング支援をするコンサルタントの方からお話を伺いました。 ご承知のとおり平成14年の税理士法人認可後に業界は大きく動き、会計事務所の組織化すなわち企業化が進みました。 統計によりますと、税理士法人に転換した事務所もしくは比較的設立の新しい事務所で、売上げそして従業員の増加がみられるようです。

会計事務所業界では社員10人未満の事務所が数では一番多いのですが、 長期的なキャリアを考えた場合に組織規模を気にする転職希望者が増えています。 人数としては10人、次は30人、そして大型事務所は100人がひとつの目安となりそうです。 ただ、規模感のある会計事務所といっても、一般企業と比べると相対的には小さいため、 今のような売り手市場で社員を募集するには工夫が必要です。 やはり遣り甲斐のある仕事で専門性を磨ける環境でないと、有能な人材の定着は望めません。

経営者の仕事は顧客の成長期待に応えられるような人材育成に励むこと。 長期雇用するためにはビジョンを示し、働くモチベーションを与え続けることです。

稲盛さんの本にも書いてありました。 従業員をやる気にさせる7つの要諦の第一は、従業員をパートナーとして迎え入れることだと。 社員数の問題より、社員を仲間と考えて成長の機会を与えることが一番のようです。 私も社員は経営者の今を写しだす鏡なのだと思うようにしています。

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2014年3月4日火曜日

きっかけ

3月になり暦上は春ですが三寒四温で落ち着きませんね。 学生さんは進路決定&卒業の心揺れるシーズン。会社員も決算そして異動が気になる季節です。

私が勤めた会社はみな3月決算でした。 メーカーの営業時代は予算必達に向け周りも殺気立つ一方、人事異動の噂が交錯して複雑な気持ちで過ごしていたことを思い出します。

また保険会社のときも期末は年間の成績ランキングが決まる重要月でした。 成績優秀者にインセンティブ(海外旅行やボーナス)が与えられ、ニンジン作戦でいやおうなしに走らされます。 決算月だけ営業しても直ぐに成果に結びつくほど単純な時代ではないと思います。 ただ、期限と目標値が決まると人はもの凄い力を発揮したりします。

私自身毎度おなじみのキャンペーンには正直シラケていました。 でも成績が上がれば報酬も上がるシンプルな世界でしたから、年間ではそれなりの上位成績者になり上から期待もされました。 火事場のバカヂカラで期末に大きな数字で貢献したこともあります。 今思えば期末を乗り越えて大きな達成感を得たという清々しい記憶も残っています。

仕事の中身も大事ですが、 なぜ働くのか、なぜこの会社なのか、なぜこの人のために働くのか、なぜ今月頑張るのか・・・人はWhyが腑に落ちていないと頑張り続けられません。 頑張るきっかけは人それぞれなのですが、シンプルに考えたほうが結果は上手くいくと思います。(経験上ですが) 忙しいと余裕をなくしてギスギスしてきますし、憂鬱になる人もいるかもしれません。 でも決算などの繁忙期は顧客や会社が自分の仕事に対する期待が大きくなるとき。自分の存在価値を発揮するときです。

仕事でブレークスルーできる“きっかけ”を与えられていると解釈してはどうでしょう? もやもやを打ち破るには、ひと山越えるまでシンプルにやり切るしかないですから。

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2014年2月25日火曜日

組織コミュニケーション

娘がなにやら難しそうな本を読んでいました。 “組織コミュニケーション監査”に関する専門書です。 大学のレポート提出のためらしく、社会人経験のない娘にとっては難しそうですが、私は興味を示し覗き込みました。

組織の会計を監査することや社員の健康を診断することと同じように、組織のコミュニケーションの状態を監査することについての意義や方法について書いてありました。 さすがにその専門書を精読するまでには至りませんでしたが、組織コミュニケーションを診断することは人材採用を成功させる上でも必要なことではないかと感じます。

ひとつの例ですが、転職する求職者にとっては応募希望先企業で働いている人たちが社内でどんなコミュニケーションをとっているのか、非常に興味を持っています。

社風はどうか、
上司との関係は、
社員同士の付き合い方は・・・
求職者の方々の質問では業務内容以上に気になる事項です。

業界、業種によっても特性があるかもしれませんが、団体戦をしている以上は組織内コミュニケーション力が問われます。 以前よりフラットな組織が多くなっていますから、構成員どうしの働きかけが強い組織を作る源泉となるでしょう。 トップが号令をかけた大目標が本当に社内で共有化されるかどうかは、構成員同士のコミュニケーションにかかっています。

セクショナリズムに陥っていないか、
大企業病にかかっていないか、、
個々が勝手に動いていないか・・・
組織コミュニケーションの監査というものが一般化する日が来るかもしれません。

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2014年2月19日水曜日

リーダーシップ

毎晩テレビの前で歓喜そして涙したソチ五輪も終盤に入り、 残す期待はあの競技・・・

今回10代のメダリストが複数出て、新たな時代の始まりを感じました。

そしてまた一方で41歳のレジェンドが真のメダリストとなり、 4年後8年後にも意欲を見せて中高年に夢と勇気を与えました。

個人の銀メダルでは見せなかった団体銅メダルでの涙・・・ これがリーダーなんだな、と感動しました。 どんなチームでも世代を超えて同じ目標を持つことは可能であると確信します。

世代間の考え方は大きく違いますが、 スポーツだけでなく企業などあらゆる組織コミュニケーションにおいて、 平成世代と昭和世代の融合が課題となっています。

物静かであっても外国人に臆さない若者たちと、 元気で快活な中高年の融和が日本を変えるはずです。

70歳まで働く時代が来ているのですから かつてのような縦社会でなく、年齢を超えてお互いを尊重し補完し合う フラットな社会の構築が求められているのです。

ジャンプもカーリングも、スケートも、 年齢差があるチームメンバーが仲間意識を持ってひとつの目標をめざす様子は、 今後の日本社会の在り方を予感させました。

主任、係長、課長、次長、部長・・・・ 年齢や社歴で役職が付いた時代が懐かしいですが、 同じ年齢で競い合えるのは現実35歳くらいまででしょう。 そのあとは個人の能力に応じた道(働き方)を探さなければいけません。

チームメンバーをまとめるリーダーシップとは・・・・ 考え直す時が来ているのでしょうね。

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2014年2月4日火曜日

戦略思考のキャリア

先日、事業戦略コンサルタントの方のお話を伺い、長期的なキャリアを作るには戦略思考が大事であると感じました。

仕事をする上でオペレーション思考と戦略思考があるとされます。 私たちのたいていの業務は「問題を解決する」オペレーション思考です。 喫緊の問題を解決することで先に進みます。それが当面の生産性を上げることに直結するからです。

しかし大きなパラダイム転換に対応するには戦略思考を持たなければなりません。 身近なところでは、広告(テレビ→インターネット)、携帯(ガラケー→スマホ)、メール(プロバイダ経由→SNS)などで起きたことは自分の業界でもあり得ることでは?自動車だって電気で動く自動操縦車が主流になったら既存の自動車産業が恐ろしく変わりますよね。 技術革新はビジネスモデルの陳腐化を起こし、そこで働く人をいきなり谷底に落とします。 どの業界でも破壊と創造があり得ます。それだけに長期的キャリアを作るには先を見通すアンテナを常に張っていたいものです。

戦略思考のポイントとして、「謎を受け入れる習慣」「論理的思考」「知識の広さ」「発想力」が必要とのこと。 すこしハードルが高そうです。現実には先を完璧に予想して事業を動かして行くのは簡単ではありません。 働く人のキャリアもそうです。そろばんずくで美味しいところだけ歩いている人もほとんどいないと思います。 真剣に仕事をしている人ほど七転八倒しながら取り組んでいます。 現実には日々のオペレーションから新たな気付きを得ることのほうが多いでしょう。 オペ思考と戦略思考が都度切り替えられると変化に対応できるのだと思います。

少しでもイザという時の勘が働くような習慣を身につけたいですね。
・目に触れたニュースから自分のアイディアに変えて整理する
・異なる仕事をしている人の話を聞く
・違う世界を見る(旅行・文化など)
こういった習慣が新たな化学反応を起こすことは想像できます。あとはやるかやらないかだけです。

自分の仕事について語れることはMUSTですが、他の世界から吸収する力を身につけたい。 見知らぬものへの興味を持つといった習慣が自分の既成概念を打破するきっかけになるのではないでしょうか。 今日一日のなかで小さなイノベーションを起こすことから始めればよいのです。 (参考) 「10年後躍進する会社 潰れる会社」 鈴木貴博著

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2014年1月28日火曜日

社員のやる気スイッチ

採用支援をさせていただいている弊社も、年に数人ずつですが中途採用を行っています。 常に業容拡大のチャンスをうかがい、さまざまなポジションで能力のある人材を求めています。

ご存じのとおり会計人の人材紹介が専門ですから、営業職やシステム系の人材採用では逆にルートが少なく苦心しています。 じっくり見て良い人がいたら採用しようと、のんびり構えていると他所に採られてしまいます。 最近のような売り手市場では、欲しいと思う応募者は積極的に採りに行かないと採れないと、つくづく思います。 最終的にはご縁なので割り切っていますが。

景気が良い時期に他社も欲しい即戦力を採用しようとすると、採用する報酬のレンジが上がるのが厄介です。 需要と供給の市場原理ではある意味仕方のないことで、 活躍している人に今まで以上の満足感を与えるには報酬が動機付けとしてわかり易いのも事実です。 未経験者を育てるか、即戦力を買うか、常に議論がわかれるところでしょう。

ただ、新卒でも中途でも入社後に活躍してもらうには、遣り甲斐や成長性など報酬以外の満足度を高めていかないと長期就業に至りません。 このあたりがマネジメント力の分かれ目でしょうか。

なぜ業容拡大を目指すかと言いますと、企業は社会的機関として“ゴーイングコンサーン”を目指すものだからです。 経営者の考え方にもよりますが、企業の永続性を追求するには、 業績を上げ続け社員の満足度を高める経営に徹しなければいけないと考えるほうが自然です。 それだけ雇用というものは社会にとって重要なことなのです。

人事系の本にも書かれていますが、 社員にとって「公平感、達成感、連帯感」を得られるようなマネジメントを心がけることが長期的な業績向上に効果があると言われています。

たとえばアメリカの大リーグでは、球団が選手の奥様たちの会を作り、 ご主人のためさまざまな広報・ボランティア活動をして球団はそれを支援しています。 トレードなどドライなイメージですが、チームで働いている間は選手たちに自信と忠誠心を持ってもらうために、いろんな工夫をしているようです。 それもモチベーションマネジメントなのでしょう。

社員一人ひとりのやる気スイッチは微妙に違いますから、それを見つけるのがマネジメントの重要な仕事だと思います。

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2014年1月21日火曜日

顧客との関係構築

若いころ勤めていた会社で、取引先との“E型の取組み”という社内的営業用語がありました。 どういうことかと言いますと、アルファベットのEの平行する横線三本が縦の線とつながっている形から想像してもらえるとわかるのですが、 トップはトップ(社長は社長)と、管理職は管理職と、そして担当者は担当者同士の関係を作るという意味です。 つまり、会社と会社の関係を強化して、円滑な取引を継続させたいということでした。

企業には配置転換や異動がつきものなので、担当者が変わったからと取引関係が希薄にならぬようリスクヘッジをするわけです。 継続的に取引をして互いに必要としている大企業同士の話ではありますが、 中小事業者にあっても既存顧客からいかにリピート注文をもらうかが事業継続のポイントとなりますね。

また先日飲食チェーンの社長さんからお話を聞きましたが、顧客のリピート率は業界平均の30%を大きく上回る60%以上とか。 顧客が何度も来店すると“昇進する名刺”をくれます。 お店に通うと課長になったり部長になったりするようです。顧客との結びつきを強めるためには何事も工夫次第だと感じました。

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2014年1月14日火曜日

顧客中心主義

「事業の目的は顧客の創造である」 P・F・ドラッガーのコトバが胸に響いたのは会社を始めるずっと前のことでした。 顧客を中心に物事を考え始めた30代のころです。

保険営業をしていた約二十年前、国内に保険営業は約40万人。 極端に言えば保険会社の名刺を渡すだけで相手が逃げていく…そんな時代です。 ほどなくバブルも崩壊し、依然売り手が多いなか顧客を作り続けるには相当な工夫が必要でした。

所属の保険会社は日本では無名の外資。 いままでのように保険営業マン(レディー)から 「情熱的な勧誘や売込みをされる」という顧客の既成概念をどう変えてもらうか。 どうしたら信頼できる相談相手として顧客から選んでいただけるかを日々考えました。

見込み顧客を探し、顧客に寄り添い、欲しているものをトコトン掘り下げ、欲しいと思えるものを提供する。 そして選んでいただき納得してご契約いただく。 顧客のライフプランをご支援する社会性のある仕事だと確信しました。

仕事を通じて多くの個人法人の顧客と出会い、選んでいただき、 ほんとうに大切なことは(お金をいただく)販売時点の成否ではなく、 顧客が購入した後に十分な成果や満足を得られたときなのだと気づきました。 いわゆる契約書に印鑑を押すときではなく、後々保険が役に立ったと顧客が思えたときがゴールだと。

保険の営業を長く続けられたのは、一重によい顧客に恵まれたことにあります。 お互いの考えを認め合うことが出来たお客様が多かったことには本当に感謝しています。

長期的に支援させていただくというのは、逆に顧客から見れば長期にフォローしてもらうこと。 お互い人としてフラットに尊重し合えないと成立しません。必要以上にへりくだる必要もありません。 本気で顧客を支援するなら顧客と目線が同じにならざるを得ません。

事業や生活をするうえで必要なものを市場価格で買う。 社会生活のなかでは皆お互い顧客のときもサービス提供者のときもあります。 サービスに対して納得して対価を払うのはフラットな関係です。どちらが偉いという事はないと思います。

お互いに必要とする関係。そういった顧客との関係構築が、 仕事の誇りと顧客へのコミットメントを実現する土台となります。 「顧客第一」というよりは「顧客中心」で物事を考えてきました。

「企業は社会の一機関である以上、事業の目的を社会に求めなければいけない」P・F・ドラッガー

顧客を作ることが社会に役立つことになります。 企業はそこで働く人達も良き消費者になるよう支援していかなければなりません。

相手のことを考える必要がある場面は沢山あります。 取引先はもちろん、協力者、社員、友人そして家族まで・・・ 関わる人すべてを顧客のような存在と考えられれば壁を越えられるのではないでしょうか。

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2014年1月8日水曜日

あけましておめでとうございます!

昨年からの株価上昇そして業績回復によるボーナス増加で、多少リッチなお正月を過ごせた方もいるでしょう。 FaceBook上で見る知り合いの正月料理写真が豪華に見えたのは気のせいでしょうか。 我が家はと言えば、箱根駅伝観戦と初詣、そして墓参りで例年と変わらぬ平和な三が日でした。 世間は景気上昇ムードですが、決して将来を楽観視できる状況ではありません。社会保障費用の増大。 それがサラリーマンの手取り給料が増えない要因の一つです。消費税も上がりますし、 少子高齢化によるさまざまなこの国の諸問題を考えると悲観的にならざるを得ません。 アベノミクス第三の矢(成長戦略)は宝石箱のように施策を散りばめているものの、 具体的に何が現実に実行されるのか、世間はまだまだお手並み拝見姿勢です。

将来不安いっぱいですが、悲観的になったからといって何も解決しないし楽しくもない。 なんとか楽しい計画を立てて潤いのある生活を求めたい。そう思う方に経済的で良い方法をご提案します。 結論はセンスを磨くことですね。自分のセンスに自信がなければセンスのある人と付き合うのがイチバン。 周りでも必ずいるはずです。センスもいろいろあります。 見た目のセンスも大事ですが考え方のセンスとか。最初は真似をしてもいいと思います。 ブランド物を身につけていなくても、センスを磨けばかっこよく見えます。 デザイン重視で愛着あるモノを買えば長く使い経済的です。 人と違うことを考えるセンスがあれば何かで一番になれるかもしれません。 人と同じことを考えるから競争になるのです。

物事プラスに創造的に考えたほうがワクワクするし、生活にハリが出ます。 結局どんな状況になっても生き抜ける力を養っていくしかないんですね。 「言うは易し行うは難し」と言われるかもしれませんが、先ずは想像力を働かせると楽しくなりませんか?

さて弊社は今年も「会計人皆さまのキャリアを応援」していきます。 一歩先行くサポートを心がけ皆さまのお役立ちが出来ればと思っています。 初詣のおみくじも大吉を引きました。運の強さに任せて積極的にチャレンジしていきたいと思います。 どんな1年になるかワクワクします。(プラス思考です)

本年も宜しくお願い致します。

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