2009年11月9日月曜日

ボーダーレス化に備えて

先週は、NYヤンキースの松井秀喜選手がワールドシリーズ優勝の
立役者としてMVPを獲得し、国内では読売ジャイアンツが日本シリ
ーズ優勝、と野球の話題が続いています。

そのせいか、最近休日の公園ではキャッチボールをする父子らしき
姿をよく見かけます。一方、サッカーボールで遊ぶ子供が減ったよう
な印象なのですが、さてウチの近所だけでしょうか。

かつてサッカーJリーグが創設された後、子供たちの間ではサッカー
人気が沸騰し、野球よりもサッカーのプロを目指す小学生が多くなっ
たと記憶していますが、今では人気がまったく逆転しているようです。

国内のプロチームの数はサッカーのほうが多いものの、世界のトップ
で活躍できる選手がいるのはやはり野球です。世界レベルの野球が
注目されるのはごく自然なことですね。実際私も、サッカーの国内リー
グは見ませんが、ヨーロッパのサッカーリーグは大好きです。

どのような分野でも、世界で通用するものには人が集まりますし、世界
に通用することを目標にしなければ、日本でのレベル底上げはできな
いのだと思います。

また、先日スウェーデンからの留学生が我が家に来て話を聞いたところ、
6歳から英語教育に力を入れ、高校卒業後は世界各国へ留学する援助
を国がしていると言っていました。

成熟して人口が増えない欧州でも、国の安全・福祉とともに、世界で通用
する人材育成を着々と進めています。

ビジネスやスポーツをはじめとして、ボーダーレス化が加速すると思われ
る中で、日本も「使える英語教育」を真剣に取り組んで欲しいと思います。
その中でいかに世界で勝てる分野を維持・育成するかが、日本の未来を
握っているような気がします。

会計業界でも、今後のIFRS(国際財務報告基準)採用に向けての対応
が注目されていますが、日本も乗り遅れずに世界標準で通用する会計
制度とならなければ、海外からの投資は期待出来なくなってしまいます。

私どもレックスアドバイザーズも、及ばずながら、会計・税務の業界で
世界をリードできるような会計人育成の一助となれるよう、人材支援を
行っていきたいと考えています。

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