2009年12月24日木曜日

メリークリスマス

先日、コミュニケーションセミナーを主催する代表者の方と

お会いして、ビジネスマン向けのコミュニケーション講座が

とても盛況であることを聞きました。


REXにいらっしゃる、税理士・公認会計士の資格者も転職活動

に際し、対人スキルが弱く、残念な結果となるケースが多い為、

今後のサービスを拡充する上では、コミュニケーション・スキル

にフォーカスしていくことを検討しています。

面接では、対人印象はもちろんのこと、如何に相手に簡潔明瞭

に自分の思いを伝えることが、とても重要となります。

最後は必死の気持ち、ですね。


思いを伝えるのはクリスマス・イブの告白も同じでしょうか?

今日はクリスマス・イブだというのに、全くそんな気がしませんね。


これから忘年会です。

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2009年12月14日月曜日

長所と短所

部下が今まで以上の成果をコンスタントに出せるようになったら
上司にとっては嬉しいものですが、人のマネジメントをする際は、
長所6割、短所4割くらいで見ていくと、人も減らず組織は良くなる
というようなことを、松下幸之助さんが著書で語っていました。

部下のやる気を殺がずにスキルアップを促すには、長所進展と
短所矯正の微妙なサジ加減が重要となります。少人数であっても
組織にはタイプの違う人たちが集まっていますから、やはり人を
見て法を説く部分があって当然でしょう。

給与や組織の安定はそこで働く動機付けにはなりますが、それ以上
頑張ってもらうモチベーションとしては、成果を上げるための突き動
かされる衝動や使命感があったほうがより強いと思います。

やはり心を動かす「理念経営」を真剣に行わないと、誰も人はつい
てこないのかもしれません。

どんな人材でも活用の仕方を考えてあげれば、組織の成長に貢献
するものと思いたいですが、松下翁の語る、知恵ある者にはさらに
知恵を出してもらい、知恵無き者には大いに汗をかいてもらうという
ことに尽きるのでしょう。


弊社がサポートする公認会計士や税理士などの有資格者候補者
の方々は、どちらかというとチームマネジメントよりは、個人として腕を
上げていく事に興味が先行している傾向がありますが、組織では30
代半ばを過ぎますと、マネジメント力や他人への心配りが要求される
ことが多いものです。

しかし、これも長所を伸ばしていく上で、本来得意ではない
「人の面倒を見る」ことを強いるよりも、顧客から求められる高度な
プロフェッショナルサービスに専心してもらったほうが生産性は高く
なる可能性があります。

スペシャリストコースとゼネラリストコースを平行して、どちらにも
リスペクトするような組織の仕組みが必要なのかもしれません。

今のような不況期は、本音は組織作りよりも個人のハイパフォーマー
採用を望んでしまいがちですが、実際は簡単ではありません。
好況期でも不況期でもハイパフォーマーが転がっているわけでは
ないからです。

今、採用は買手市場と言われますが、良い人はいつも売り手市場です。

やはり経験だけでなく、意欲のある人材に心血注いで、組織の理念を
刷り込んで活躍してもらうのが王道なのでしょう。

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2009年12月7日月曜日

更に遠くへ!

ゴルフの男子国内ツアーで石川遼選手が史上最年少の賞金王になりました。
でも石川遼くんは国内ツアーの賞金王を目標にしているわけではありません。
海外メジャー、とくにマスターズ制覇が彼の夢なのです。彼の言動の謙虚さを
見ると、国内賞金王は目標に近づく為のパスポートみたいなものだと思います。

目線が遠くにあり目標が高ければきっと目前の雑音も気にならないのでしょう。
遼くんを見ているとそんな気がします。

サッカー岡田ジャパンもWカップベスト4が目標と公言しています。
組み合わせや参加国を見る限り、常識的には予選通過してもベスト16から更
に2つ勝つのは至難の技と思えます。本来の実力はランキングと変わらない
のだと考えると、予選リーグを1勝2分くらいで突破すれば大殊勲です。

しかしこれからの半年、代表選手自身がBEST4を目指すような努力をしな
ければ、全敗の危険さえあります。頑張って少しでも面白い試合にしてくれれ
ば、と思います。

やはり目標は高くないと、また背負うものが今の自分より大きくないと、
人間は頑張りきれないのではないでしょうか。

家庭を持つビジネスパーソンにとって、頑張るための源泉は、やはり家族の
存在だとは思います。仕事と家庭の両立とどちらに対してもの目標が、円満
な人生を送るためのエネルギーになるのは間違いないと思います。

生活で充たされてしまった後は、また別のモチベーションが必要になるので
しょうか。私は当然そこまで行っていませんが、今ゴシップにさらされている
タイガーウッズのモチベーションは今どこにあるのか・・・・

高い目標を持つには、それを超えられる器を磨き続けることだと信じています。

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2009年11月24日火曜日

旧友から学ぶ




この連休中、高校時代のバスケット部同期で温泉旅行に行ってきました。

この年になると温泉とゴルフがセットになったりしますが、なんとバスケ
の試合が組まれていたのです。仕掛け人は某国立大学の農学部教授
となったN君。彼は教え子と一緒のチームで現役ポイントゲッター。

今回はその学生諸君とミニゲームをして、我々オジサン達はとても楽し
めたけれど、ゲーム後半はヘロヘロ状態。もちろん事前には分かってい
たものの、まさに日頃の運動不足を痛感してしまいました。

その夜の宴会で「来年は速攻が出来るように皆準備しよう!」
と我チームの元主将からの掛け声に、たしかにこの歳でビシバシ速攻が
決められたら気持ち良いかもな、と目標設定のスイッチに手がかかる
半信半疑のメンバーでした。

ですが、30年前の記憶が蘇り、ゲームの随所ではチームワークが見事
に再現され、そこには感動を覚えてしまいました。

さて、今回、様々な職業に就く旧友達との再会で、職場での問題解決に
悩むミドル層の生の声を聞くことが出来ました。企業でも学校でも医療
機関でも、人が集まる職場では人に関わる諸問題が必ずあるようです。

リーダーそして経営者は、メンバーのモチベーションを維持し、そして
顧客満足度を上げ、生産性向上に絶えず気を配らなければなりません。
そのために、常に発信できるエネルギーが必要です。

バスケができる体力があれば、苦難を乗り切る気力も問題なく付いて
来るでしょう。公私のバランスも良い仕事をする秘訣だと思います。

一丁やってみますか。


2009年11月16日月曜日

近所で紅葉狩り

雨に濡れた散歩道に、色鮮やかな落ち葉が映えて、

絵の具のパレットのように見えました。

ウチの近くにこんな素晴らしい「絵」があったとは。


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2009年11月9日月曜日

ボーダーレス化に備えて

先週は、NYヤンキースの松井秀喜選手がワールドシリーズ優勝の
立役者としてMVPを獲得し、国内では読売ジャイアンツが日本シリ
ーズ優勝、と野球の話題が続いています。

そのせいか、最近休日の公園ではキャッチボールをする父子らしき
姿をよく見かけます。一方、サッカーボールで遊ぶ子供が減ったよう
な印象なのですが、さてウチの近所だけでしょうか。

かつてサッカーJリーグが創設された後、子供たちの間ではサッカー
人気が沸騰し、野球よりもサッカーのプロを目指す小学生が多くなっ
たと記憶していますが、今では人気がまったく逆転しているようです。

国内のプロチームの数はサッカーのほうが多いものの、世界のトップ
で活躍できる選手がいるのはやはり野球です。世界レベルの野球が
注目されるのはごく自然なことですね。実際私も、サッカーの国内リー
グは見ませんが、ヨーロッパのサッカーリーグは大好きです。

どのような分野でも、世界で通用するものには人が集まりますし、世界
に通用することを目標にしなければ、日本でのレベル底上げはできな
いのだと思います。

また、先日スウェーデンからの留学生が我が家に来て話を聞いたところ、
6歳から英語教育に力を入れ、高校卒業後は世界各国へ留学する援助
を国がしていると言っていました。

成熟して人口が増えない欧州でも、国の安全・福祉とともに、世界で通用
する人材育成を着々と進めています。

ビジネスやスポーツをはじめとして、ボーダーレス化が加速すると思われ
る中で、日本も「使える英語教育」を真剣に取り組んで欲しいと思います。
その中でいかに世界で勝てる分野を維持・育成するかが、日本の未来を
握っているような気がします。

会計業界でも、今後のIFRS(国際財務報告基準)採用に向けての対応
が注目されていますが、日本も乗り遅れずに世界標準で通用する会計
制度とならなければ、海外からの投資は期待出来なくなってしまいます。

私どもレックスアドバイザーズも、及ばずながら、会計・税務の業界で
世界をリードできるような会計人育成の一助となれるよう、人材支援を
行っていきたいと考えています。

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2009年10月26日月曜日

近頃の会計士採用事情

日経新聞で、今年の会計士受験合格者が監査法人への就職に苦戦
しているという記事が出ていました。

大手監査法人に勤める知り合いの会計士の方に聞くと、やはり新規
採用は去年の半分くらいに抑える方針との事でした。

上場企業そして外資系大手をはじめとして、監査法人のクライアントも、
この1年の急激な経営環境の変化で、大幅なコスト削減に動いています。
潜在需要は大きいものの、一時的には新規のM&Aも手控えているか
もしれません。

一方で、先月の日経では、国際会計基準を習熟した公認会計士を
増やしていく方針との記事がありました。

金融庁の方針で今後も公認会計士資格者を増やしていくことに変わり
ないものの、足元の経営を圧迫する人件費と余剰人員については、
悩ましい問題のようです。

2~3年前には、忙しすぎる監査法人から流出する若手会計士が随分
といらっしゃいましたが、最近は暇すぎる監査法人の将来に不安を抱いて
飛び出して行こうとする方の相談が多くなりました。

ただ、流出後の採用先も限定されており、採用環境は買手有利な状況
が出来つつあります。年収についても以前より相場は下がり、採用側
からすると、中期的には今が公認会計士採用はチャンスです。

ポテンシャルある若手会計士が年収を下げても幅広く経験を積める
環境を求めているのです。

ただし、日々の転職相談をさせていただく中、20代の公認会計士の方
には、余程転職の目的意識が高くなければ無理する必要はありません
とアドバイスしています。 まずはしっかりとした基礎をつけた方が良い
のでは、とお話する場合も多いです。

実際、会計やデューデリの実務力と、コミュニケーションやリーダー
シップなどのヒューマンスキルを兼ね備えた公認会計士資格者は
多くはありません。

本当に欲しい人材はいつも売り手市場。

雲の上は常に晴れている、ということでしょうか。

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2009年10月19日月曜日

REX創立7年

この10月17日で弊社REXアドバイザーズは創立まる7年が経ち、
今月から新事業年度が始まりました。

現在があるのは、お客様になっていただいた企業様、
弊社とご縁のある公認会計士、税理士の方々、
REXを信頼していただいた転職希望者の皆さん、

そしてREX社員メンバーみんなのお陰です。

本当にありがとうございます。

おーっと、一番感謝しなきゃいけないのはウチの家族。
奥さんでしょう。

衰え気味の足腰を鍛えなおして、8期も仕事にゴルフにがんばります。

まだまだ当たれば300ヤード飛びますよ!
(たられば・・・では駄目ですけど)

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2009年10月13日火曜日

スポーツの秋に考える

爽やかな季節になり、鈍った身体を動かしたいと思うものの、
ゴルフコンペ参加も危ぶまれるほど腰痛に苦しむ私としては、
子供の部活観戦で“スポーツの秋“を楽しむのみである。

太古の昔より、公立中学校の運動部では指導者がとても熱心
なところが「勝つチーム」を作る。

僕自身ウン十年前は中学の野球部で2番セカンドを守っていた。
2年次からは指導に熱心な先生が顧問に就き、毎週日曜が試合で
夏休みもほとんど毎日練習した記憶がある。
当時は区内全ての中学に野球部があり、競争は激しかったが、
秋の新人戦決勝で1-0と惜敗し、練馬区で2位になれたのである。

選手の素質云々ではない。とにかく先生が熱心でそれに生徒が
ついていけるかどうかなのである。

近年の部活事情は大変厳しいと聞く。
生徒不足と指導者不足。運動能力の低下、そして子供の趣向も
様々になり、指導者の居ない中途半端 な部活は続かない。
女子バレー部は全日本女子やママさんバレーのお陰でまだまだ
頑張ってはいるが、男子バレー部は激減しているようだ。

どんなスポーツでも親掛かりで幼少時から競技を続けていないと
一流選手になれない傾向にある。昔みたいに高校からそのスポ
ーツをはじめて一流になる選手は皆無に近い。

ニッポン水泳陣が強いのは幼児期から通えるスイミングスクール
の普及によるものだ。一流選手養成は、スイミングみたいに親の
送り迎えから始まる場合が多いだろう。

もちろん幼少時からスポーツで鍛えられると心身ともに強くなるし、
集団スポーツであればチームワークも学べる。
勝てば仲間と感動を分かち合える。

日本はオリンピックで多くの種目に選手を出してはいるが、底辺
では競技者人口の減少と指導者不足で、強い競技を作り難い
状況にあるのが目に見えている。

子供手当ても悪くないが、地域ぐるみ、国ぐるみで、スポーツに力
を入れて、心身丈夫で健全な青少年育成を期待したい。

お金を付けるのも大事だが、指導者養成に力を入れてもらいたい。
地域スポーツに貢献した指導者には恩給を付与するなど、施策も
考えてみたらどうだろう。

また、広島、長崎がオリンピック招致に立候補する話が出ているが、
自国オリンピック開催をゴールにするのみに留まらず、長期的ビジ
ョンでスポーツ振興に取り組んで欲しいと思う。

指導者不足は中堅層の薄い企業でも同じかもしれない・・・・。


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2009年10月5日月曜日

魅せた。遼くん!

“石川遼”選手はやっぱり凄い!
これで2年連続の賞金1億円突破だ。

日曜日のプロゴルフツアー「コカコーラ東海クラシック」での優勝は、
終盤に幾つもピンチがありながら、その都度スーパープレーで盛り
返し、これぞプロ! さすがショーマン!と思わせる内容だった。

今や彼が日本を代表するスポーツヒーローの素質があることを
十分印象づける試合ではなかったか。

スポーツの世界でお金を稼ぐのがプロスポーツ選手ではあるが、
野球のイチローがそうであるように、そのスポーツをよく知らない
大衆までもワクワクさせるのがスーパースターだ。

スーパースターは常に大衆を意識している。
ミスター長島しかり、イチローは「ザ・イチロー」を演じているし、
石川遼くんもこの若さにして、すでにファンの期待する「石川遼」
のプレーを演じることが出来るようになっているのか。

恐るべし、18歳。

プロフェッショナルとは、常に顧客の期待に応える努力と結果を
残すものなのだと感じる。私たちもプロとして、クライアントを
感動させるような仕事をしなければ。

言葉での説得ではない。納得、満足、そして感動。
目的である「顧客の増大」を目指すには、日々顧客の期待に
応えられる仕事を続けることしかない、と肝に銘じるのである。

しかし、570ヤードを2打目アイアンで2オンワンパットのイーグル。
僕みたいなコンペのみ参加のゴルファーにはしんじられな~い。

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2009年9月28日月曜日

実力UPの秘訣は

我が子の塾での模擬試験結果を見て感じたこと。

全体の得点としては中の上。可も無く不可もなくであるが、国語、
数学、英語の3教科の結果表には、得点のみならず、例えば
英語の場合、単語・文法・長文読解・発音など、問題の項目別
正解率が記載され、その正解率にはかなりのバラツキがあった。

こういった分析結果は、自分の実力を知る上では有効であり、今後
重点を置くべき勉強方法が導き出され、弱点を克服できれば総得点
に寄与することになるはず・・・
(もちろん、今以上の勉強をすることが条件にはなるが)

一方働くビジネスマンの場合、社内試験などがあれば実力を測る
機会もあるだろうが、小規模組織では結果が全ての人事評価で、
定性評価でも主観的な面が多いと思う。業務プロセスの精度を上
げるのに大事なことは、各人が自分の仕事の実力を客観的に知る
方法を見つけることだろう。

企業活動においても、数値結果以外での実力と成長性を測る指標
が必要だろう。

そこで思い出したのが、バランストスコアカード。

「財務の視点(業績評価)」「顧客の視点」「業務プロセスの視点」
「学習と成長(アイデア・ノウハウ)」の視点という4つの視点で目標
設定と業績評価指標、具体的プログラムが導き出されるという。

我々人材業界も成長の曲がり角に来ている。
持続的成長には、数値達成力と作業処理能力に拘るのみの既成
概念は崩れ去った。

真に顧客からみた場合のノウハウと実力を兼ね備え、顧客からの
信頼を勝ち得ていかなければならない、とつくづく思うわけである。

顧客のこと、候補者のことを一番分かっているオンリーワン企業を
目指したい。

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2009年9月16日水曜日

心技体

語りつくされてはいるが、改めてイチロー選手が凄いと思うところは、
体の手入れを徹底して続けていること。プロスポーツ選手なら当然の
ことなのかもしれないが、元来身体が屈強な人は自分の健康を過信し
がちである。特別体格的に恵まれてはいないイチロー選手にとっては、
大好きな野球をずっと長く続けたいという思いが身体の手入れを怠ら
なかった源となったのだろう。

心技体のうち、ビジネスマンが一番疎かにするのも身体の手入れで
はないだろうか。
何度もプレッシャーのかかる場面を経験すれば図太くもなるし、成果
に貪欲になれば技術も経験値も上がっていくので力量として年を取
れば伸びるものだが、身体については若い頃の限界イメージが残っ
ていて衰えはなかなか自覚できない。

個人差はあるにせよ、30代までは仕事でもお酒でも遊びでも、頑張
りすぎた後早く元通りになるが、40歳くらいからはさすがに無理がこた
えて何日も引きずってしまうという体験は誰でもあるでしょう。

スポーツに取り組む良い季節となったが、健康維持とストレス解消を
兼ねた運動もオーバーワークは決して禁物。

ベストセラーというよりもロングセラーとなるために、心技体のバランス
をとっていこうと思う。

PS.
横浜を自由契約になった、
「46歳中年の星」工藤投手にも是非頑張って欲しい。

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2009年9月14日月曜日

”祝いイチロー200本”

”9年連続 200本安打 達成”
イチロー おめでとう!!

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青春の蹉跌

たまたまテレビでショーケンこと萩原健一さんの近況を伝える番組を見た。
昨年晴れて約5年の謹慎が明け、活動を再開したらしいが、今上映中の
小栗旬主演映画「TAJOMARU」への出演や音楽活動など、最近露出度
が増えていることに気が付いた方もいるのではないだろうか。

罪を犯したことについては、決して褒められないしその事実を消すことは
できないが、罪を償い社会的制裁を受けた後に才能ある人が再び表舞台
に立ち、新しい記憶によって過去を上書して行くというのは、芸能界特有
のものかもしれない。

事実ショーケンはアイドルだったテンプターズ以降、俳優になった後の
「青春の蹉跌」「太陽にほえろ」そして「傷だらけの天使」など、シニア世代
にはインパクトがあった映画やドラマの作品を多く残している。

しかし、ビジネスの世界でも罪とまではいかないけれど、挫折したり失敗
した後の復活により成功した例は沢山あり、いつの時代でもその物語は
感動を呼ぶものである。

過去は未来を作ることによって、過去についての解釈を変えることが
できる。というようなことを、ある本で読んだのを思い出す。

通常、過去の積み重ねが未来を作るのだと思われがちだが、実際は
未来を作ることによって過去が成立するのだと解釈してはどうだろう。

つまり過去の挫折がこれから作る未来を一層輝かせるのだと信じれば、
どんな境遇になろうが新たな希望を持って生きることができるのでは
ないだろか。

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2009年9月7日月曜日

品質向上

マリナーズのイチロー選手がついに大リーグ2000本安打を達成した。
もちろん9年連続のシーズン200本安打も達成できるだろう。

大衆はイチロー選手の偉業にはもう慣れっこになってしまっているが、
35歳を過ぎた彼が抱える肉体的問題は多いはずだ。とてつもない
記録はシーズンを通して全力でプレーできる肉体という基礎の上に
記録は成り立っているということを忘れてはならない。

慣れっこになんかなってはいけない。努力の一端でも学ばなければ。

最近のNTTのCMで、
「イチローは何故同じ毎日を繰り返しているのに未来を作れるのか」
という問いかけがあるが、それに対して彼は、
「確かな一歩の積み重ねでしか遠くへは行けない」と答えている。

元来股関節が柔軟ではなかったイチロー選手が毎日欠かさない入念
なストレッチによって怪我の無い柔軟な肉体を維持し、それが長年の
記録更新に繋がっているのだということは、紛れも無い事実である。

一方、長期に渡って第一線で活躍しているビジネスパーソンも、
多く居るわけではないが、経営者を始め一流の人は同じように
日々努力をしているに違いない。

ハイパフォーマンスを生み続けるために、日々のルーティンを大切
にするのは、一流スポーツマンと同様だ。

どのようになりたいか、そしてどんな自分で居続けたいかを強く思えば、
自ずと行動に移せるはずだ。

日々の確かな一歩の繰り返しが、自分自身納得のゆく人生の設計に
繋がって行くのだと感じる。

自己の品質の維持向上に努めよう。

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2009年8月24日月曜日

夏の終わりの熱い戦い

8月も終盤。
甲子園も決着が付き、世界陸上もヤマ場を越え、暑い夏も終わりに
近づきつつありますが、最後に熱い戦い「衆議院選挙」が待っています。

朝、通勤駅の出入り口で、日替わりに党名と名前を連呼する各候補者。
ある候補者は、夜のずいぶん遅い時間でも駅の出口で「こんばんは。

お帰りなさい!」「お疲れさまでした!」と挨拶をしてくれる。
マイクを使わないからこの時間でもいいのか、などと関心しながら
通り過ぎる。

まさに必死だ。

多くの有権者は選挙の候補者を横目で見て無関心を装ってはいるが、
今回の選挙にはかなり興味をもっているのではないだろうか。

どこが(どちらが)政権を取ったとしても日本の将来不安が劇的に改善
するとは思えない・・・と懐疑的に考えつつ、やはり日本を変える政治を
して欲しい。実行力のある若手に頑張って欲しいとは思います。

企業が生き残るために強みがある部分に集中するように、少子高齢化
で人口が減ってしまうのだから、この国でも強みに集中する必要がある
のではないだろうか。誰にでもいい顔が出来る総花的な成長はもはや
現実的ではない。日本が世界の中で取り残されないように、大きな視点
での改革実行を期待しています。

長期視点ではあるけれど、個人的にはやはり教育に力を入れて欲しい。
資源の無いこの国は勤勉な人材が多く居なければ成長はできないと考え
ています。

明るい未来の将来像を描き、国民にイメージしてもらうには、
分かりやすさが必要だと思います。

・明るい挨拶をする。
・約束を守る。
・分かりやすい言葉で説明責任を果たす。

対象となる顧客層に自社とそのサービスを明確に伝え、選んでもらう。
選択と集中は、企業経営でも同じだなと思います。


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2009年8月17日月曜日

人生有限。有言実行。


このお盆休みは、3日間箱根で温泉三昧でのんびりするつもりが、アウトレットや湘南の海にも出掛けて行き、結構アクティブで充実した数日間でした。

ただその間、伊豆沖を震源とする不気味な地震が数回ありました。
しかし、箱根の部屋から見える、大涌谷から揺ら揺らと硫黄の湯気が出ている景色を眺めながらも、のんびり過ごしてしまうのは、結局楽しみの最中には最悪の事は中々考えられないという、人間の性なのでしょうね。

結果的には旅の道中、本当に運よく交通渋滞とは無縁で、時間を有効に活用することが出来ました。

運のみに頼った人生もそろそろ考え直さないと・・・などと思いつつ、環境に合わせるのみで、自らは大きく変えていないという現実に、正直ちょっと焦ったりもしますが、ゴールをイメージして日々改善というように、地道にやるしかありませんね。

人生のゴールのみならず、仕事でもプロジェクト成功や1年の決算時点など、終着点で結果がどうなっているのか、また自分がどうなっていたいかを強くイメージできると、やるべきことが次々に見えて来たりするのではないでしょうか。

楽しい時間もあっという間に過ぎていくように、時間はまさに有限です。
人生は一度きり。自ら燃やして思いきりやるのみです。

人はやると決めたことは公言したほうが、どうも結果がいいようです。
自信が無いとなかなか言えない気もしますが、自分自身を燃えさせる
には不言実行よりも有言実行が良いと思います。

スポーツもそうですね。技術ががあるのに勝てないのは、絶対に
勝ちたいという気持ちの差であると言われています。
それも目に見えるのはほんの僅かな差です。
100分の一秒を縮める努力をしているトップアスリートを見習い、
ゴールを見据え、考えて行動することを心がけたいと思います。



2009年8月3日月曜日

浴衣と花火と飲み放題

夕方になると、
ここ浜松町あたりでは浴衣姿で歩く女性が目に付きます。

焼鳥屋で有名?な浜松町には、銀座のように優雅な“クラブ”
らしきお店は皆無であるので、最初はどこへ向かうのか分から
なかったのですが、東海汽船の「東京湾納涼船」で浴衣を着て
いると通常2500円のところ、1500円で飲み放題にて納涼船に
乗れるという企画ものだということが分かりました。
(ただしフードは別ですが)

みなさん宴会の割引を目的に浴衣を利用していたのでした。

この浴衣ですが、昔は高くて子供の浴衣も他人の御下がりしか
着せてあげられませんでしたが、最近はかなりお値段も安くなった
ようで、通販では3000円くらいでもありますし、ユニクロあたりで
5,000円も出せば立派な浴衣が買えてしまうようです。

ちなみに、納涼船の企画では男性も浴衣で割引されるようですが、
仁平や作務衣は対象外との事ですからご注意を。
アロハとムームー(ハワイアンドレス)の企画は無いのでしょうか?

さて、今週4日から6日は税理士試験があります。
2日目の法人税、相続税、所得税は、特に実務に必須となる科目
ですから気合が入りますね。

あと、浴衣と言えば花火が連想されますが、税理士受験者を慰労
するように、都心では6日(木)に神宮外苑の花火大会、8日(土)には
東京湾大華火祭があります。

花火の轟音と、真夏の夜の美しく輝く大輪は、日頃の鬱憤を晴らす
ストレス解消のエネルギーになるのではないでしょうか。

私のほうは、事務所からも微かに見える花火を横目で見ながら、
やっぱり仕事に勤しみます。

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2009年7月27日月曜日

暑さの先は

8月へと暦をめくろうという季節のわりに、お天気はご機嫌ななめで
グズついている。
西のほうでは大雨で災害を招くほどの異常気象である。
やはり海面温度上昇による温暖化の影響だろうか。

近年、急激な温度の上昇で氷河が解け、海に淡水が流れ込み、
暖流の流れが変わり、日本も何れ本当に凍り付いてしまうのだろうか・・・。

モノを燃やしてエネルギーにしてきた時代は早晩終焉を迎える。
次の世代に受け継ぐべきものは、便利さよりもよりよい環境を確保すること。

そう言えば先日、海洋温度差発電というものがあることを知った。
海面の高い温度と海底の低い温度の差で発電を起こすというもので、
理論自体は100年も前に考案されたとの事。

こういったクリーンエネルギーが早く実用化されると良いと思う。

異常気象や天災には勝てない。
そして災害は突然やってくることが多いものだが、その予兆は必ずある。

同じく人生は予期せぬ出来事が日々起こるものだが、この場合にも原因
は必ずあるはず。

黄色信号を見つけたら、素通りせず対処方法は考えておかなければ。

書く言う自分も、この週末の昼寝が祟って冷房病になってしまったようだ。
もっとエコを意識しないとしっぺ返しに遭ってしまう。

一人ひとりの意識が地球を救うのだろう。

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2009年7月21日火曜日

夏は好きですか?

海の日が過ぎ、いよいよ本格的な夏を迎えました。

この連休は地域で大きなお祭りがあり、ウチの娘たちもここぞとばかり
浴衣や仁平を着て連日連夜出かけておりました。

夏の思い出と言えば、子供の頃海水浴で溺れかかり、学生時代も南の島で
熱射病にうなされ、さらに目が悪かったので美しい景色も人もよく分からず、
若い頃は夏の海が苦手でした。 海は眺めているのが一番好きです。

でも夏になれば気分はウキウキするもの。独特の開放感がありますね。

そして「出会いの夏」。
いろいろな場面で人と人の縁が出来て、新たなエネルギー が蓄えられ、
良い出会いは、近からずとも仕事にもプラスになるはずです。

しかし過密になりがちな夏休みのスケジュール。
大人になれば仕事も遊びも計画が必要となります。

遊びでは小さなハプニングはいい思い出になりますが、仕事でのハプニングは
一刻も早く叩き潰さなければなりません。その苦労をしないためにも、事前準備を
怠らず事を順調に運びたいものです。

皆さんは”夏” 好きですか?

さて、公認会計士や税理士の方が働く職場でも、夏は一年で一番ゆっくりできる
シーズンだと思います。その一方税理士試験を控えている方にとっては「受験の夏」
最後の追込みとなります。合格目指し暑さに負けず頑張って欲しいと思います。

そして受験が終われば会計事務所への就職活動が始まります。

夏休みはちょっとだけ我慢ですね。
受験生時代の我慢がきっと後々の仕事の、あと一歩の粘りになるのだと思います。


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2009年7月13日月曜日

自己主張と成長意欲

先日、税理士・公認会計士の勉強会組織が主催するツアーにて、
上海へ進出している会計事務所そして、現地で流通している
不動産(マンション)を見学してまいりました。

会計事務所のうち、一社は日本国内の会計事務所に対する記帳
アウトソーシングを中心に行い、もう一社は中国進出日本企業への
会計支援業務と企業内就業者への税務申告代理業務で、益々の
躍進を続けています。

不動産全体もまた上がってきているようで、現地の住宅用マンション
は、年収の10倍以上でも買う人が多いとの事でした。

中国も世界的不況の影響は受けているようですが、そもそもの成長率
が他の西側先進国と違いますから、インフレの力であっという間に借金
も目減りしてしまうことでしょう。

上海へは7年前にも行き、その高層ビルの多さに驚きましたが、都市として
一層パワーアップして、30階以上あるビルは、現在上海市内に3000本と
も4000本とも言われるほどに、無数に存在していました。地上492m、
101階の上海WFS(森ビル)にも恐れ入りました。
展望料金は150元(約2300円)で、六本木ヒルズ よりも高かったです。

さらに現地の人を観察して、相変わらず強烈な自己主張に、またビックリ。
幾つかを例に挙げますと・・・
・ タクシーに乗れば、必ず車同士の鍔迫り合いに遭遇し、
   スリリングな気分を味わえる。
・ 地下鉄内は皆しゃべくりまくり車内は喧騒に包まれ、
   携帯電話の通話も気にならない。
・ 本屋さんでは座り込んで販売用の本を読んでいる。
   またはそれで勉強している。
・ 若い女性もアイスクリームを片手に赤信号を渡り、
   交差点のど真ん中でタクシーを拾う。

これを自分勝手と決めるか、自己責任で行動していると考えるかは自由ですが、
上海の活気とエネルギーには大いに学ぶところがあります。

きっとこの国では自己主張と成長意欲が同義語なのでしょう。

成長するために自己主張しなければ、何をしたいのかハッキリ言わなければ、
欲しいものは手に入らないという基本的なことを思い起こさせた3日間でした。

我々日本人も頑張らナイト。


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上海写真集



    昨年秋オープンの
    ワールドファイナンシャルセンター  
    (森ビル) なんと101階建 
新天地のとても美味しかった
レストラン




                
               浦東から見た外灘(ワイタン)(BAND)の風景

WFS(森ビル)から見下ろした電波塔






  










上海に住む友人宅から見た電波塔












2009年7月6日月曜日

ブーメラン戦略

さて先日、ある大手会計事務所グループの幹部の方と話していて、
「当社で活躍する人材はビジネス感覚が求められます。」
という話を伺い、そのビジネス感覚について考えてみた。

ビジネス感覚とは、
端的に言えば「儲かる仕事をする」ということなのだと思う。

利益を出し永続を使命とする組織で働くビジネスマンであれば
当然備えなければいけない感性だと思うが、だれもが簡単に
儲けられるわけではないので、意外に難しいようだ。

ここでは自分の仕事が利益を生むか生まないかを考えていないと
いうのは論外として、永続的に利益を生むアクションプランについ
て考えるには、円を描くように思考すると良いのではないかと思う。

いわゆる、諺にある「風が吹くと桶屋が・・・」というアレですね。

ビジネスマンの行動パターンとして、
直線的な動きしか取れない人は、短期では成果が出せても長期
に渡って安定して結果を出し続けるのは難しいと思う。

「損して得獲れ」でも「損して徳とれ」でも、この際「損して元とれ」でも
良いのだが、 まずは担っている仕事またはプロジェクトの全体設計、
そして次の展開を予想して絶えずアクションプランを練り直すことが
必要になるだろう。

PACDのサイクルは螺旋階段のように上昇するイメージで作りたい。

地球は回り、どの国でも朝から昼、そして夜となり、また朝になる。
季節は廻り、また同じ木に花が咲く。
というようにあらゆる事象は「まわって来る」と考えるは飛躍しすぎか。

しかし同じ場所に戻っているかといえば、そうでは無さそうだ。
景色は多少変わり、それを良くするか悪くするかは、回っている
間のオコナイ次第だ。これは環境問題も然り。

自分がしている努力は廻り廻って、何かしら自分の利益として戻っ
てくるとするなら、遠くまで跳ばせる大きなブーメランのように
投げてみたい。

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2009年6月15日月曜日

本物は美味しい!!

ここ最近、景気が底を打ったような報道がチラホラありますが、
周りの実感は如何でしょう。

実態はまだまだ需要少なくコストダウンを強いられているのだと
思いますが、業界・業種に限らず好調な中小企業も結構ありますから、
「不景気だから仕方ない」なんて言い訳を言っていられないですね。


好調ビジネスのキーワードとしては、

「お値打ち価格」 「激安」など 価格訴求型、

「エコ」 「自然」など 環境訴求型、

そして「癒し」 「医療」など 健康・不安解消訴求型

など目につきますが、一過性のブームで終わらせないため
には、やはり他と差別化された『本物』である必要があるのでしょう。


そう言えば、
週末、新宿のデパートで 「大学は美味しい!!」フェア という、
全国の大学で研究・開発された食品の催事がありましたが、
そこでは「本物」「自然」「健康」「美味しい」が揃っておりました。

午前中から千客万来でお祭り状態。大学発のグルメ市と学園祭
が一緒になったという感じで大変盛り上がっていました。

まだまだでしょうが、地方の国立大も自力で稼ごうという時代
になったのを実感しました。

その中で、大手乳業メーカーから国立大の先生に転職した私の友人
がいる、ある国立大学農学部でも、本物の原料でチーズを開発したら
テレビに取り上げられて大ヒット。大学内の販売店で品切れ続出らしい
のです。

将来は生キャラメルの花畑牧場を越えられるのか、と期待するも、
残念ながら普段東京では売っていませんでした。

この「本物」も世に知られないと本当の大ヒットにはなりませんから、
やはり広義ではマーケティング、平たく言えば営業戦略が大事になる
のかな、思います。

商売成功には、縁(筋)、とタイミング。「本物」と「納得の価格」

民間企業も、負けていられません。

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2009年6月8日月曜日

夢に卒業は無い

土曜日に映画「ROOKIES 卒業」を見に行きました。

「夢にときめけ!明日にきらめけ!!」by 川藤幸一

熱血教師 川藤先生のシンプルで分かりやすいメッセージは、目標
を見失っている若者に夢を追いかける素晴らしさを教えてくれる。

夢を決してあきらめず、チームの勝利のためにプライドを捨てて戦うこと。
そしてその気持ちが奇跡を呼び込み、最後に大きな感動となる。

理想的で胸のすくドラマだが、これはフィクションである映画のお話。

一方、同じ日の夜テレビで見た「サッカーW-CUP アジア最終予選」は
ノン・フィクションの、まさに筋書きの無い世界だった。

前半の早い時間は日本がボールをキープをして、新鋭ストライカー
岡崎選手の倒れこみヘッドで押し込み、一瞬今日は楽勝かと思わせた
のもつかの間。相手の執念や審判の判定などアウェーの洗礼を受け
徐々に守勢に立たされる。

ルーズボールはことごとく相手選手の足元に収まり、シュートとコーナ
ーキックの連続攻撃を浴び続けるのを見て、誰もが「ドーハの悲劇」
のロスタイム失点シーンが脳裏によぎったのではないか。

しかし十数年の時を経て、現在の代表選手は浮き足立ってはいなかった。
勝ち方は泥臭くても、結果としてものにする執念と経験は、やはり本大会
ベスト4を目指すプライドの現れだろう。

ニコガクの甲子園出場と、岡田ジャパンのW杯4強。

現実からして、どちらも甘くない大きな目標ではあるが、目標を設定して事
にあたる場合は、そこに向けたとてつもない努力を強いられる。
結果として、目標は大きければ大きいほうが伸びるのだと思う。

声に出せば言霊となる。
今はディフェンシブな立場に居ようとも、「全国制覇」の夢を持ったって
いいじゃないか。

夢は逃げない。逃げているのは自分だ。・・・とある経営者が語っていた。

そしてその夢の先にあるものは・・・

ROOKIESの出演者たちも、日本代表選手も。
夢の達成後も人生は続く。

新たな夢を目指し、過去の自分を乗り越えて行かなければならないのだ。

夢に卒業はない。

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2009年6月1日月曜日

MR.BRAIN

キムタク扮する脳科学者が難解は殺人事件を解決していくという
推理ミステリー・ドラマ「MR.BRAIN」が視聴率好調のようだ。

事件解決に向けては、脳神経科学というよりも心理学に基づいて
いる場合が多いような気がするが、“脳科学”は最近流行というか
興味深いテーマなのだろう。

脳を活性化するためには、
甘いものを食べたりレシチンを摂るのが良いとされ、
好きな人の左側に座って、相手の左目から入って印象を司る
右脳を刺激させると効果的であるなど・・・
いつの頃からか、左脳と右脳の問題は多々論議が交わされてきた。

論理的・連続的・分析的な思考を担当する左脳と、
感覚的・瞬間的・芸術的な思考を導き出す右脳。 お互いのバランス
を取り、「判断」という人間ならではの能力がもたらされている。

高度成長社会においては左脳中心で、学業に勤しみ知識を持ち
論理的で分析力のある人に光が当たっていたことは言うまでもないが、
近年相対的に情報・知識の価値が下がっているため、左脳主導型で
は解決できない問題が多いような気がする。

ここに来て物質的な豊かさの先にあるものを、世の中が求めており、
左脳主導の限界が現れているのだろうか。

勉強することは左脳の力に依存するけれど、知識の断片を統合して
新しいものを生み出すことは右脳主導である。

たとえば、あるとき急に何か素晴らしいアイディアが思いつくのも右脳
が働いた瞬間なのだと思う。思いつきには理由があるのだ。

また人の顔を見て瞬時に好きか嫌いか、その印象を判断するのは
右脳である。好印象を持ってもらえないと仕事でもプライベートでも
上手に事は運ばない。与える印象は大切である。

学生時代から左脳を鍛えることに慣れている人が多いとは思うが、
改めて右脳の働きを理解して鍛えてみてはいかがだろうか。

ドラマでは、左目のみで見る訓練をすると右脳が鍛えられると言って
いたが、実際はどうだろう?

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2009年5月25日月曜日

演じること

週末は天気が悪く家でテレビを見ていましたが、どのチャンネル
にもお笑い番組があり、ブームは相変わらず続いていますね。
今回は漫才だけでなくコント系のお笑いが多い気がします。
長引く不況の中、せめてひと時の笑いで気を紛らわせているのか
どうか・・・。

コントではネタ(ストーリー)とテンポ、そして見た目の面白さが重要だ
と思いますが、ほんの数分間の中で視聴者を爆笑の渦に巻き込んで
いくお笑いタレントの演技力には関心してしまいます。

共感を呼ぶ演技をする、笑わせる、というのは相手の心を掴む高度な
コミュニケーション・スキルだと思いますが、営業でも重要です。

演じるとは、なりきること。 
これが出来ることが第一歩ですね。

新卒採用時に求めるものとして、よくバカになれる人がイイとか言われ
るのも、目標のためには格好を付けず、お客様が喜んでもらえるよう
集中できる人は売れる営業になれる資質があるからなのでしょうか。

ただし、ここで演技をすることと、根拠のないハッタリの大風呂敷を広
げることとは別の意味ですから誤解無く。事実に基づいた誠実な提案や
対応が一番信頼されることに変わりはありません。

一方、周りが不景気だからといって最初からやる気がなく、やっている
フリをする演技は許しちゃいけません。

考えてみれば、我々人間は多かれ少なかれTPOに合わせて演じてい
るのだと思いますが、どうせ演じるなら相手に気に入ってもらえる楽しい
会話術を身に付けたいものです。

「つかみ」「ぼけ」「つっこみ」「おち」
これらの「間」については大いに参考にしたいと思います。

営業でもネタ作りは重要です。
明るく前向きなストーリーを描き、顧客を幸福に導くことが真の
営業マインドだと信じて頑張ります。

そして笑いで免疫力を高め、インフルエンザを撃退しましょう・・・。
(予防が前提ですが)

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2009年5月18日月曜日

パスはコミュニケーション

いつも気になっている欧州サッカーリーグが終盤を迎えている。

イングランドプレミアリーグではクリスティアーノ・ロナルドが引っ
張る王者マンチェスター・ユナイテッドが3連覇を達成し、スペイン
のリーガエスパニョーラでは“エース”メッシの活躍でバルセロナ
が栄冠をつかんだ。またイタリアセリエAではインテル・ミラノが
4連覇。

どれも一度試合を見れば大ファンになってしまうようなファンタ
スティックなプレーが堪能できるチームばかりだ。

それぞれのリーグに多少の特徴と違いはあるが、スピード、ボール
タッチ、そしてキックの正確さなど個人技が圧倒的に違う。それに
局面での状況判断が凄い。バードビューのような視野の広さでパス
交換を楽しんでいるようだ。

パスが自由に繋がるゲームでは、ボールがコミュニケーション
ツールになっている。


一方私たち人材紹介の業務でも、転職というボールに転職候補者
の意向と紹介会社の持っている情報を入れて、パス交換しながら
転職成功という名のゴールまで運んでいく。

コンサルタントはあながち壁パスの壁になるか、ゴールをお膳立
てするアシスト役である。

私たちも日頃より相談そして情報提供というキック精度を高める
努力をして、ゴールしやすいところへのラストパスを心がけてい
るが、最後のゴールゲットは候補者ご本人。

絶対にゴールしたいという意思の強い人が、思いを結実させている
のだと思う。

最近のような求人灘の局面では、人材紹介を活用してゴールゲット
する場合、一層のコミュニケーションが大切となり、お互いの意思と
情報のパス交換が重要となる。華麗なパス・コミュニケーションの結果、
ゴールネットを揺らすことがお互いの成功となる。

もちろん負けないためのゲームプランも、我々プロがお手伝いさせ
ていただく。最後は思いっきりシュートを放って欲しい。


さてさて、連覇のかかる中村俊輔選手のセルティックは、スコットランド
で奇跡を起こし有終の美を飾れるのか・・・・
まだまだ欧州サッカーから目が離せない。

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2009年5月11日月曜日

気づきの力

大型連休が終わり、ビジネス街が動き出した。
月曜朝の電車はいつもよりも激しいラッシュ。昼休みには使い果
たした財布の中身を補充するためか、ATMに並ぶビジネスマンが
普段に増して多いようだ。
連休中、家族サービスやリフレッシュのつもりが、どこへ行っても
混雑と渋滞で疲労困憊。休日明け初日、エンジンが掛かりにくい
のは仕方の無いことか・・・

皆と同じ行動パターンを取りたがるのは和を重んじる日本人の
奥ゆかしさだが、仕事も人と同じでは存在が埋もれてしまう。

自己のキャリアの視界を良好にするには、需要が見込まれる分野
での専門性を掘り下げるか、誰もやっていない分野を開拓するか
しかない。

これは事業の進展を図るにも同じこと。
他社がやっているからウチもやってみよう、などという類の安易な
発想で臨むと木っ端微塵に打ち砕かれてしまうだろう。

一途にやり抜くか、美味しい所にいち早くたどり着くか。
最後はもう一歩の「気づき」と実行力で勝負が決まるような予感がする。

組織やチームの中で、皆が同じ情報しか持たず、ミーティングをしても
腕を組んで打開策が見出せないなら、外に出て顧客のニーズを掘り起
こすことに戻ってみよう。

新しいプランを立てるのは簡単ではないが、現状の認識と改善なら直ぐ
にも出来る。ある本にも書いてあったが、
P→D→C→AよりもC→A→P→Dで前に進みたい。

大きなことは出来ないかもしれないが、必ず何かが見つかるはず。

メンバー一人ひとりが早くそこに気づけるかどうかだろう。

顧客が答えを持っているのだ。


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2009年4月21日火曜日

健康診断

本日、成人病健診を受けてきました。
そういえば最近とみに健診専門の医療機関が多くなりました。
きっと利益率が高いのでしょうね。

毎年ドッグの健康診断を受け、近年は若干メタボ気味では
ありますが、内科系で悪いところは一つもありません。
自慢ですが・・・ほとんどAです。

しかし実際は、坐骨神経痛・無呼吸症候群・群発性頭痛など
多くの問題を抱えています。神経系といいますか、全てストレス
らしいのですが、幸い何があっても眠れないことはないため、
自分ではストレスを感じているつもりは無く、ここ数年過ごして
しまっています。

ドッグの健診の落とし穴は、血液数値や写真の影でしか良し悪し
を判断できないことです。身体の歪みや筋肉のコリ、目の疲れなど
は人間ドッグで現れません。

多くの人が、このように病気ではない「未病」という状態であって、
実際には神経系や免疫系に問題を抱えているのではないでしょうか。

問診でも
「◆どこか気になるところはありませんか?」と医者から聞かれますが、
面倒なので
「■内科系ではありません」と答えて、「◆ではこれで終わりです」という
儀式になります。ドッグのお医者さんにとっては、私は健康診断的には
「問題ない人」になります。

実際は問題があるため、西洋医学ではなく、東洋医学の整体や神経
治療の専門家にも見てもらったりしています。

物事への評価でも、一人の意見や過去からの決まりきった物の見方で
は新たな発見は期待できないのと同じで、やはり違う経験を持った
専門家からもセカンドオピニオンを頂くことを心がけたいものです。

最近は会計人の方々でも、企業経営者へのセカンドオピニオンサービス
を提供している、とお聞きすることが多くなりました。

健診は病気を防ぐ最低限の点検にすぎません。
健康の保つには、食事と運動、そしてストレスを溜めないこととよく言われ
ますが、仕事は避けて通れません。はやり仕事を楽しくするための工夫が
大切だと思います。

職場にも笑い声が必要ですね。

身体の柔軟だけでなく、顔の筋肉を柔らかくして、良いサービスを
心がけたいと思います。


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2009年4月14日火曜日

プロ中のプロ




今年の米マスターズゴルフ選手権が終わった。

アルゼンチンの陽気なカブレラさんが3人でのプレーオフを
制し、優勝賞金約1億3500万円をさらって行った。
1回の大会でこれほどビックな賞金は凄い。
アメリカは本当に不景気なのか・・・

本命タイガーは6位、常連のミケルソンは5位、そして、
一番の健闘は、石川遼くんの話題に隠れていたが、
やはり日本の 賞金王「片山晋呉」選手。

日本人最高の4位となり、みごと賞金約3600万円を得た
のである。



片山晋呉選手は、勝つための研究と努力を怠らない、 ゴルファーとして
だけでなく実にクレバーな人物である。 ビジネスでも必ず成功すると思う。

現状の把握、強化すべき優先順位、そして計画立案、
実行、検証、改善というサイクルを重ね、より確実にターゲットに近づく。
おそらく自己認識・評価が正確なのだろう。

誰でも、自己評価が高すぎたり低すぎたりすると、
回り道することになりかねない。

ビジネスマンも、まずはマーケット内での自分の実力を知ることである。
もっと言えば、マーケットは上下に変化するわけだから、それに合わせ
て期待される実力も合わせていかなければならない。

片山晋呉選手とは、実際にも会ったこともあるが、決して威圧感はない、
どこにでもいる青年だった。尊大なところはひとつもなかった。

けれど、片山晋呉はプロフェッショナルだった。

ちなみにウチには片山晋呉フィギアが飾ってある。

今ではトレードマークの黄色いナイキのポロから別ブランドに変えている
そうだが、ウェアだけでなく、ゴルフはギア(道具)を使うスポーツと割り切り、
新しいギアを柔軟に取り入れる。進化に対して保守的にならない姿勢は
更なる成長を予感させる。

世界での活躍を期待したい。




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2009年4月7日火曜日

サクラサク

東京では今週が桜のピークでしょうか。

桜は学校を連想させます。

出身高校は校門から150mくらい、圧巻の桜並木が続いて
いました。教室の記憶は薄れても、桜並木の情景は今でも
残っています。

子供たちの入学式、どこの学校でも校門の傍に桜がありました。
桜咲く4月は年度の始まりでもあり、身が引き締まります。
桜は初心に返してくれます。

1年が52週あっても、桜は2週程度の一瞬の輝きのために
頑張っています。それでも十分に存在意義があります。
美しさと儚さと。夢は長くは続きませんが、また1年間雨風に耐え、
太陽の光を浴びて花咲く季節を迎えます。

桜の木も寿命があるようで、よく見られるソメイヨシノは人の寿命と
同じくらいです。

毎年一定の時期かどうかは分かりませんが、
我々人間は桜に比べれば、花咲く時間が長いと思います。
それに天候に関係なく自分自身の力で花咲かせることができます。


ここ浜松町大門周辺には桜を見られるスポットがとても多いです。
私の部屋の窓からも東京タワーの足元の桜がばっちり見えます。

増上寺、芝公園、そして旧芝離宮や芝大神宮あたりも本数は
少ないけれど、桜見物を十分に満喫できます。

お近くにいらした際は是非お立ち寄り下さい。

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2009年3月25日水曜日

WBC おめでとう!

昨日今日はWBCネタで大盛り上がりのニッポン列島。

侍ジャパン。優勝おめでとうございました。

大活躍だった侍たちの陰で注目したいのは、
ブルペン捕手で帯同した小山良男 氏(28歳)

松坂大輔投手の横浜高校時代の女房役が、タレントの
上地雄輔さんだったことは、最近のTV等で有名ですが、
上地さんから正捕手を引き継いだのは、まさしくこの小山さん。

高校時代、松坂投手がノーヒットノーランを達成し優勝した
夏の甲子園でもマスクを被っていました。

亜細亜大からJR東日本を経て、ドラフト8位で中日に入団。
4年間のプロ生活で引退し、現在はドラゴンズのブルペン
キャッチャーの仕事をしています。

野球エリートの小山氏は、残念ながら志半ばでプロを引退
したのかもしれませんが、こうして再び松坂はじめWBCの
日本代表投手の調整役として縁の下を支えたというエピソード
は、なんかイイ話ではないでしょうか。

優勝祝賀会では、ブルペン捕手である彼も胴上げもされた
そうですが、和を重んじる日本の素晴らしさを感じました。

全ての人にドラマがありますね。

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2009年3月17日火曜日

教育こそ発展の礎

とかく通信機器の接続は面倒だが、知れば簡単。繋がると便利だ。

最近、任天堂のWiiをインターネットで利用するために専用アダプタ
ーを購入して設置したのだが、一向に繋がらない。日曜日、サポート
に電話して悪戦苦闘の末、ようやく接続が成功したのだった。

カスタマーサポートの女性がパソコンの設定からLAN接続まで、電話
で1時間近く対応してくれただろうか。日曜日にしっかり対応してくれる
と本当に助かる。

ありがとうございました!

そう言えば80歳になる父も新しい携帯電話に換えて3ヶ月経つが、
相変わらず電話待ち受けのみの使用頻度である。通常より簡単な
操作のはずだが、未だメールすら送れない。孫とメールできるなどと
メール使用を促して、粘り強く教えてあげよう。

「Wiiのある生活」に近づき、ちょっとした達成感を得たものの、通信
ができるようになったWiiカラオケで娘たちは歌い放題だ。
その分春休みの勉強時間が削られるのかと思うと複雑である。

丁寧に教えてもらえば何のことは無いことでも、得意分野でない限り
教わらないと上手くできないのは、どの分野でも同じである。
「かけっこ」だって理論が分かっている人から教われば確実に速くなる
のだ。

中小の組織が一番弱い部分は社員への教育であるのだが、その手間
暇を織り込んで事業を推進していかないと、後々不便になるのは一緒
である。

急がば回れ。

「分かっているのは経営者のみ」では心もとない。
若い塾世代の人たちに、「技は盗め」といっても難しいだろう。
これからは教える仕組みを作り、教えることが上手な組織が発展する
のだと思う。

不景気の今こそ教育を疎かにせず、組織の土台を強化して行きたい。

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2009年3月10日火曜日

青い鳥

WBCの1次ラウンドは韓国に0-1と惜しくも敗れ、2位通過となりました。
「自分自身に腹が立っている」というイチロー選手の言葉でチームが結束し、
2次ラウンドで勝ち進むことを祈っています。

野球ネタで居酒屋へ一杯引っ掛けに行くサラリーマン諸兄も多いのでは? 
キューバは強いからな~、とか言って。

さて、居酒屋チェーンの単価は、よく2500~3500円と言われていますが、
更に低価格なお店が目立ってきました。女性2名でも焼酎ボトルと肴を頼
んで、二人で3500円、なんてお客さんも見かけます。 
確かに当社での飲み代単価も下がってきたような・・・。

一時の本格芋焼酎ブームから、安くて手っ取り早く酔える「焼酎甲類」へ
需要も変化しているのかも。
甲類で割って飲む、プリン体ゼロ、安くて美味しい「ホッピー」は売上げが
伸びているそうです。

ホッピービバレッジさん社内の乾杯は「ほっぴー!」って発声するそうです。
明るい会社で羨ましい。

サブプライム問題もさることながら、現在の不況は、平成の好景気に引っ
張られた供給の過剰と、実際の需要にアンバランスが生じていることに他
なりません。GDPが下がったのも、結果的に余分な経済活動によって
メタボ状態だったということでしょう。

今求められるのは、的確な顧客需要のキャッチとその成果(売上げ)です。

かつてダイエーの故中内オーナーは「売上げは全てを癒す」という名言を
残しましたが、それは今でも同じですね。

売上げを運んで来る顧客は、さながら幸せを呼ぶ青い鳥です。

童話“青い鳥”では、チルチルとミチルという貧しい兄妹が幸せの青い鳥を
探して彷徨い歩いたものの結局は見つからず、家に帰り疲れ果てて眠って
しまう・・・。そして夢から覚めると家で飼っていた薄汚れた鳩が青い鳥にな
っていた、というお話。

幸せは身近な所や心の中にあるという教訓でした。

身近にいる青い鳥には感謝して、大切にしていきたいですね。



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2009年3月3日火曜日

温かさに人は集まる

春3月というのに、まだ寒い。
今年は暖冬だったなんて実感できない。

世界経済は猛吹雪で荒れ模様。消費者心理も、懐も一層寒く感じる。

個人的には寒いのは決して嫌いではない。
寒いくらいのほうが頭は働くし、シャキッとする。

元来は怠け者であるゆえ、適度に緊張感が保てるくらいの寒さがあった
ほうが良いようだ。寒いからこそ、暖かさが欲しくなるし、それをありがた
く感じる。

さらに寒い北欧諸国のIT・エネルギー産業に学べば、
日本の将来も見えて くるのでは・・・。

そういえば、著名な脳科学者の先生が言ってたことを思い出した。
これは実験済みなのだそうだが、

“手を温めると他人に優しくなれる“という。

昔は「手の冷たい人は心が温かい」と、よく聞いたが、これは手が冷た
いわりに、実際は温かい人だったという慰めなのかも・・・?

世知辛いこのご時勢。置かれている環境が厳しいと、どうしても態度に厳しさが
表れがちだが、失ってはいけないものは、心の温かさとか優しさなのだろう。

ビジネスはシビアであるべきだが、相手の出口も考えてさし上げる優しさ
が無ければ、次のチャンスは寄ってこないと思う。

世の中狭いものであるし、今日の敵は明日の友と考えよう。
結果、温かい人に人が集まるのだろうから、恩義は”温義”とも言える。

さて、3月といえば卒業式。
名残惜しさに胸が痛み、優しい気持ちになれる季節でもある。

一方、企業の営業現場にとっては決算の追い込みで多忙な一ヶ月間。
弊社で御世話する税理士、公認会計士の方々にとっても、Busyシーズン。

今日のランチは、毎日食べても飽きない近くのラーメン屋さんで食べたが、
いつもお客さんが一杯で不況知らず。毎日がBusyだ。

3月3日は桃の節句。我が家の大きな雛人形も最近は出さずじまいだが、
バタバタ忙しくしているうちに、あたたかくなり、桜も咲き始めるだろう。

焦らず、やるべきことに集中したい。
会議も熱いコーヒーのマグカップを両手で握って、始めようか。

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2009年2月17日火曜日

ビジネスチャンスはどこに

GDPの恐るべき減少が景気の先行きをますます暗くしていますが、
バレンタインデー後に発表したのは、チョコの売上げを心配しての
ことだったでしょうか?

さて、そのバレンタインデーですが、今年は男性(オジサン)から女性
に贈るという「逆チョコ」を流行らせようとした流通業界の戦略に乗せ
られた人も結構いたでしょう。

それに、9割の女性が男性からの義理チョコを貰いたがっているという
某菓子メーカーの調査はいったい何の意味があったのでしょうか。

男性でも女性でもタダで戴ける義理チョコなら、誰も拒まないはず・・・。

不景気の今、女性とのコミュニケーションのためなら多少の出費には
大らかな男性をターゲットとしたのかもしれません。

購買層を変える逆転の発想で伸び悩む市場を拡大しようとした努力は
評価できると思いますが、どちらにしても消費者は操られているのです。

また先日は、このところ顧客数を拡大しているという会計人の先生から
お話を聞きました。東京から2時間の地方都市で開業し、週1回は首都
圏でも仕事をされているようでした。

地元にも少ないながらも資産家が居て専門家の支援を欲しがっている。
専門特化した有資格者も少ないので、質の高い仕事をすれば紹介に
つながり顧客も増やせる、との事でした。

地方でもアンテナが高い方は情報収集に積極的です。
ビジネスは首都圏一極集中に見えますが、地方でも首都圏同等のクオ
リティとサービスを提供できれば、一人勝ちになる可能性があります。

自分の得意分野で競争相手がどれくらいいるかで商売のエリアも顧客層
も変えていく必要があるのでしょう。

格差の中にもビジネスチャンスは眠っています。

たしかに全てが供給過剰の状態ですが、需要が少なくても供給者が少なけ
ればチャンスがありますよね。
また、過剰に余ったものも再利用方法を考えれば、ビジネスになります。

現状の景気の中、納得行く価格設定ができるかでしょう。

14日の日、我が家の冷蔵庫は娘達の手作り生チョコレートで一杯でしたが、
残念ながら僕には回ってきませんでした。ターゲットではなかったようです。

一番の優良顧客(スポンサー)を無視するなんて・・・

でも、社内ではちゃんと義理チョコいただきました。ありがとう。
ホワイトデーは期待してね!

「消費は感情で行われるものなのです」

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2009年2月11日水曜日

やはりベンチャースピリット

20代の知人から、会社を辞めるという連絡をもらった。
聞けば起業するという。彼は学生時代からITベンチャーでインターン
をしながら起業する機会をうかがっていたので十分に納得できるが、
やはり現職企業が極度の業績不振であることも起業に踏み切らせた
原因の一つだろう。

今後、彼のように起業する人が増えるかもしれない。

思い返せば10年前にも同じような状況だった気がする。
人材面では、日産リバイバルプランに代表される大手企業のリストラ、
再就職支援、新卒採用の抑制。経営面では、利益が出ていない新規
事業の凍結など・・・

経済環境がマイナスに変化する途上では、働く人のモチベーションが
下がり、組織の閉塞感が充満する。
自由なベンチャーを夢見て会社をスピンアウトしていく人が、また増える
だろう。

しかし今回は若干事情が違う。

前回はインターネットの黎明期で、ITを活用したちょっとしたアイディアが
事業として成立した。小資本のベンチャーが加速度的に成長する絵を
描けたけれど、あれから10年、ITの普及により隙間は狭まり、逆に新規
事業化の難易度はかなり上がっていると思う。

それだけに、シンプルに考えることが大切だと思う。

いつの時代も求められるのは支払うコストに対する顧客の満足度。
そのバランスが崩れた時、ビジネスモデルが崩壊するのだ。

逆に時勢にあったコストでのプロダクトを提供できれば勝てるチャンス
が生まれる。


また、最近地方で開業する税理士の先生から、
東京で事務所を立ち上げるので、そこで働いてくれる人材を欲しいと
のお話をいただいた。しかし、直接雇用する気持ちは無く、独立志望の
税理士の方とパートナーを組んでいきたいという。

独立には資本、顧客、そしてノウハウ・専門分野が必要だ。
どれかが欠けていると夢で終わる可能性がある。
単独で考えるより、パートナーを得ることで独立の実現性が高くなりそうだ。

事業展開したい側と、これから事業を起こしたい側。
双方にとってメリットあるプランを考えるのが、我々マッチングビジネスを
追及する立場の新たなテーマとなる。

ここが創造力とベンチャースピリットの発揮しどころ。
真剣に探せば道は開けると信じている。

行動あるのみ!

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2009年2月3日火曜日

東北東を見ながら食べる。

ご存知の通り、上場企業の業績予想が毎日のように
日経新聞の投資・財務欄で開示されている。

ためしに「増収・増益・上方修正の記事には上向きの↑の印」を、
「減収・減益・下方修正の記事には↓の印」を、ピンクの蛍光ペン
で付けていく。(これは以前FPの継続教育講座で教えてもらった
“日経新聞の読み方”の一つ)

予想通り、減産、減益、下方修正、業績悪化、赤字転落、・・・と、
↓印を付ける記事ばかりが目立ち、気が滅入るほどの現実。
この3月期は200社以上が赤字の予想だという。

だからといって、↑もゼロではない。
この沈滞ムードに決して流されてはいけないと思う。

リスク管理が出来ていたり、内需を掴んだ企業は今期も伸ばしている。
実際、金融を除く約1800社中約200社は上方修正をしているのだ。

大企業は大幅な人員削減などでコストカットを断行し、この景気減速
に備えているのだろうが、対するベンチャーは元々管理コストを軽くして
最小限の人員で事業を行っているはず。

だから、コストカットだけではしのげない。
売上げの確保が最優先だ。

簡単には売上げ拡大の特効薬は見つからないのだか、
何かしらの行動に移したいところ。

最近、日々のおこないで心がけているのが、
・ 最良の結果をイメージしたプラス思考
・ 周囲への感謝と共生の意識
・ 元気な人に出会う

顧客が満足することを粛々と追求するのみである。

さて、本日は節分。
今年の恵方は東北東らしいが、東は春を、北は上昇をイメージできる。

恵方巻き食べて、豆まきして、福を呼び込みますか!

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2009年1月20日火曜日

不安と期待の1月20日

やはりテレビで見たのだが、キューバという国に大変興味を持った。

キューバ革命以降の経済制裁により、決して豊かとは言えないが、
様々な知恵で独立国を維持している。

たとえば・・・
農業の自給率は非常に高いが、これは堆肥の研究など効率的な
農業を推進した結果である。かつての同盟国ソ連の崩壊で、農作物
の輸入が減り、著しく困窮したことよって導き出された知恵の成果
なのだという。

また、他国に沢山の医師を派遣し、貿易相手国から有利な条件で
物資を輸入しているらしいが、ベネズエラからは石油を1/4の価格
で輸入しているとのこと。

とても意味あるギブアンドテイクではないかと感じる。

キューバは何十年もアメリカと貿易をしていないがために、50年代の
クラシックカーが街を走るようなノスタルジックな夢の国となった。
音楽も実にファンタスティック。観光立国としても魅力ある国になるだろう。
一度は行ってみたい国だ。

一方、消費減速が強まる日本。
世界からみれば、まだまだ豊かな国だと感じるが、待ったなしで国も企業
も何とかしなければならない状況でもある。
とにかく皆が真剣に知恵を出し合って前に進まなければならないが、
「窮すれば通ず」と信じて、ひたすら考え、行動するのみである。

国内では政治も経済も不安一杯だが、
当社として見た場合はこの経済環境を乗り切るため一層団結し、
知恵と勇気で、道を切り開けるのではないかという期待もある。
ここが実力の発揮しどころだ。

さて、米国時間20日の12時(日本時間26時)にはオバマ新大統領の
就任式がある。 
歴史が変わる瞬間に、200万人以上という空前の人数が集まると
言われているが、世界の不安を解消する所信表明演説に期待したい。

あらためて、   YES! We Can .

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2009年1月12日月曜日

自分史に刻む

日曜日のテレビ番組「行列が出来る法律相談所」からの話。
毎週欠かさず見ているわけではないが、最近は法律相談というよりも、
タレントの島田紳助さんが仕切る「人間応援」をテーマにした感動番組と
いう趣旨で拝見している。

ちなみに、僕は伸助さんを特別好きとか嫌いとかで見ていないけれど、
このところの活躍を見るにつけ、間違いなく優れたコンテンツ・クリエイター
であるとは認めている。

今回も紳助さんの挑戦を見せてもらった。

「時速100K以上での50球連続投球」

僕も多少の野球経験者だが、これは野球経験が無い52歳の素人では
到底不可能な気がするが、見事に達成してしまった。

テレビの世界だから、ちょっと眉唾で見てしまいがちだが、中高年に対する
応援と同時に、彼自身が自分史の1ページを作るために挑戦したのだという
メッセージは受け取れた。

難病を持つ子供への激励やカンボジアに学校を作る際も、
「偽善者と言われてもいい。自分のような人間でも何らかの影響力はある。
やらないよりやったほうがいいんです。」と話していた。

そう。良いところだけ抜き取れば、何事もやらないで悶々とするよりも、
失敗したとしても挑戦したほうが、精神的に前進することは間違いない
だろう。そして周りの人もその努力を認めて支援をしてくれるものだ。
(期待はできないが)

ライフプランの設計でも、結婚するとか家を買うとか、自己実現のために
計画するのだが、その通り行くことはまずないだろう。途中で修正また修正
の上書きとなる。

あとで振り返ってみた時、変化があった年や壁を乗り越えた事が自分史に
刻まれる。 歴史の教科書でも年表にあるのは「乱」や「事変」ばかりだ。

「変化への対応」というのは当たり前のこと。
外から受け取る事変ばかりでなく、自分の内から革新を起こし、周りに良い
影響を与えられたという事実が価値を生む。

2009年も自分史に刻まれる、記憶に残る年になれば良いと思う。

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2009年1月3日土曜日

タスキを繋いだ先

2009年! 新年あけましておめでとうございます。
今年も明るく元気に、そして楽しく仕事をしていきたいと思います。

さて、正月恒例の「大学箱根駅伝」は、なぜか毎年見てしまう
スポーツイベントです。今年もいろいろなドラマがありました。

・山登りの快走が生んだ東洋大の初優勝
・8位入賞で43年ぶりシード権獲得の大健闘明治大
・予選会最下位ながら、本戦でタスキを最後まで繋げた
 青学大(我が母校)etc・・・・

この単純な競技が、しかも実業団のレベルに比して決して高いわ
けではない大学箱根駅伝に何故何時間も見入ってしまうのでしょう。

タスキをつなぐ10人の合計タイムが問われる箱根駅伝は、たとえ
一人のスーパーランナーがいても優勝は難しい。チームには才能
溢れるオリンピック強化選手もいるが、学生生活最後の走りに賭
ける選手も混在しているわけで、大学を代表して4年間という期限
付きの晴れ舞台で全力を尽くす彼らの思いが、見ている者の心に
熱く響いてくるのだと思います。

一本のタスキによって個人から団体競技に変わり、選手にとっては
使命感や犠牲心といったチームへの貢献が最大の目標となってくる。
非常に日本人的ではあるけれど、自分が今生かされているのは周り
の人がいるからこそ、と感じるのではないでしょうか。

どちらの企業にとっても未だ先行き不安な2009年ですが、働く個人
にとってみれば、自分が帰属するチームへの貢献が組織を強くする
ことにつながります。どんなポジションであってもチームに必要な存在
になること、そして成果を出すことが生き残りの必須条件だと思います。

結論としては、プロフェッショナルになることしかないと思います。

一方、企業は所属する社員がプロフェッショナルになる道を作らなけれ
ばなりません。

企業で働く誰もが目標までタスキを繋ぐランナーであり、欠かせぬ存在に
成り得ることは言うまでもありません。
タスキを繋いだ先に本当の成功が見えてくるのではないでしょうか。

今年も志高く頑張りたいと思います。本年も宜しくお願いいたします。


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