2013年10月16日水曜日

「フロンティア精神」

先週末、仕事がらみでスリランカに旅行して来ました。

若干馴染みの薄い国でしたが、
実は大変な親日国家であり、
観光やビジネスで日本との関係性も深まる可能性を感じました。

人口は約2000万人、国土は北海道の約80%。
2009年に終結した30年にも及ぶ内戦で出遅れましたが、古くは東インド会社の出先があり、欧州とアジアのハブの役割を果たしました。
遠浅海岸に囲まれる隣の大国インドでは作れない大型船が泊まれる港があります。

今回訪問した首都コロンボでは、
街の再開発が盛んに行われ活気がありました。
南側のリゾート地でも開発計画が目白押しで、
ヨーロッパから避寒地目的の観光客が増え年間100万人を超す勢いとのこと。
スリランカに住む日本人は現在900人足らずでまだ少ないですが、
今後台湾やシンガポールそして香港のような役割をしていくことでしょう。
それらの国ではそれぞれ2万人以上の日本人が暮らしています。
フロンティア精神のある多くの日本人がスリランカとのビジネスを広げて両国が共存共栄することを願っています。

海外勤務を希望する転職希望者でも安定成熟した欧州や米国を希望される方がいますが、
会計税務系人材ではアジアで期待されることが多いのは事実です。
中国、タイ、ベトナム、シンガポール・・・日本企業も東南アジアに目が向いており、
ゆくゆくはスリランカで日本人の会計人が求められる日が来ることでしょう。
チャレンジした人に成功のチャンスがもたらされるものと信じたいです。



税理士・公認会計士の転職相談、採用支援ならREX