2014年8月19日火曜日

本物のチームワーク

夏の甲子園、高校球児の熱い戦いぶりが毎日のように伝えられています。
1年生投手が頑張っているようですね。
入学して数か月の1年生エースの活躍はエピソードとしては映えますが、チーム内では様々な軋轢があったはずです。
1年2年とチームで努力してきた上級生を押しのけてレギュラーの座を掴んだことで、周りの選手の気持ちの配慮など、成長途上の生徒を管理する監督さんや部長さんのご苦労は多いことでしょう。

チームが勝つためにベストメンバーを組むことが必要なのは皆アタマでは分かっています。
でもレギュラーと準レギュラーそして試合に出れない部員・・・それぞれの立場での苦しみはいつの時代も存在します。
私も高校時代のバスケ部ではスタメンの次あたりの選手でしたから試合に出れない悔しさはよくわかります。
でも強くなるためには、個を磨いた上での本物のチームワークが必要なのです。

会社も新卒入社して数年は同期横並びですが、2~3年目あたりからは差が出て、実力のある若手社員は上を追い抜いて行きますね。
大手ともなるとさらに30代40代での出世争いは非常にシビアです。中途で構成されるベンチャーも会社が大きくなってくると、後から入ってくる社員が地頭は優秀だったりします。

さりとて組織もチームスポーツもエース一人では勝ち続けることはできません。ましてや実績ある助っ人も直ぐにチームの幹部にはならないことを皆知っていますよね。

会社勤めは長期の勝負です。年次に応じた功績を上げられる人望の厚い社員が幹部になることが望ましいはずです。
チームへの思いが強く、目標に向かってメンバーを盛り上げていける人がリーダーになって欲しいと願う経営者は私だけではないでしょう。


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